有機ELディスプレイ等光デバイス設計に!RSoft 最新バージョンリリースのお知らせ

サイバネットシステム

From: PR TIMES

2016-04-26 15:40

LED、OLED、ディスプレイやCMOSデバイスなど 微細構造部品を含んだ光学製品の設計プロセスの高速化を実現



サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、主要取引先であるSynopsys, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下「シノプシス社」)が開発し、サイバネットが販売・サポートする「光デバイス/光通信システム設計環境 RSoft(アールソフト)」の最新バージョン「RSoft Photonic Component Design Suite ver. 2016.03」の販売を、2016年4月26日から開始することをお知らせします。

本新バージョンでは、双方向散乱分布関数(BSDF)機能に対する強化が行われました。これにより微細構造を持ったLED、OLEDやディスプレイで従来よりも早く、より複雑な構成での解析が可能になります。

光デバイス設計解析ソフトウェア群「RSoft Photonic Component Design Suite」とは


適用分野:光学特性解析、光エレクトロニクス、光通信といった分野における様々な光デバイスの設計と解析にお使い頂けます。
ポイント:双方向散乱分布関数(BSDF)機能の強化によるLightToolsとの連携解析機能強化、及びBSDFデータ生成速度の向上を実現しました。


[画像: (リンク ») ]
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Photonic Component Design Suiteの主な機能強化
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Photonic Component Design Suiteは、光学構造モデリングのためのCADツール、電磁界解析のための各種ソルバ及びユーティリティで構成されます。主な機能強化は以下の通りです。

BSDFユーザ定義光学特性(UDOP)の計算速度の向上
BSDF計算のマルチスレッド(※)への対応
BSDFデータのビューア機能の追加

※マルチスレッド:一つのコンピュータプログラムを実行する際に、複数の処理の流れを並行して進めること。

LightToolsで使用するBSDFユーザ定義光学特性(UDOP)の計算速度が5倍以上に、非偏光の光の場合には最大40倍に向上しました。また、RSoft 製品の「DiffractMOD」や「FullWAVE」でのBSDFの計算が、オプションのMOST Clusterの併用によりマルチCPU、マルチコアCPUで解析できるようになりました。

これらの機能強化により、ディスプレイ、LEDとOLEDなどの分野でRSoftとLightToolsを連携して表面に微細構造を施したデバイスの解析を効率的に行うことが可能です。

さらにBSDFビューアにより、入射角、波長、偏光、入射の向きで指定された条件のBSDFデータをRSoft BSDFファイルから抽出して視覚的に確認をすることができ、簡単な照明条件でのBSDF UDOPの特性を見ることができます。

詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
(リンク »)

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シノプシス社について
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Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第16位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。

詳細な情報は、 (リンク ») より入手可能。
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サイバネットについて
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サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開しており、電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。具体的には、構造解析、射出成形解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。

サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
(リンク »)

※CAE(Computer Aided Engineering)とは、「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術です。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献しております。

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本件に関するお問い合わせ  サイバネットシステム株式会社
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■ 内容について
オプティカル事業部 営業推進グループ/黒木
TEL:03-5297-3703 E-MAIL: optsales@cybernet.co.jp
■ 報道の方は
広報室/渡辺
TEL:03-5297-3066 E-MAIL: irquery@cybernet.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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