夫婦間の会話の満足度は平均62.4点。会話量は、平日15分~30分、休日1時間~3時間が最多。

株式会社ドゥ・ハウス

From: PR TIMES

2015-07-30 11:00

未就学の子を持つ男女を対象とした「夫婦の会話」に関する調査結果を発表

株式会社ドゥ・ハウス(東京都港区 代表取締役社長:稲垣佳伸)は、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用し、未就学の子どもを持つ20代~60代の男女を対象に「夫婦の会話」に関するWEBアンケートを実施いたしました。調査期間は2015年7月17日(金)~7月21日(火)。有効回答は649人から得ました。



男女雇用機会均等法が施行された1986年以降、女性の社会進出が進み、結婚後も仕事を続ける女性が増え、夫婦での「共働き」にも何ら違和感のない現代となっています。一方、結婚前後と比べ、子どもの産前産後は「子どもがいる」という大きな変化があり、夫婦関係やコミュニケーションの取り方はより大きく変化するものと思われます。本調査では、夫婦間の会話について探りました。

調査サマリ


夫婦間の会話量、平日は「15分~30分未満」、休日は「1時間~3時間未満」がトップ
会話の内容は、1位:子ども、2位:休日・レジャー、3位:パートナー
夫婦の会話に対する満足度は平均62.4点
相手への愛情が産前より増している人は、会話の満足度も高い
夫婦間の会話において心がけていること、気を遣っていること


会話量、平日は「15分~30分未満」、休日は「1時間~3時間未満」がトップ
平日と休日の夫婦間の会話量について聞いたところ、平日は1位「15~30分未満(28.5%)」、2位「30分~1時間未満(23.6%)」、3位「15分未満(21.5%)」に対し、休日は1位「1時間~3時間未満(28.5%)」、2位「30分~1時間未満(19.9%)」、3位「15分~30分未満(16.3%)」となりました。休日は、一緒に居る時間が平日より長い分、話す時間も増えるようです。(図1)
[画像1: (リンク ») ]


会話の内容は、1位:子ども、2位:休日・レジャー、3位:パートナー
夫婦間の会話の内容はどんなことが多いか1~5位まで順位をつけてもらい、1位=5ポイント、2位=4ポイント、3位=3ポイント、4位=2ポイント、5位=1ポイントとして重み付けし計算したところ、全体の1位は「子どものこと(2,981ポイント)」、2位は「休日・レジャー(1,093ポイント)」となり、「子どものこと」が圧倒的に多いことがわかりました。会話の中心は子どものこと、そして休日は家族でどこへ行こうかという話の流れになるようです。

また、男女別では2位以下の項目で差がみられ、男性は「パートナーのこと」、女性は「自分のこと」となり、夫より妻に関することの方が多く話題になるようです。(図2) 昔から巷では『男性は女性の話を聞く』や『女性は話を聞いてもらえれば気が済む』『女性は話したがる』と言われていますが、今も変わらないのかもしれません。
[画像2: (リンク ») ]


夫婦の会話に対する満足度は平均62.4点
夫婦の会話について自身の満足度を100点満点でつけてもらったところ、平均値は62.4点となりました。その点数にした理由には、「話したいけれど、それぞれ忙しいから話す時間がない」といったものが多く見受けられましたが、他にも以下のような回答がありました。

【満足度が高い人の回答例】
●年齢の割によく話せている方だと思うし、子供の話ばっかりだとそれ以外の会話ができなくなって困るので、
子供の話中心にはしないようにしている。・・・90点(48歳・女性)
●喧嘩になる事もしょっちゅうあるけど言いたいことをハッキリと相手に伝えて話し合えるし、何気ないことでも
会話できているからです。・・・90点(27歳・女性)
●会話も豊富で、なんでも言い合っているから。・・・90点(25歳・男性)

【満足度が低い人の回答例】
●夫は仕事で帰宅が遅く、自分も家事や育児で疲れているので面倒なことは話さなくなる。・・・10点(38歳・
女性)
●子供が中心になっているので、自分が構ってもらえない。・・・20点(35歳・男性)
●話したい気持ちと相手の聞く姿勢に温度差がありすぎて会話が成立しない・・・4点(35歳・女性)


相手への愛情が産前より増している人は、会話の満足度も高い
続いて、産前を100とし、現在のパートナーへの愛情を0~200の数値で表してもらったところ、平均値は77.5で、産後は相手への愛情が薄れる人が多いことがわかりました。図3は、夫婦の会話の満足度を横軸、パートナーへの愛情を縦軸にした散布図です。ここでは、パートナーへの愛情が産前よりも高くなっている人は、会話の満足度が50点以上という共通点が見られました。
[画像3: (リンク ») ]


更に男女別に散布図を見ると、ばらつき方に差が見られました。(図4)

女性のみに見られた特徴として、左上のグループ(会話満足度は低いが、愛情は比較的高い)と、右下のグループ(会話満足度は高いが、愛情は比較的低い)がありました。それぞれに当てはまる人の満足度の理由を見ると、左上のグループでは、「キャッチボールになっていないから。(満足度0点・愛情70)」、「子供がまだ幼いせいか、夫婦だけの会話を嫌がり、自分自身が中心になりたがります。なかなか思うことが話せずもやもや…(満足度10点・愛情90)」、右下のグループでは「必要最低限の話しかしないので、ストレスがなくなった。(満足度90点・愛情30)」、「愛情がなく話したいと思わない。会話なしで満足しています。(満足度100点・愛情0)」といった回答が見られました。女性の中には、会話の満足度と愛情の度合いが結びついていないケースもあるようです。
[画像4: (リンク ») ]

[画像5: (リンク ») ]



夫婦間の会話において心がけていること、気を遣っていること
最後に、夫婦間の会話において、心がけていることや気を遣っていることについて聞きました。その一部をご紹介します。

【男性】
●お互いに干渉しすぎず、できるだけそっとしておいたりしている(25歳)
●仕事の話を家庭に持ち込まない(38歳)
●相手の話をよく聞き、覚えておくこと(33歳)
●忙しいときでもできるだけ話すようにしている(40歳)
●ささいなことでもなるべく話すようにしている(45歳)
●意見を尊重すること(54歳)

【女性】
●怒りっぽい口調にならないこと(27歳)
●「ありがとう」を沢山言うこと(27歳)
●楽しく会話ができる話題を話すこと(33歳)
●夫が頑張ってくれていることをきちんと評価し、プライドを傷つけないこと(33歳)
●感謝の気持ちを忘れないこと(40歳)
●話の内容は簡潔明瞭にする(50歳)

最近では、女性の出産後に急激に夫婦仲が悪化する現象として「産後クライシス」という言葉も使われますが、夫婦間の愛情を深めていく手段の一つとして、多忙な中でもお互いに歩み寄り、感謝の気持ちを忘れず、少しの時間でも会話によるコミュニケーションをとることが必要なのかもしれません。


■株式会社ドゥ・ハウスについて
株式会社ドゥ・ハウスは、首都圏を中心に、マーケティングサービス事業を展開しています。生活フィールドと流通フィールドの2つのマーケティングフィールドに対して、クチコミプロモーションと定性情報リサーチを実施しています。

設立     : 1980年7月7日
資本金    : 687百万円(資本準備金含む)
従業員数   : 110名(2015年4月)
お取引企業数 : 約500社/年間プロジェクト数 約2,500件
年間売上 : 2,214百万円(2014年9月期)

プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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