日本製 高性能小型コンピュータボード、日本メーカーSoC採用 BLEAD-AGEの先行試作プロジェクトのクラウドファウンディングを開始しました。

株式会社芳和システムデザイン

From: PR TIMES

2016-03-04 09:00

ARM QuadCore Cortex-A15/A7 1.6GHz LPDDR3 2GByteRAM1.6GHz LPDDR3 2GByte e.MMC 64GByte IoT SoCボード

株式会社芳和システムデザインと日本Androidの会 OSA(Open SoC Android) WG(有志)にて、技術情報サイトやソースコードを公開する事により、日本語サポートで小型コンピュータボードが使えるよう進めます。また、日本Androidの会 OSA WGでは、関東だけではなく、地方でもハンズオンセミナーやアイディアソン、ハッカソンを開催し、広くの多くの方に、手のひらサイズの小さなコンピュータを動かす喜びを感じて頂けたらと思います。
クラウドファウンディングのページ
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日本製 汎用小型コンピュータボード(以降、BLEAD-AGE(ブリードエイジ))は芳和システムデザイン製の、Made in Japan(東北製造)小型コンピュータボードを、クラウドファウンディングにて資金を集め試作を行います。
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芳和システムデザインのページ
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■理 念

昨今、RaspberryPiやDragonBoardなど、小型コンピュータCボードが話題となっています。
しかし、日本人技術者にとっては、詳しい情報を調べると英語のページを読む必要があり学生やホビーユース、日本人エンジニアにとって障壁が高い。
また、アプリケーションエンジニアが、SoC上で動作しているAndroidのアプリケーションから、IOを制御しLEDを点灯させる「Lちか」をする事も障壁が高い。

もっと、簡単にハードを制御出来るようなプラットフォームを用意し、ブロック感覚でセンサやデバイスをつなげて、ハードを制御できると、産業や教育用途等でも役に立つと思われます。

BLEAD-AGEは、日本の半導体メーカー 株式会社SocionextのSoC MB86S71を使用し、60%以上の部品が日本製、残りは米国製を採用し、安定した性能と供給を担保し、日本の東北地方にある工場で製造する日本製のボードです。
また、東北の雇用を創出する事も目的としております。
導入までの設定情報や開発者情報サイトを日本語で運用します。

■概 要

このプロジェクトでは、このBLEAD-AGEを110枚の試作を行います。
日本語サポートが受けられる、日本人の為のSoCボードです。
株式会社芳和システムデザイン(東京都大田区)が、設計し製造は日本の製造メーカー(株式会社テーケィアール及び株式会社TKRマニュファクチャリングジャパン 東北工場)に製造委託します。

BLEAD-AGEでは、LinuxやAndroidが動作予定です。


将来的には、Playストア対応しAndroidアプリケーションをダウンロードして
お家のTVにつないで使用する事が出来ます。
ビジネス用途では、大型タッチパネルディスプレイやハンズフリースピーカーに対応し、
会議システムで使用したり、遠隔の講義やセミナーなどにご使用頂いたり、
ホビーやイベント用途では大画面で体を使って遊んだり、
Kinect、PS3/PS4コントローラ、Wiiコントローラに対応し、
ゲームで使用したり、
ロボット用途ではRS-485対応しサーボを駆動することによりロボットの制御を行う事も可能になります。
USBデバイスは、多種多様なものをサポートする予定です。

■クラウドファウンディングを利用する目的

BLEAD-AGEは、使用するSoCが、0.4mmピッチのBGAというパッケージを採用しており、
LPDDR3 SDRAMと800MHzで通信することがとても難易度が高いです。
Socionext様からリファレンス情報やサポートと、シミュレーションである程度は設計をつめられますが、基板に実装して動作させないとわからない部分があります。

使用する基板は、10層基板で一般的なノートパソコンでも8層前後ですが、10層基板は高度な設計と初期費用がかかります。
未来のエンジニア達の為に、量産時の価格を下げる為、先行試作100台で初期費用を賄います。その為何倍もの価格になってしまいますが、搭載するFashメモリを4倍の64GByte品を実装しますので初回限定のプレミア感を感じて頂けると思います。

■主な仕様
基板は白レジスト(白い基板を予定しています)
SoC Socionext 製 MB86S71
ARM 32Bit Quad A15x2/A7x2 1.6GHz big/LITTLE構成
RAM LPDDR3 800MHz 2GByte
e.MMC 16GByte ⇒ 本試作のみ 64GByte
SD microSD
HDMI あり
WiFi IEEE802.11 a/b/g/n 2.4GHz (技適取得予定)
Bluetooth 4.1 Smart Ready (技適取得予定)
Ethernet 別売りオプション
PCI Express 別売りオプション
USB 3.0x1/2.0x1
GPIO UART I2C SPI

[画像1: (リンク ») ]



■情報の開示について
まず、Open SoC Android WGのFaceBookで情報を公開し、情報及びソースコード公開用サーバが用意出来ましたら順次移行予定です。
下図の0次試作では、Linuxで基本動作を確認しております。
[画像2: (リンク ») ]


プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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