日立ソリューションズ、アジャイルからウォーターフォールまでの開発を支援するコラブネットの「TeamForge ALM プラットフォーム」を日本で提供開始

コラブネットジャパン株式会社

From: PR TIMES

2014-09-12 15:00



株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:佐久間 嘉一郎/以下、日立ソリューションズ)はCollabNet(R)(本社:米国カリフォルニア州サウスサンフランシスコ、CEO:ビル・ポーテリ、以下、コラブネット)と、同社がクラウド上で提供するソフトウェア開発管理プラットフォームの販売代理店契約を締結しました。
主要製品である「TeamForge ALM※1プラットフォーム」は、ソースコード管理からチケット管理、文書共有、ビルドやテストの自動化、リリース管理など、多くの機能を備え、ソフトウェア開発をトータルに管理する統合プラットフォームです。ウォーターフォールやアジャイル、チケット駆動開発※2、DevOps※3など、さまざまな開発手法で利用することができ、約10万人規模のグローバルな開発での実績があります。
日立ソリューションズは、このたび、国内で唯一の販売代理店となります。

昨今、サプライチェーンのグローバル化が進む中、海外の複数の開発拠点が協業してシステムを開発するケースが増えています。各拠点では独自の開発ツールやテストツールを利用しているため、本社ではプロジェクトの進捗状況を把握できず、品質にばらつきが出るという問題が起こっています。

コラブネットは、約15年間、クラウド上で協調型や分散型で開発する複数の企業に、ソフトウェア開発の計画からコーディング、ビルド、テスト、リリースまで、そのライフサイクルをトータルに管理するソリューションを提供してきました。
そのノウハウを生かして開発された「TeamForge ALMプラットフォーム」は、ソフトウェア開発に必要なあらゆる機能を搭載しており、散在する開発拠点におけるツールや開発プロセスの統一、プロジェクト全体の進捗や問題の可視化を実現します。また、ツールや開発プロセスの組み合わせのテンプレート化や、社内の知的財産(インナーソース)の再利用によるガバナンスの実現、バグなどの不良のトレーサビリティなどが特徴です。導入企業数社では、開発時間の50%を削減することができました。※4

日立ソリューションズは、開発手法や開発ツールを研究する専門組織にて、アジャイル開発やDevOpsにいち早く取り組み、ノウハウを蓄積してきました。また、幅広い業種の企業に向けてソフトウェア開発支援サービスを提供しています。「TeamForge ALMプラットフォーム」は、日立ソリューションズが今後、これらの経験を生かして提供を予定しているアジャイル開発ソリューションやDevOpsツールの導入支援サービスの中核を担う製品となります。

今後、日立ソリューションズとコラブネットは、複数の拠点でソフトウェア開発に取り組む企業や複数プロジェクトの管理、オープンソースの管理コスト、開発ツール間の連携に悩みを抱えている企業、アジャイル開発を検討している企業などに向けて、コンサルティングからシステム導入、運用・保守、教育まで、ソリューションを提供していきます。

※1 ALM:Application Lifecycle Management。アプリケーションソフトウェアを開発・運用するに当たり、そのライフサイクル全体を総合的に管理することでソフトウェアの品質や開発生産性、変化への対応力などを向上させようという考え方や、そのためのプラットフォームツールのこと
※2 チケット駆動開発:作業をタスクに分割しBTS(Bug Tracking System/バグ管理システム)のチケットに割り当てて管理を行う開発手法
※3 DevOps:開発(Development)と運用(Operations)が協力し、ビジネス要求に対して、より柔軟に、スピーディに対応できるシステムを作り上げるためのプラクティス
※4 :コラブネットによる調査結果

■ 「TeamForge ALMプラットフォーム」の特徴

1.アジャイルからウォーターフォールまでの開発に必要なあらゆる機能を搭載
ソフトウェア開発に必要なソースコード構成管理機能(Subversion、Git)、課題・バグ・要求チケット管理機能、文書管理機能、フォーラム機能、ビルド・テスト自動化機能、レポート機能、コードレビュー機能、リリース管理機能、Wiki等を搭載しています。またアジャイル開発に必要となるイテレーション単位のプラン計画機能、バックログ管理機能、バーンダウンチャートをはじめとしたプロジェクト管理機能を搭載しています。さらにサーバー設定ツール「Chef」やアプリケーションライフサイクル管理ソフトウエアなど、外部ツールとの連携も可能です。

