大阪市天王寺区が、オープンデータを活用した子育て情報アプリ「ぎゅっと！」を2月14日より配信開始

～オープンデータ・ソリューション「Datashelf」とMicrosoft Azureを基盤に採用～

大阪市天王寺区（区長：水谷 翔太、以下天王寺区）は、インフォ・ラウンジ合同会社（本社：神奈川県横浜市、代表社員：肥田野 正輝、以下インフォ・ラウンジ）と日本マイクロソフト株式会社（本社：東京都港区、代表執行役 社長：樋口 泰行、以下日本マイクロソフト）の協力により、スマートフォン向け子育て情報アプリ「ぎゅっと！」を2月14日（土）より無料で配信します。

「ぎゅっと！」は天王寺区がオープンデータとして整備した地域情報を活用し、子育てに関する情報環境の向上を目指したものです。
天王寺区では、子育てに関する地域情報（保育園や医療機関などの施設情報、イベント情報、予防接種スケジュール）が、天王寺区広報紙や子育て情報紙などの様々な媒体で提供されていましたが、今回のアプリ配信により情報がアプリ上に集約され、自分に必要な情報を自動で受け取ることができるようになりました。
この機能は、住所や子どもの年齢に応じて必要な情報が自動で届くパーソナライズ機能とプッシュ通知機能で、本アプリの大きな特徴となっています。
またアプリの開発には、住民参加型の手法を取り入れ、ワークショップ、モニターアンケートを通じて天王寺区で区民から広く意見を募り、より実用性のある子育て情報アプリとなりました。

「ぎゅっと！」の開発にあたっては、インフォ・ラウンジが開発したオープンデータの作成・管理・公開のためのソリューション「Datashelf（データシェルフ）」と、日本マイクロソフトのパブリッククラウドサービス「Microsoft Azure」が基盤として採用されています。
インフォ・ラウンジは地域情報化やオープンデータの分野で政府・自治体の案件など多くの実績・経験を有しており、蓄積したノウハウを生かしてアプリを開発しました。日本マイクロソフトは2014年2月に開設したMicrosoft Azureの日本データセンター（西日本リージョン）を「Datashelf」の稼働環境として提供し、高い可用性、柔軟性とともに、安心で低コストでのサービス提供を可能にしています。
この事業を皮切りとして、インフォ・ラウンジと日本マイクロソフトは、「Datashelf」を主にオープンデータに取り組む政府・自治体等向けに共同で拡販していきます。
販売パートナーとして、ソフトバンク・テクノロジー株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長 CEO：阿多 親市、以下ソフトバンク・テクノロジー）が同社の政府・自治体のホームページ構築等の事業と合わせて「Datashelf」を提供し、オープンデータの活用支援や新機能の開発、システム構築および運用を一貫して提供します。

（注）オープンデータとは、公共データを二次利用可能な形で提供すること、または提供するデータそのものを指す。これにより、行政の透明性や信頼性の向上、官民の協働によるサービスの創出、経済の活性化や行政の効率化などの効果が期待されている。


■子育て情報アプリの概要
名称 :ぎゅっと！
主な機能 :施設情報検索、イベント情報検索、予防接種スケジュール管理
稼働環境 :iOS 7.1以上, Android 4.1以上
価格 :無料
提供開始日 :2015年2月14日（土）
入手方法 :App Store, Google Play

（「ぎゅっと！」機能詳細、画面イメージ、天王寺区オープンデータに関しては、別紙をご参照下さい）

■ 「Datashelf」の概要
組織が保有するオープンデータの作成、管理、公開をワンストップで行える支援システムです。Excelが使える程度の知識さえあればどなたでもオープンデータとして公開するのに適した形式のデータが作成できます。
また、作成したデータは専用の管理システムに登録することで、データカタログサイトやAPIを通じて広く公開することができます。
稼働環境としてMicrosoft Azureを利用しています。

料金 ：初期費用50万円より、保守費用120万円/年

詳細はこちらを参照ください。
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*Microsoft、Azure は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

プレスリリース提供：PRTIMES (リンク »)