『世界のインダストリアルIoT 最新動向2016』3月30日(水)に発売

株式会社インプレスホールディングス

From: PR TIMES

2016-04-05 11:00

第4次産業革命の成功に向けた新ビジネスモデルが見える! ― Industrie 4.0からIIC、IVI、中国製造2025まで ―

インプレスグループでIT関連出版メディア事業、及びパートナー出版事業、デジタルメディア&サービス事業を展開する株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関本彰大)は、日米欧、中国を中心に、産業界(主に製造業分野)におけるIoTの最新動向について解説した『世界のインダストリアルIoT最新動向2016』を、3月30日(水)に発売しました。

先進国における経済成長率が停滞し低成長傾向が続くなかで、IoTを駆使したイノベーション(新しい価値の創造)によってこれを打開し、新しい生産性の向上やビジネスモデル創造へのチャレンジが国際的に進んでいます。このような動きはインダストリアルIoT(IIoT)と呼ばれますが、まさに今、本格的なIIoT 時代を迎えています。
ドイツのIndustrie 4.0、米国のIIC(Industrial Internet Consortium)、日本のIVI(Industrial Value Chain Initiative)、中国の中国製造2025などのプロジェクトが次々に設立され、ダイナミックに動いています。これらの動きは先進国においては、経済成長率(GDP)低迷からの脱却を目指す戦略なのです。

本書の内容は次の通りです。

第1章では、新・産業イノベーションを目指して続々と登場する、各種標準と業界アライアンスの最新動向について解説しています。ドイツのIndustrie 4.0と米国のIICから日本のIVIやRRI、Industry 4.1Jまで、ビジネスパラダイムが変わりつつある産業界の最新動向を概観しています。
また、センサーネットワークやホームネットワーク分野で新しく設立された「OCF」(Open Connectivity Foundation)やIoT/IoEの実現を目指して実用化フェーズに突入しているAllSeenアライアンスの動向についても解説しています。

第2章では、ドイツのIndustrie 4.0を中心に、その概要と基本戦略、ロードマップについて解説しています。特に、「Industrie 4.0実現戦略」の核となるリファレンスアーキテクチャモデル「RAMI4.0」について詳説し、米国のIICが策定したIIRA(インダストリアルインターネット参照アーキテクチャ)との連携にも触れていきます。
さらに、シーメンスの次世代工場や、ボッシュの事例についても紹介しています。

第3章では、IIoT(インダストリアルIoT)で新しいビジネスモデルを創造する、米国のIICを中心に解説しています。
IICはインダストリアルインターネットシステム(IIS)の中核となるIIRA(参照アーキテクチャ)を2015年6月に発表し、これに基づいた11個のテストベッドも構築し、IISの実用化が間近に迫ってきています。また、先行するドイツのプラットフォームIndustrie 4.0との連携も2016年3月2日に正式に発表されました。
このようなダイナミックに展開しているIICの最新動向について詳説しています。

第4章では、第4次産業革命に向けて、ドイツや米国、日本が国際的に取り組んでいるなか、中国が2015年5月から推進している新・産業革命「中国製造2025」(Made in China 2025)について、その概要を解説しています。
中国は現在、建国100周年の2049年に向けて、製造強国(「製造大国」ではない)を推進する3段階の戦略目標を設定しています。「中国製造2025」は、その第1段階(最初の10年間)のプロジェクトであり、4つの原則・5つの方針・5大プロジェクト・10の重点分野において推進していきます。

第5章では、日本の次世代ものづくりを目指すIVI(インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ)について解説しています。
IVIは、「IoT推進ラボ」や「ロボット革命イニシアティブ協議会」と連携し、“ゆるやかな標準”によって製造業における次世代のネットワークシステムづくりを目指しています。これにより、先行する欧米の動きに対抗できる体制を構築し始めています。
ここではまず、日本の産業革命の動きを整理しながら、2016年3月10日に開催された「IVI公開シンポジウム2016」の発表内容を中心に最新動向を紹介しています。

第6章では、製造分野におけるM2M/IoTの今後の展開と注意すべき課題について考えていきます。
まず、世界におけるIoT導入による効果が期待される分野と付加価値について俯瞰したあと、現在抱えている課題を見ていきます。その後、複雑化するM2M/IoT時代にセキュリティをどのように捉えるべきか、特に、スマートファクトリー(次世代工場)における脅威と対策を紹介して考えていきます。

本書で挙げた国際的な潮流を見ながら、新しい産業イノベーションによってどのような新しいビジネスを創出できるのか、本書は、そのヒントを見つける必読の一冊となっています。


<<調査報告書の製品形態、および販売に関するご案内>>
世界のインダストリアルIoT 最新動向2016
[Industrie 4.0/IIC/IVI/中国製造2025]
新井 宏征/佐々木 弘志/ インプレスSmartGridニューズレター編集部 [著]

<<製品形態・販売価格一覧 >>
発売日 :2016年3月30日(水)
価格 :CD(PDF)版 85,000円+税
CD(PDF)+冊子版 95,000円+税
判型 :A4判
ページ数 :174ページ
詳細、ご注文は右よりご覧ください。 → (リンク »)

以上


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