2.社内の知的財産の再利用を促進するプラットフォーム
社内の他のチームが設計したソフトウェアの検索、開示、再利用できる機能により、これまで活用できなかったインナーソース資産を有効活用できるようになります。検索や開示はロールベースの詳細なアクセス制御によって適切に制御可能なため、組織はその知的財産戦略に従って管理できます。

3.ツールや開発プロセスの組み合わせのテンプレート化による業務効率の向上
あるプロジェクトで利用したツールとの連携機能、開発プロセス、アクセス権限の設定(成功事例)をテンプレート化し、他のプロジェクトに簡単に利用することが可能になります。これによって組織全体の生産性を向上させることが可能になります。

■ 提供価格
1ユーザあたり年間88,000円 (年間サブスクリプション契約、クラウドサービス利用の場合)
※100ユーザ以上で利用する場合、ボリュームディスカウントがあります。
※オンプレミスでのご提供につきましては、別途ご相談ください。

■ 提供開始日 2014年10月1日

■ エンドースメント
1.コラブネット CEO  Bill Portelli氏(ビル ポーテリ)
「現在、当社ではアジア太平洋地域のサポートを強化していることから、今回、日本において日立ソリューションズとパートナーシップ契約を結び、彼らの大規模なエンタープライズ顧客基盤向けに製品を提供できることを大変嬉しく思っております。日立ソリューションズは一流のソリューション・プロバイダであり、彼らとの協業により、日本の企業が高品質のソフトウェアを社内外のエンドユーザに迅速にデリバリーできるようになるものと確信しております。」

2.コラブネット アジア太平洋地域担当シニア・ディレクタ Kevin Hansen氏(ケビン ハンセン)
「日本の開発者は、ガバナンスやアプリケーションソフトウェアの開発/保守といった、ALMソリューションの恩恵を理解しています。今回のパートナーシップ契約により、日立ソリューションズは、ツールやプロセス、開発者の所在の違いに関わらず、プランニングからデリバリーまで、ソフトウェア開発のライフサイクル全般に渡りトレーサビリティと可視性を実現するALMソリューションを提供できるようになります。」

3.日立ソリューションズ 産業・流通ソリューション事業部エンベデッドソリューション本部長 平間 顕一
「日本の開発現場は、市場のグローバル化が加速する中、競争力の高い製品をいかに迅速に市場にリリースするかを、日々、模索しています。このたび、コラブネットと販売代理店契約を結び、彼らの長年にわたるアジャイル開発の知見や『TeamForge ALMプラットフォーム』を活用することで、当社は開発ツール間の連携、分散拠点によるプロジェクト管理の問題などのお客様の悩みを解消することができると確信しております。」

■ コラブネットについて
コラブネットは、クラウドによるアプリケーション・ライフサイクル・マネージメントのソリューションにおけるパイオニアです。コラブネットは、あらゆる規模の組織のソフトウェア開発を支援するために、アジャイル・コンサルティングとトレーニング・サービス、業界をリードする製品を提供します。
主要製品である「TeamForge ALMプラットフォーム」では、広範囲に分散されたチームのコラボレーションと業務効率を高めるために、オープンで拡張可能なソフトウェアの開発と配信のプラットフォームを顧客に提供します。また、小規模のチームに向けて、Subversion、Gitおよび「TeamForge ALMプラットフォーム」のクラウドホスティング用バージョンである「CloudForge」を提供しています。これにより、オンデマンドですぐにプロジェクトを開始することができます。
コラブネットは、10年連続でSD Times 100の業界イノベータとして認められており、業界アナリスト・リポートの中で「アプリケーション・ライフサイクル・マネージメント・ツール」におけるリーダーとして位置付けられています。
会社紹介URL: www.collab.net

■ 日立ソリューションズについて
日立ソリューションズは、日立製作所 情報・通信システムグループの中核の企業です。お客様の業務ライフサイクル全般にわたり、豊富なソリューションを全体最適の視点で組み合わせ、ワンストップで提供する「ハイブリッドインテグレーション」を実現します。日本全国に拠点を構え、海外では中国・アジア、北米、欧州のグループ会社を核としてワールドワイドにお客様にとって価値の高い製品・サービスを提供しています。
会社紹介URL: www.hitachi-solutions.co.jp

※CollabNet、TeamForgeおよびCloudForgeは、CollabNet社の登録商標です。
※Subversion は、米国またはその他の国におけるApacheソフトウェア財団の登録商標です
※ハイブリッドインテグレーションは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。

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<本件に関するお問い合わせ先>
■日立ソリューションズ
ホームページ: (リンク »)
Tel:0120-571-488
■コラブネット・ジャパン
ホームページ: (リンク »)

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