【ランスタッド調査】老後の生活資金の準備、日本の働き手の8割以上が個人の責任と回答

ランスタッド

From: PR TIMES

2015-04-21 13:45

2015年第1四半期  ランスタッド・ワークモニター 労働意識調査

総合人材サービス会社ランスタッドホールディング・エヌ・ヴィー(本社:オランダ王国ディーメン、CEO: ジャック・ファン・デン・ブルック)は、世界34の国と地域の18~65歳を対象に実施する、労働者意識調査「ランスタッド・ワークモニター」の2015年第1四半期の結果を発表しました。本リリースはその中から、老後の生活資金に関する結果に焦点を当てて発表します。



ランスタッド・ワークモニター 労働意識調査
2015年第1四半期 特筆事項


日本の働き手の82%が、「老後の生活資金に向けた貯蓄は、雇用主ではなく個人の責任である」、と回答。世界では63.7%が、日本の55歳以上では91.1%が同意
老後の生活資金のために、日本人の42.2%が、「収入の2割かそれ以上を貯蓄する」、と回答。調査国中4番目に高い水準


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■調査結果 概要

日本の働き手の82%が、「老後の生活資金に向けた貯蓄は、雇用主ではなく個人の責任である」、と回答。世界では63.7%が、日本の55歳以上では91.1%が同意

 老後の生活資金の準備について、日本の働き手の82.0%が雇用主でなく個人の責任である、と回答しました。年齢別では、55~65歳で91.1%と、個人責任の意識が非常に高い結果でした。

 調査国の平均は63.7%、最も個人責任との回答が多かったのはシンガポール(85.1%)、次にインド(84.1%)、日本はそれに次ぐ3番目でした。反対に個人責任の回答が少なかったのは、ハンガリー(33.8%)、ルクセンブルク(40.7%)でした。
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老後の生活資金のために、日本人の42.2%が、「収入の2割かそれ以上を貯蓄する」、と回答。調査国中4番目に高い水準

 一方、老後の資金として、実際にどれくらい貯蓄をするのか。今回の調査では、日本の働き手の42.2%が収入の2割以上を貯蓄する、と回答しました。これは、シンガポール(54.0%)、インド(49.2%)、マレーシア(44.4%)に次ぎ、4番目に高い数値でした。

 調査国の平均は24.5%、地域別ではアジア(43.7%)、北米(36.7%)、中南米(29.1%)、オセアニア(27.0%)の順で、2割以上の貯蓄をする、と回答した割合が高く、欧州が16.1%で、最も低い値でした。
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■ランスタッド株式会社  人事本部長  柄沢 雅生 のコメント

 厚労省は、最後の団塊世代が75歳となる2025年には、65歳以上の年金受給者は日本の総人口の30%を超え、2060年には40%まで達する、と予測しています。日本は他国に類をみないほどの超高齢化社会に突入し、今後も年金や医療費などの社会保障給付費が国の財政を大きく圧迫。一方長引く少子化により現役世代が減り、財源の確保はますます困難になり、年金支給開始の繰り下げ、支給額の減額は必至でしょう。今回の調査は、そんな日本の老後の生活への危機感を象徴した結果と考えられます。

 調査では、「老後資金の貯蓄は雇用主ではなく個人の責任」に日本の8割以上が同意する結果でした。ここ10数年、将来の退職金を自己運用する確定拠出型年金を導入する企業が増えるなど、企業年金の制度も変化を遂げつつあります。自社でどんな制度があるのか、将来に向けての貯蓄の計画など、自己のキャリアプランとともに考えていく必要があるのではないでしょうか。


■ランスタッド・ワークモニターについて

 ランスタッド・ワークモニターは、2003年ランスタッドの本社のあるオランダでスタートし、現在は欧州、アジアパシフィック、アメリカ大陸の世界34の国と地域で行われています。ワークモニターは年4回実施され、労働市場の動向に関するグローバルトレンドを調査しています。本調査はオンライン上で行われ、18-65歳の週24時間以上の勤務をする労働者を対象にしています(自営業を除く)。今回の調査期間は2015年1月21日~2月5日でした。

調査実施国:
アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、中国、チェコ、デンマーク、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、ハンガリー、インド、イタリア、日本、ルクセンブルク、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、ポーランド、シンガポール、スロバキア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、オランダ、英国、米国
以上34の国と地域


■ランスタッド 会社概要

 ランスタッド・ホールディング・エヌ・ヴィーは、1960年に設立されたオランダディーメンに本社を置く総合人材サービスグループ会社です。人材派遣をはじめ、人材紹介、インハウスサービス、その他人事ソリューション等多岐に渡る人材サービスを提供しています。ランスタッド・グループは、世界最大級の人材サービスプロバイダーとして、オランダ、フランス、ドイツ、イギリス、スペイン、ポルトガル、スイス、ポーランド、ベルギー、ルクセンブルク、ギリシャ、インド、アメリカ、カナダ、アルゼンチン、メキシコおよびチリではトップ3以上の地位を、またオーストラリアおよび日本では主要な地位を占めております。

 ランスタッドは、2014年末時点で、世界39の国と地域の4,400を超える支店やインハウス・ロケーションにおよそ29,000名の従業員を擁しています。2014年、173億ユーロの売上を上げており NYSEユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。詳細は、ランスタッド・ホールディングのウェブサイトをご参照ください。(www.randstad.com)


○ ランスタッド・ホールディングの会社概要
[社名]
ランスタッド・ホールディング・エヌ・ヴィー

[設立]
1960年10月

[代表]CEO ジャック・ファン・デン・ブルック

[所在地]
オランダ

[従業員数]
29,000人

[売上]
2兆5,271億円(172億4980万ユーロ)2014年度実績(12月決算)

[資本金]
3,350億円(22億8,660万ユーロ)

[事業所]
オランダ、フランス、ドイツ、イギリス、スペイン、ポルトガル、イタリア、アメリカ、カナダ、日本、
オーストラリア、インド、中国など世界39の国と地域

[事業内容]
総合人材サービス

[URL]
(リンク »)

(※1ユーロ146.5円換算/2014年12月末時点)


○ランスタッド(日本法人)の会社概要
[社名]
ランスタッド株式会社

[設立]
1980年8月

[代表]
代表取締役会長兼CEO マルセル・ウィガース
代表取締役社長兼COO 井上守

[所在地]
東京都千代田区紀尾井町4-1ニューオータニガーデンコート21F

[TEL]
03-5275-1871(代)

[資本金]
1億円

[事業内容]
人材派遣サービス/紹介予定派遣サービス/人材紹介サービス/再就職支援サービス/アウトソーシング事業

[URL]
(リンク »)

プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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