ACCESSとボスコ・テクノロジーズ、 SDNを用いたネットワークソリューションの開発・提供において協業

株式会社 ACCESS

From: PR TIMES

2014-10-29 11:00

-通信事業者、データセンター、エンタープライズのネットワーク仮想化を加速-

 株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下ACCESS)と株式会社ボスコ・テクノロジーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 經正、以下 ボスコ・テクノロジーズ)は、SDN(※)技術でネットワーク仮想化への効率的な移行を実現するソリューションの開発・提供において協業していくことで合意した旨を発表します。



 合意に基づき、通信事業者からエンタープライズに至るまでネットワーク設計における基幹システム開発とコンサルティングの実績があるボスコ・テクノロジーズと、ネットワークソフトウェアおよびスイッチの設計・開発・運用において豊富な市場実績を有するACCESSは、両社の強みを持ち寄り、通信事業者やデータセンター、エンタープライズが次世代システムのサービス開発において抱える、既存ネットワーク環境の複雑性やリソースの最適化における課題を解決する、ネットワーク仮想化のためのパッケージソリューションを共同で開発し、提供してまいります。

 第一弾として、ボスコ・テクノロジーズが開発したキャリアグレードのアプリケーション接続サービス(AP-GW)アプリと、ACCESSが開発したSDN/Openflow対応次世代スイッチ「AEROZ(TM)(エアロス)」を活用することで、通信事業者や、データセンター、エンタープライズのシステムにおいて、インターネットプロトコルBGPとOpenFlowなどのSDNコントローラと連携するAP-GW化を支援いたします。2014年12月中にプロトタイプの実装を目指して、両社で開発いたします。
 
 ボスコとACCESSのパッケージソリューションを活用することにより、データセンターでは、次世代ネットワークを即座に構築し、ネットワーク帯域資源を有効利用することが可能となります。また、通信事業者などの広域網に導入することにより、サービス主導のネットワークを柔軟に、かつ迅速に制御することが可能なります。セキュリティ対策としても応用できます。

 世界的なスマートデバイスの普及、ビッグデータ市場の拡大とともに、通信事業者や企業のネットワークに掛る負荷は急増しています。こうした流れに対応し、増大するトラフィックの制御をソフトウェアにより柔軟に実現するSDNの導入が、国内外で本格化してきています。然しながら、多くの場合、既存IPルーティングプロトコルへも対応しつつ、SDN導入のためにすべてのスイッチの入れ替えが必要となり、SDNコントローラへの負荷はさらに増大することになるため、ネットワークのスケーラビリティ強化が最優先課題となっています。こうした背景の下、この度、ACCESSとボスコ・テクノロジーズは両社技術をパッケージ化しワンストップで提供することにより、ネットワーク運用のCAPEX、OPEXを抑えつつ、円滑なネットワーク仮想化への移行を支援してまいります。

 なお、「SDN Japan 2014」(日時:10月30日~31日、於:恵比寿 ザ・ガーデンホール ザ・ガーデンホール/ルーム)にて、ボスコ・テクノロジーズより「SDN/NFVの実用化を通じて、今後必要となる技術と実務を考える」と題した講演が予定されています。
詳細は (リンク ») をご覧ください。

※ SDN(Software Defined Networking): ネットワーク構成を動的に設定するために、ネットワーク全体をソフトウェアで制御(定義)する、という次世代ネットワーク技術のコンセプト。


■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、 (リンク ») をご覧ください。

■ボスコ・テクノロジーズについて
「技術で人を幸せにする」を経営理念に2012年2月29日に設立。これまで、伝送ネットワークのネットワーク設計システムのSDN化と商用運用、海外ベンダと協力したSDNスイッチの開発、通信事業会社と協力したSDNコントローラの開発を行ってきました。また、これらの技術を利用したネットワークセキュリティ製品SMART(Simple Management of Access-Restriction Translator)を開発・販売し、通信事業会社の実システムにて運用実績を積んできております。ボスコ・テクノロジーズは、最先端の技術開発と、それを利用する人々の幸せ創りを実現します。詳細は、 (リンク ») をご覧ください。

※ACCESS、ACCESSロゴ、AEROZは、日本国、米国及びその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

■本件に関するお問い合わせ

報道機関からのお問い合わせ
TEL:043-212-2230 E-Mail:prinfo-gr@access-company.com

投資家・株主からのお問い合わせ
TEL:043-212-2232 E-Mail:ir_o-gr@access-company.com

ACCESS ロゴ( (リンク ») )


BOSCO Technologies ロゴ( (リンク ») )

プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]