医師―医師間(DtoD)の遠隔医療プラットフォームとしては日本最大規模で、すでに数千人の医師に愛用されている皮膚科遠隔医療サービス「ヒフミル君」を提供する株式会社エクスメディオ(本社:高知県香南市、代表:物部 真一郎、以下「エクスメディオ」) は、スマートフォンを用いた眼科領域の遠隔診断補助サービス「メミルちゃん」の提供を10月10日より開始します。これまで提供していた皮膚科領域の全身皮膚の診断補助サービス「ヒフミル君」に加え、2領域目となります。
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「メミルちゃん」は、京都大学医学教育推進センター・京都府立医科大学眼科学教室の加藤浩晃医師がエクスメディオに参画し、監修を行います。
眼科領域は皮膚科疾患と同様、発生頻度の高い診療科であるため、患者がGP(総合診療医)を受診の際に非専門医による治療が頻繁に行われますが、非専門医にとって診断・治療が非常に難しい科でもありました。海外のデータ(※1)ではGPの誤診率が60%を超え、その誤診のうち深刻なケースが約10%にも上ります。
「メミルちゃん」は、眼科医による前眼部の写真と問診項目による判断です。プライマリケア医が診療を行う眼科疾患の80%以上は前眼部病変ということから、眼底鏡検査を必要とせずに判断のできる症例が多く存在すると考え、実際の500ユーザー医師によるテスト版で有用性が確認されたため、この度正式リリースに至りました。
サービスの流れは、非眼科医が患者の問診・写真情報をアプリケーション上から送り、それに対して弊社眼科医がアドバイスを24時間以内に返信するという、先行して提供している「ヒフミル君」と同様にシンプルなものになっています。
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「メミルちゃん」が「ヒフミル君」に加わることで、身体の外側から撮影可能な全部位において、専門医からの適切な診断治療アドバイスを提供できるようになります。この試みにより未検の皮膚科疾患・眼科疾患を減らし、必要な症例を皮膚科・眼科専門医の対面診察につなげることで、患者の健康向上にまた一段と寄与できるものと確信しております。
今後もエクスメディオはICTの活用によるDtoD遠隔医療プラットフォーム構築に努め、対応する診療科・疾患を拡充を目指してまいります。
※1出典:Michael O Statham(Med J Aust 2008; 189 (7): 402-404.)
“Misdiagnosis of acute eye diseases by primary health care providers: incidence and implications”
【「メミルちゃん」概要】
アプリケーション名 :メミルちゃん
対応OS :PC版、Android、iOSにも順次対応予定
価格 :無料
サービス開始日 :2015年10月10日
利用対象者 :医師
【会社概要】
会社名 : 株式会社エクスメディオ ( (リンク ») )
代 表 : 代表取締役 物部 真一郎
本 社 : 高知県香南市
設 立 : 2014年12月
事業内容 : インターネット等のネットワークシステムを利用したモバイル向け医療支援ソフトウェア・
ITサービスの企画・研究・開発
表 彰 : 2014年10月 こうちビジネスチャレンジ 優秀賞受賞
2015年3月 情報通信研究機構 起業家万博で総務大臣賞(最優秀賞)受賞
2015年9月 ICTイノベーション創出チャレンジプログラムに採択
プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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