2015年6月2日ヘルシンキ発 - フィンランド本社発表資料抄訳
エフセキュアは、nSenseを買収したことを発表しました。nSenseは、非公開のデンマーク企業で、セキュリティコンサルテーション、脆弱性アセスメントサービス、および関連製品を大企業向けに提供しています。今回の買収は、有力なセキュリティベンダーとしてのエフセキュアの地位を強化し、サイバーセキュリティリーダーとして成長するための基盤を築きます。
nSenseは、金融機関、サービスプロバイダ、その他の大企業にプロテクションサービスを提供しています。エフセキュアによる同社の買収により、これらのサービスがエフセキュアの優れたセキュリティソリューションにこれらのサービスが追加されることになります。エフセキュアのCEO、クリスチャン・フレデリクソンによると、ポートフォリオを統合することで、重要なITインフラストラクチャを持つ企業に対して、最新鋭のインシデント対応とフォレンジックの専門知識、包括的な脆弱性評価、脅威インテリジェンスならびにセキュリティ管理サービスを提供できるようになります。
「情報セキュリティの脅威は、ますます巧妙化すると共に、洗練され、複雑なものになっています。このため弊社は、潜在的に存在する脅威が現実化することを防ぐ取り組みを支援するサービスをお客様に提供する必要があります。」と、フレデリクソンCEOは述べています。「nSenseのサイバーセキュリティ製品とサービスは、弊社が新しい業界分野に進出すること及び、企業に存在する攻撃検出と防御のニーズに対応する能力を強化します。同社の専門知識を弊社に加えることで、新しいサイバーセキュリティ製品を開発することができます。お客様に現在および将来のセキュリティニーズに応える製品を提供することを楽しみにしています。」
ヨーロッパのサイバーセキュリティ業界のリーダーとなる機会を獲得
今回の買収により、サイバーセキュリティ業界の革新者であり、信頼できるアドバイザーとして認められている2つの企業が1つになります。エフセキュアは、独立機関であるAV-Testから4年連続でベスト・プロテクション賞を受賞した世界で唯一のベンダーです。同様に、デジタル侵害対策におけるnSenseの優秀な人材と技術的専門知識も高く評価されており、その広範囲に及ぶサービスは、サイバー攻撃の前、間、後に利用できる窓口を企業に提供しています。
「エフセキュアの一員になることで、弊社はさらに早く新市場に進出する機会を得ることができます。また、お互いの技術ノウハウと知識から相互利益を得ることができます」と、nSenseのイェンス・トンケCEOは述べました。「弊社は長期間にわたってエフセキュアと協力関係を維持してきました。そのため、お互いをよく知っています。エフセキュアも弊社と同じ、セキュリティとデジタルフリーダムに対する情熱を持っていることを知った上で、彼らの仲間に加わったのです。」
受賞歴を持つエフセキュアの技術は、世界中の企業に活用されているエフセキュアソリューションに実装されています。nSenseの脆弱性スキャンソリューションであるKarhuは、大手金融機関、サービスプロバイダ、その他の大企業で積極的に採用されています。フレデリクソンによると、このようなソリューションを企業に提供することで、エフセキュアはヨーロッパの主要なサイバーセキュリティ プロバイダになるための成長を続けることができます。
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*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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