■調査結果概要
求人倍率のバブル期以来の高水準となっていることから、企業の採用意欲は高く求職者は仕事を探しやすい状況となっています。仕事をする上で、自分がやりがいを感じられるかどうかは重要なポイントです。
今回のアンケートによると、やりがいを感じられる仕事に就くためには、1.職種によってやりがいを感じる瞬間は異なるため、自分がやりがいを感じられるポイントに沿った職種選びをすること、2.給与や待遇と言った条件ではなく、仕事そのものへの興味・関心で仕事を選ぶこと、が重要ということがわかりました。
■調査結果詳細
1:約半数が仕事のやりがいを感じていないと回答。
転職希望者約8,000人に「仕事のやりがいを感じていますか」と伺ったところ、48%の方がやりがいを感じていないと回答。やりがいを感じている方の39%を上回る結果となっています。
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2:やりがいを感じる瞬間は職種によって異なる。自分がやりがいを感じられるポイントに沿った職種選びが重要。
仕事のやりがいを感じている方に、「やりがいを感じる瞬間」を伺ったところ、もっとも多かったのは「お礼や感謝の言葉をもらったとき」(61%)という回答でした。受け手からの肯定的な反応が、仕事のモチベーションに結びついているようです。
また、職種別でみると、『営業系』、『販売・サービス系』、『専門職系(コンサルタント、金融・不動産』、『専門サービス系(医療、福祉、教育、ブライダル)』、『公務員、団体職員、その他』は「お礼や感謝の言葉をもらったとき」、『企画・事務・管理系』は「責任ある仕事を任されたとき」、『クリエイティブ系』は「自分の成長を感じたとき」、『技術系』、『施設・設備管理、技能工、運輸・物流系』は「ひとつの仕事をやり遂げたとき」に一番やりがいを感じることがわかりました。やりがいを感じられる仕事に就くには、まず自分がどんなポイントでやりがいを感じるのかを考えること。そして、どの職種が自分と近しいかを照らし合わせてみることが重要と言えそうです。
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3:やりがいを感じている方は仕事そのものへの興味・関心で仕事を選ぶ傾向。転職後のやりがいには、仕事選びの際に何を重視するかが大きく影響。
やりがいを感じている方・感じていない方に「転職先を決める際に重視したこと」を伺ったところ、双方の重視した点が異なることがわかりました。やりがいを感じている方は「自分がやりたい仕事かどうか」(60%)、「自分の経験や知識が活かせる仕事かどうか」(53%)といった、仕事内容そのものへの興味・関心で仕事を選んでいるのに対し、やりがいを感じていない方は「給与額」(48%)、「勤務地」(47%)といった条件項目が上位に挙げられました。転職後のやりがいには、仕事選びの際に何を重視するかが大きく関わってくるようです。
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【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エン転職』利用名 8,156人
■調査期間:2015年6月1日~ 2015年6月30日
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◆本件に関する問合せ先
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