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パナソニック株式会社は、2015年3月10日~11日に米国カリフォルニア州・サンノゼで開催された「OCP U.S. Summit 2015」(以下 OCPサミット)において、データアーカイバーと、リチウムイオン二次電池を活用した、データセンターのバックアップ電源用蓄電モジュールを出展しました。
OCPサミットは、米フェイスブックが中心となって設立した、サーバーハードウエアのオープンソース化を推進する団体、米オープン・コンピュート・プロジェクト(OCP: Open Compute Project)が開催する業界イベント。OCPには200社以上の団体・企業が参加しており、今回のサミットには約3000人が来場しました。
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▼速報映像:ビッグデータ時代を支えるデータアーカイバー #ocpsummit15
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【データアーカイバー】
昨今ビッグデータの長期保存が、社会的な課題となっています。
データアーカイバーは、OCPが提唱する次世代データセンターの構想に応える、長期保存用途に適した“スケーラブル光ディスクライブラリーシステム”です。
パナソニックでは光メディア技術、ディスクドライブ技術、そして高度なロボティクス技術を結集することにより、長期保存に適した高い信頼性とともに、データの増大にスケーラブルに対応するモジュール拡張構成を実現しています。
50年の保存寿命により、数年間隔のデータ移し替えが不要。ハードディスクに比べて冷却用消費電力も少なく、データセンターの運用コスト削減に大きく貢献します。
【バックアップ電源用蓄電モジュール】
データセンターでは、長期保存期間中、停電などの不測の事態に備えるため、非常用電源も必要となります。また、分散型データセンター向けの電池は、小型・高効率であることが求められます。
パナソニックは、今回のOCPサミットで、円筒形18650サイズのリチウムイオン電池を使用したバックアップ電源用蓄電モジュールを出展。この18650サイズのリチウムイオン電池は、ノートパソコンから世界最新鋭の電気自動車まで、幅広い用途に使用されている信頼性の高い電池です。
パナソニックは、技術的専門知識やノウハウなど持てる技術力を駆使し、データセンター向けの革新的なバックエンドソリューションを提案しています。増大し続けるデータに対応し、パナソニックでは今後、光ディスクのさらなる高容量化や拡張性の向上を追及し、高信頼なシステムで顧客のデータ運用の効率化に貢献していきます。
▼データアーカイバー
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▼円筒形リチウムイオン電池
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<関連情報>
・[プレスリリース] 業務用次世代光ディスク規格Archival Disc(アーカイバル・ディスク)を策定(2014年3月10日)
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・[プレスリリース] ソニーとパナソニックが業務用次世代光ディスク規格の共同開発で基本合意(2013年7月29日)
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・Open Compute Project
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プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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