アルテラ、高性能FPGA向け高効率電力変換ソリューションを発表

日本アルテラ株式会社

From: PR TIMES

2014-04-08 13:10

 プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は、米国時間4月7日 (日本時間:4月8日)、ボード開発者がポイント・オブ・ロード電力ソリューションを設計し、最小のシステム電力で最高のFPGA性能を容易に達成できる新しい電力変換ソリューションの提供開始を発表しました。

 この新しい電力変換ソリューションである「モノリシック40Aドライバ・プラス・シンクロナスMOSFETパワートレイン」は、アルテラの高性能Stratix(R) V、Arria(R) 10、およびStratix(R) 10 FPGA & SoCの主要要件を満たすよう最適化されています。当ソリューションは、システム・デザイナが高性能FPGAを自社のシステムに統合する際に必要な高集積で高効率な電力変換を可能にします。

 この新しいパワートレイン(型番:ET4040)は、高性能FPGA、プロセッサ、およびメモリの厳格なコア電圧条件を満たします。システム・デザイナは、40Aパワートレインを利用して、シングルフェーズあるいはマルチフェーズ構成で、FPGAのコア・サプライ・レールに電圧供給します。また、当製品はDDR3、DDR4、およびQDRメモリ向けのVDDQサプライ・レールで使用できるほか、ハイエンド・サーバおよび通信インフラ・システムで使用されるASICおよびASSP向けのあらゆる高電流サプライ・レールに使用可能です。

 アルテラ パワー・ビジネス・ユニット担当マーケティング・ディレクターのマーク・デビッドソン(Mark Davidson)は、「過去1年間、当社はシステム開発者が求める性能、電力密度、および効率性を持つアルテラのFPGAおよびSoCを動作させるために最適化された、さまざまなソリューションを提供してきました。このパワートレインは、アルテラのPower SoC DC-DCコンバータを補完し、最も厳密な条件を満たし、必要とされる性能を提供するよう最適化された、最小かつ最も効率的な電力ソリューションによる新しい製品設計方法をシステム・エンジニアに提供します」と述べています。

 ET4040パワートレインは、インダストリアル温度範囲(-40℃~+85℃)で、かつ4.5Vから14Vまでの入力範囲にわたり、40Aの定常的出力電流を提供します。当製品は、高周波数(最大3MHzのスイッチング周波数)で高効率を達成しながら、低Rds-onと低スイッチング損失を実現しています。当デバイスのオンボード電流センス技術により低損失インダクターの使用が可能になり、信頼性及び温度特性の大きな改善が図られます。

出荷時期
 アルテラのET4040モノリシック40Aドライバ・プラス・シンクロナスMOSFETは、現在出荷中です。同製品の詳細は、アルテラのウェブサイト(www.altera.co.jp)、またはアルテラの販売代理店までお問い合わせください。

アルテラ・コーポレーションについて
 アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD、ASIC など、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。

アルテラの FPGA/CPLD、ASIC に関する詳細情報は、同社ウェブ・サイト(www.altera.co.jp)をご覧ください。Facebook、Twitter、LinkedIn、Google+、RSS でも情報提供を行っています。

ALTERA, ARRIA, CYCLONE, HARDCOPY, MAX, MEGACORE、NIOS, QUARTUS, STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、 (リンク ») に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。  

プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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