エクイニクス、日本国内でさらに拡張、 大阪で最初のデータセンターOS1をオープン

エクイニクス・ジャパン株式会社

From: PR TIMES

2013-12-05 10:26

新しいキャリアニュートラルデータセーターで、グローバル企業の大阪進出を支援

インターコネクションおよびデータセンターサービスをグローバルに展開するクイニクスは本日、大阪で最初のInternational Business Exchange(TM) (IBX(R))データセンター「OS1 データセンター」をオープンすることを発表しました。このOS1データセンターはO-BICの支援のもと、大阪および関西で最大級の回線事業者である株式会社ケイ・オプティコムおよび株式会社関電エネルギーソリューション(KENES)と共同で開設したものです。エクイニクスがキャリアニュートラルデータセンターを大阪に開設することで、グローバル企業による日本で2番目の巨大市場である大阪への参入と共に、西日本の企業の海外への拡大を支援して参ります。

カリフォルニア州レッドウッド・シティおよび大阪-2013年12月5日-インターコネクションおよびデータセンターサービスをグローバルに展開するEquinix, Inc.(Nasdaq: EQIX、日本法人代表取締役 古田敬、以下エクイニクス)は本日、大阪で最初のInternational Business Exchange(TM) (IBX(R))データセンター「OS1 データセンター」をオープンすることを発表しました。このOS1データセンターは大阪外国企業誘致センター(Osaka Business & Investment Center、略称=O-BIC)の支援のもと、大阪および関西で最大級の回線事業者である株式会社ケイ・オプティコム(所在地:大阪市北区、代表取締役社長:藤野 隆雄、以下ケイ・オプティコム)および株式会社関電エネルギーソリューション(本社:大阪市北区、代表取締役社長:白井 良平、以下KENES)と共同で開設したものです。エクイニクスがキャリアニュートラルデータセンターを大阪に開設することで、グローバル企業による日本で2番目の巨大市場である大阪への参入と共に、西日本の企業の海外への拡大を支援して参ります。


発表のハイライト


大阪は日本で2番目に大きな市場である関西地方の中心で、そのGDPは日本円で約100兆円と韓国全体のGDPに匹敵します。この市場規模とロケーションの良さもあり、エクイニクスにとって、大阪は既存の東京の拠点に続く第2の参入市場となります。この展開により、エクイニクスの日本国内のデータセンターはネットワークおよびロケーションの多様性、そして大阪−東京間とグローバル市場を繋ぐネットワーク環境を提供できるようになります。今回の開設時は第1フェーズとして320ラックを提供し、2014年には800ラック超の規模まで拡張する予定です。

OS1はキャリアニュートラル(通信会社に対して中立的な)なデータセンターであり、多国籍通信キャリアはケイ・オプティコムのアクセス回線を介して顧客へのサービスを提供すると共に、複数の日系、外資系通信会社との相互接続が可能となります。OS1を利用するお客様は、これにより950を超える国内外の回線キャリアがアクセスするエクイニクスのグローバルプラットフォームアクセスすることができます。また、大阪のネットワークハブのひとつである堂島に直結していることから、OS1は大阪をグローバルネットワークと繋ぐネットワークハブとなります。

デジタル経済のバックボーンとしてPlatform Equinix(TM) は全世界で4,400を超えるお客様に利用されています。そして相互接続の場として彼らの事業拡大を支えています。データセンター内のお客様はPlatform Equinix(TM) を通じ、ビジネス拡張に必要な潜在的なビジネスパートナーや顧客とつながる大きなマーケットプレイスに参加して、自社のITインフラやサービスを直接パートナー企業に提供することも可能です。さらにエクイニクスのインターネットエクスチェンジ(EIE)を介して幅広い回線事業者から選択してピアリングし、また多数の事業者からサービスを選択する事で最適なトランジットルートを確保し、遅延の削減及びパフォーマンスを最大限に向上させることが可能になります。

日本国内の地震による懸念が広がる中、OS1は電源供給や洪水といったリスクを回避する対策を十分に取っています。電源システムについては、完全冗長構成で、何らかの理由により地域内の商用電源供給が停止した場合のバックアップ用の自家発電設備が備えており、万が一の環境災害時にも耐えうる設備です。OS1はまた最新の免震構造で設計されており、予想されうる最大限のの震度に備えた設計となっています。

KENESは、エクイニクスが世界で展開するデータセンターの設計・メンテナンスノウハウと自社の豊富な技術・知見・経験を融合させ、ユーティリティサービスの提供を通じて、OS1の世界最高水準のグローバルデータセンターの構築と運用をバックアップします。


コメント


エクイニクス・ジャパン 代表取締役 古田 敬のコメント
「ケイ・オプティコム様、KENES様そしてO-BIC様のご協力のもとOS1をオープンする事ができ、心より感謝しております。エクイニクスのグローバルプラットフォームを大阪に展開する事により、世界水準のデータセンターサービスと、ネットワークの拡張性と多様な接続性を、国内外のお客様に提供する事が出来る事になります。クラウド、コンテンツ事業者、回線事業者そして金融機関にとって日本における2つのメインとなるハブにおける多様な回線の選択肢を提供し、迅速かつ低コストな基盤を構築する事で、大阪を中心とする西日本での情報通信基盤の充実に貢献が出来る事を目指して行きたいと思います。」

京阪神ビルディング株式会社 代表取締役社長 中野 健二郎氏コメント
「当社がこれまで培ったデータセンタービルのノウハウを活かした7棟目の新データセンタービルにおいて、エクイニクスのOS1 IBXデータセンター開設に携わる事が出来た事を大変嬉しく思います。OS1の誕生により、大阪をグローバルネットワークのハブとしての機能を発展させる事で、国内外のグローバル企業の大阪への誘致のみでなく、関西圏の企業のグローバル化も促進される事を期待しています。」


参考リンク

・ プレスリリース:JPNAP、エクイニクスの東京第4 IBXデータセンターに新たな接続ポイントを開設し、ピアリングを拡大( (リンク ») )
・ プレスリリース:エクイニクス、東京で4番目となるデータセンターを開設( (リンク ») )
・ プレスリリース:エクイニクス、ケイ・オプティコム、関電エネルギーソリューションと提携し、 大阪で初めてとなるグローバルデータセンターを開設( (リンク ») )
・ エクイニクス ブログ: A Tale of Two Cities - Equinix to Develop a New Data Center in Osaka( (リンク ») )

Equinixについて
Equinix, Inc. (Nasdaq: EQIX) は、世界で最もネットワーク密度の高いデータセンターにおいて、4,400社以上の顧客企業、ならびにパートナー企業との間で、相互接続できる環境を提供しております。現在、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋における31の戦略的都市において、世界の様々な企業にEquinixのインターコネクションプラットフォームを活用していただいています。詳細は (リンク ») を参照ください。


将来の見通しに関する記述について
本ニュース・リリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュ・フロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、Equinix,Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix,Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix,Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュース・リリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。
EquinixおよびIBXは、Equinix, Inc.の登録商標です。International Business Exchangeは、Equinix, Inc.の商標です。


本件に関するお問い合わせ先

エクイニクス・ジャパン株式会社
マーケティング 武堂貴宏
TEL: 03-6402-6925
Email: tbudo@ap.equinix.com

株式会社トウキョウ ブランディング シーメディア
海藤 みどり
TEL: 090-9309-6125
Email: mkaito@tokyobcm.jp

プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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