パックネット、中国天津市にTier 3データセンターを開設

パックネットサービス・ジャパン株式会社

From: PR TIMES

2014-11-04 03:00

Software-Defined Networking(SDN)機能によって帯域幅を柔軟に拡張できるサービスをお客様に提供

2014年11月4日、香港 - アジア太平洋地域における統合テクノロジーソリューションの大手プロバイダーであるパックネットは、北京・天津・河北地域内でのデータセンターおよびマネージドサービスの需要拡大に対処するため、中国天津市に新たなデータセンター(TJCS1)を10月28日に正式に開設しました。新しい施設は、SDN(Software-Defined Network)機能を提供することによって、お客様がビジネスニーズに基づいて帯域幅をオンデマンド・ベースでセルフプロビジョニングできる、完全なネットワーク制御機能を実現します。

この施設は、中国天津市武清区のGaocun Science & Technology Innovation Parkに戦略的な観点から開設されたものです。パックネットが中国に設立した合併通信事業者Pacnet Business Solutions (PBS)と天津市武清区政府によって開設されたTJCS1は、2,000ラックが設置可能な規模のセンターです。この天津施設の開設は、武清区のGaocun Science & Technology Innovation Parkを中国北部の主要技術ハブとして確立させようという企図に貢献します。また、北京・天津・河北省を1つの巨大都市として一体化させるという最近の政府計画の目標に対応するもので、中国の経済改革と消費主導型の持続的成長を促進します。

パックネットの最高経営責任者(CEO)であるカール・グリブナー(Carl Grivner)は、次のように述べています。「急速に発展している天津市に、最大規模のデータセンターを開設でき,大変喜ばしく思います。この施設は、世界で最も急成長している経済圏で、国内企業と多国籍企業両方のデータセンターのニーズを弊社が満たせるということを、改めて証明しています。また本日のTJCS1の開設は、パックネットを中国のデータセンター業界のイノベーターとして位置付け、中国でのSDNソリューションの提供を実現するものでもあります」。

Gartnerによると、中国のデータセンターキャパシティは2016年までに年間複合成長率(CAGR) 11.3%で成長すると予測されています。IDCもまた同時期に、中国全体のインターネットデータセンターサービス市場が2012年の17億ドル(約1,840億円)から2017年には39億ドル(約4,210億円)に達すると見積もっており、またCAGRは25%と予測しています。

開設式で武清区CPC委員会の総書記であるZhang Yong氏は、次のように述べています。「TJCS1データセンターの開設は、パックネットと天津市武清区政府の重要な共同イニシアチブであり、天津市武清区を中国北部の主要技術ハブへと発展させることに役立ちます。これまでに武清区は19億ドル(約2,050億円)以上の投資を誘致してきており、1,400以上の企業が武清区を本拠地としています」。

TJCS1は、SDNによってお客様が柔軟に帯域幅を拡張できる、業界初のサービスプラットフォームPacnet Enabled Network (PEN)を介して、China International Data System (CIDS)の北京データセンターに接続されます。パックネットは、お客様が特定のビジネス要件に基づいてデータセンター間で柔軟に帯域幅を割り当て拡張できるようにすることで、データセンター業界にベンチマークを定めることになります。

China International Data System Co., Ltd.(CIDS)のCEOであるZhang Nianlu氏は、次のように述べています。「この戦略的協力によって、TJCS1の戦略的立地、革新的なSDN機能、そして世界レベルの電力、セキュリティ、環境、接続性という特徴を活用することで、お客様が北京と天津のデータセンター間で帯域幅を動的に設定し、拡張できるようになります。また、政府機関・金融機関・航空会社・電力会社や大規模製造業などに対し、高品質かつ専門的なアウトソーシングサービスを提供する準備も、十分に整っています」。

226,000平方フィート(約20,340m2)のTier 3データセンターは、年中無休24時間体制のエキスパートによって支えられた世界レベルのコロケーション、ネットワーク、マネージドサービス、そして多言語のカスタマーサービスとオンサイト遠隔操作サポートをお客様に提供します。さらにTJCS1は、N+1と2Nの冗長電源、最先端のセキュリティ、環境制御、消火機能を備えています。TJCS1を利用するお客様は、国内主要IX、PoP(Network Point of Presence)、中国国内の多様なキャリアネットワークに直接アクセスできるようになります。

パックネットのデータセンターは、天津・重慶・深圳・北京・上海など、中国主要都市を網羅しています。

パックネットについて
パックネットは大手通信事業者、大規模多国籍企業、政府機関向けのマネージドデータ接続ソリューションを提供する、アジア太平洋地域を代表するプロバイダです。全長46、000kmにおよぶアジア太平洋地域最大規模の光海底ケーブルシステムを所有し、アジア太平洋地域の14都市にある相互接続データセンターへ接続するパックネットは、中国、インド、日本、米国など主要市場の主なビジネスセンターへの比類なきリーチを誇ります。マネージドネットワークや高付加価値データセンターなどで構成される包括的なサービス群と、当社の資産と地域における実績を融合させ、フォーチュン500社の企業を含む世界中の大手企業に優れたサービスを提供しています。パックネットは香港とシンガポールに本社を置き、アジア及び北米の主要マーケットに拠点を構えています。詳しくは、www.pacnet.com をご覧ください。

本件に関するお問い合わせ:
曺愛嶺 (ジョ・エリョン)
パックネット
電話: +81 3 6430 1550
Eメール: aeryung.jo@pacnet.com

アニー・ホー (Annie Ho)
パックネット
電話: +852 2121 2728
Eメール: annie.ho@pacnet.com

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