AplixのBeaconが認知症高齢者徘徊見守りシステムに採用 ~ 高齢者が安心・安全に暮らせる社会システムをビーコンで支援 ~

アプリックスIPホールディングス株式会社

From: PR TIMES

2014-11-27 12:29

アプリックスIPホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:郡山龍、以下「アプリックス」)は、 位置情報やO2O等の幅広いサービスの新しいソリューションとして注目されているアプリックスのBeaconが、愛知県大府市による社会福祉協議会と地域住民が参加する認知症高齢者徘徊捜索の社会実験の中で、名古屋工業大学の未来医療介護健康情報研究所が開発した認知症高齢者徘徊見守りシステム「さがし愛ネット」の徘徊見守りセンサーとして採用され、認知症高齢者が安心・安全に過ごすことができる社会システム構築を支援する技術として活用されることを発表いたします。



2012年に行われた厚生労働省研究班の調査によると、日本の65歳以上の高齢者数は3,079万人に達しており、そのうちの15%にあたる462万人が認知症高齢者であることが示されています。本調査結果では認知症高齢者の数は団塊の世代が85歳となる2035年に向けて急速に増加すると予測されており、認知症高齢者の徘徊への対応は社会の喫緊の課題となっています。

このたび、徘徊見守りセンサーとして活用されるアプリックスのBeacon「MyBeacon(R) ペンダント型 MB002 Ac」が、「さがし愛ネット」と連携し、徘徊者がアプリックスのBeaconを身に付けることでBeaconが発する信号がその周辺のスマートフォンアプリにより検知されると、検知場所の位置情報をクラウドサーバーを通じて徘徊者の家族などに伝えることが可能になります。今回のBeaconを用いて、認知症徘徊者を捜索する社会実験は全国初の試みとなり、行政機関と学術機関が連携してアプリックスのBeaconを用いた徘徊捜索模擬訓練が、来る11月29日に愛知県大府市内で実施される予定です。

愛知県大府市の認知症高齢者徘徊捜索の社会実験に採用されたアプリックスのBeacon「MyBeacon(R) シリーズ」は、iBeacon licensed technologyを用い、商用利用向けBeaconの必須機能である位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用し、電子認証によるセキュリティ機能などを備えるBeaconとして、多様な業界や公共事業、自治体などでの実用化が進んでおります。

アプリックスでは、高いソフトウェア開発技術力と先進性をもとに、当社の優位性を発揮できるテクノロジー事業において、お客様のご要望に応じて、いち早く優れた技術を提供するとともに、低価格かつ安心・安全で誰もが簡単に使えるBeaconのハードウェアや、セキュリティなどのインフラサービスを提供していくことにより、市場の拡大と事業基盤の拡大に努めてまいります。

以 上

■認知症高齢者徘徊見守りシステム『さがし愛ネット』概要
開発者:名古屋工業大学 未来医療介護健康情報学研究所
特徴:
・近距離通信の世界的標準であるBluetooth通信を採用したセンサー(アプリックスのBeacon)と、スマートフォンアプリ、クラウドサーバーを組み合わせた仕組み。徘徊者が持つセンサーの信号を、その周辺(5~10メートル)にあるスマートフォンアプリが検知すると、検知場所の位置情報をクラウドサーバーを通じて徘徊者の家族などに伝えることができます。
・GPS を内蔵したセンサーに比べ、センサー(アプリックスのBeacon)が小サイズ、軽量、充電なしで長期間 (1 年以上)使用可能、安価なため複数個装着可能といった特長があります。

■認知症高齢者徘徊捜索の社会実験(徘徊捜索模擬訓練)概要
日時:平成 26 年 11 月 29 日(土) 8:30~12:00 ※雨天中止
場所:大府市内横根山地区内
参加者:自治区、コミュニティ、民生委員など計 40 名程度
内容: 所在不明者役は、横根山地区内を約3 キロメートル歩く。徘徊者発生の情報を、市の認知症情報メールマガジンで一斉に伝達を行い、参加者や地域住民で不明者の捜索を行う。

■アプリックスのBeacon製品の公式サイト
・「MyBeacon(R) シリーズ」: (リンク »)

■ アプリックスIPホールディングス株式会社について
アプリックスIPホールディングスグループは、ソフトウェアテクノロジーによって世界中の人々がより充実した生活を楽しめるようにすることを使命として事業を営んでおります。テクノロジー事業においては、2013年11月に発表したBeaconモジュール「BM1」、2014年3月に発表した商用利用向けケース入りBeacon「MyBeacon(R)シリーズ」や、Bluetooth対応の小型モジュール「JM1」を主力製品として開発・製造・出荷する一方で、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の民生用電子機器に向け優れたソフトウェア技術の研究開発・販売を行っております。また出版映像等事業においては、シリーズ単行本累計300万部を超える「ブレイクブレイド」を始めとする人気作品を生み出し続けております。2013年4月1日付を以ちまして、当社商号を「アプリックスIPホールディングス」に変更いたしました。これを機に、当社グループの原点に立ち戻り、国内外で知名度の高い「Aplix」のブランド名をグループの名称に再び冠し、高度な技術を以ってして企業価値の向上と収益の増大を目指してまいります。
アプリックスIPホールディングスのwebsite(投資家情報等): (リンク »)
アプリックスのwebsite(テクノロジー事業等): (リンク »)
アプリックスグループのwebsite(出版映像等): (リンク »)

※ 記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]