パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ ヨーロッパ(PAISEU)は、2014年11月11日~14日、ドイツ・ミュンヘンで開催されている「electronica(エレクトロニカ)2014」に出展。これは、同年10月1日に欧州におけるパナソニックの車載と産業分野の戦略を統合し、ビジネス拡大を目的に設立されたPAISEUとして初の出展となります。
PAISEUのウィルヘルム・スティーガー社長はエレクトロニカ出展に際し、「欧州のお客様のニーズを理解し、ご要望にいち早く対応するためにPAISEUは設立されました。新会社の社長として、新技術の導入を加速し、欧州での開発に注力していきます。私たちは、欧州のお客様に最適なビジネスパートナーだと認めていただけるよう、パナソニックブランドを強化していきたいと思います」と語っています。
▼【速報動画】パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ ヨーロッパ electronica 2014で総合力を披露
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▼【写真】Panasonic at electronica 2014
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<展示ハイライト>
■車載関連
パナソニックは世界中の主要メーカーと広くビジネスを展開しています。なかでも注力しているのがエネルギー分野です。たとえば、パナソニックの車載リチウムイオン電池は、様々なHEV/PHEV/EVに搭載されています。また、車載デバイスでは、高電圧リレーがHEV/EVなどの回路安全遮断に重要な役割を果たしており、フィルムコンデンサはHEV/EVなどのモーター制御インバータの平滑用に採用いただいています。
■スマートホーム
RF、Bluetooth(TM)、Wi-Fiの無線通信に対応したモジュールで、パナソニックは家の中でのワイヤレス接続を進化させ、スマートハウスのアプリケーションを創出しています。electronica 2014では、LEGO Mindstormロボットや、コーヒーメーカーのワイヤレス操作をご紹介しています。
また、ヒートポンプの進化もご紹介。インバータマイクロコントローラが、モータとコンプレッサを制御し、欧州のご家庭の温水暖房・給湯の効率化を図ります。
■新素材・デバイス
GaNパワートランジスタは600Vの耐圧で、将来の車載用電源部品として近年とくに注目されています。
また、パナソニック独自開発のPGSグラファイトシートは、柔軟性を持つ黒鉛のシートで、銅の5倍の高い熱伝導性を誇ります。この技術はスマートフォンやタブレット、さらには車のシートヒーターなど様々な車載アプリケーションとしても最適な素材です。
PAISEUは、欧州のお客様のニーズを理解し、ご要望にいち早く対応し、「A Better Life, A Better World」の実現に貢献していきます。
▼PAISEU 商品・ソリューション
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▼パナソニック、欧州にオートモーティブ&インダストリアルシステムズの新会社設立
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<関連情報>
・パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社
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・パナソニックの電子デバイス・産業用機器
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プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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