子どもの学習に関する慶應義塾大学・一橋大学との研究プロジェクト結果発表

株式会社 すららネット

From: PR TIMES

2016-04-08 11:00

チームで学習すると学習生産性が14~20%向上、とくに『同質性』の高いチームで効果大 アダプティブ・ラーニング!クラウド型学習システム「すらら」

株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川孝彦)は、慶應義塾大学・一橋大学と共同で、子どもの学習生産性に関する研究プロジェクトを実施しました。



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今回、クラウド型学習システム「すらら」で学習している中学生を対象に、2015年夏季に開催した「すららカップ」(※)期間中、チームと個人での学習が子どもの学習生産性に与えた効果を、慶應義塾大学で教育経済学を専門とする中室牧子准教授と、一橋大学で行動経済学を専門とする萱場豊特任講師が分析研究しました。

(※)偏差値や点数ではなく「総学習時間」や「総学習量」といった、“どれだけ努力したか”の努力指標で、学年やエリアを問わず、全ての「すらら」利用者同士が競い合う大会

その結果、チームで学習した生徒は個人で学習した生徒よりも学習生産性が14~20%上昇し、さらには英語・数学の学力テスト成績も高いことが示されました。また、男女に分けて見てみると、男子のほうがチームに振り分けられることでの学習生産性の向上が顕著でした。加えて、男女混合よりも同性同士のチームのほうが良いこと、チームを構成する人数は多いほうが良いことが分かりました。さらに、ピア効果(相互に教え合い、社会的な規範やプレッシャーを生み出すこと)が強いほうが生産性は高く、それは男子だけで構成されたチームのほうが高いことが分かりました。

今回の結果より、学習においてチームを組んで課題に取り組む効果は大きく、生産性を高めるためには、学年や性別、また学力水準について同質性の高いチームのほうが良く、特に男子は男子同士でチームを組むとピア効果が強くなると考察されます。

すららネットでは、本研究プロジェクトの結果を、教育現場において役立つノウハウ構築に活用していきたいと考えています。


■発表論文概要URL
(リンク »)

■研究概要
研究に参加する塾・学校をランダムにチームでの参加(基本3人1組)と個人での参加に振り分け、チームと個人ではどちらが単位時間あたりのユニット修了数(=学習生産性)が高いかを比較。

チーム参加者は、自分たちで任意のチーム名を決定し、期間中少なからず顔を合わせる機会があり、チームメイトの学習時間や修了したユニット数を画面上で確認でき、「すらら」搭載の機能により、特定のメンバーに対して、「いいね!」などの定型のメッセージを送ることが出来た。

また、チーム参加、個人参加の両部門とも上位入賞者が得られる賞品は同じで、チーム対抗部門で入賞した場合はチームメンバー全員に同じ賞品が提供された。
・対象:中学1~3年生/チームでの参加群:14校193人、個人での参加群=11校263人
・「すららカップ」実施期間:2015年7月1日(水)~8月31日(月)

プレスリリース提供:PRTIMES (リンク »)
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