「山崎養世が読む世界と日本の行方2016~逆風の中で成長するために~」日米中印がお互いにネットワークし、支えあう経済構造が問題を解決する

一般社団法人 太陽経済の会

From: PR TIMES

2016-04-28 14:21



 一般社団法人 太陽経済の会(所在地:東京都千代田区、代表理事:山崎養世)は、2016年4月25日(月)に「山崎養世が読む世界と日本の行方2016~逆風の中で成長するために~」と題したセミナーを開催しました。今回のセミナーは日本の成長戦略・グローバル経済にご興味がある方、金融、投資、企業経営層の方々に向けて、経済の転換期となる2016年からの「世界マーケット」と「世界構造」についてお話させていただき、太陽経済の会のミッションである『人類が百億人になっても平和に共存共栄できる社会』を実現すべく、山崎単独のセミナー開催に至りました。
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 当日は、太陽経済の会の会員様を中心に、金融、メーカー、サービス、教育、再生可能エネルギーEPC関係等幅広い分野の方々にお集まりいただきました。
 講演では、投資戦略をどう考えるのか、世界の構造変化について解説・討議がなされ、参加者からも熱心な質問、意見交換がなされました。


【主催者挨拶・本セミナー趣旨説明】
太陽経済の会 代表理事 山崎養世
 本日は多くのみなさまにお集まりいただきましてありがとうございます。今日の講演は、今年2月にビジネストップが集うセミナーにおいて、経済の転換期となる2016年からの「世界マーケット」と「世界構造」について講演し非常に好評だったことを受け、太陽経済の会において講演することになりました。
 今年は非常に大きな変貌の年になります。共同体(EU・イスラム圏)の相乗的な崩壊現象が起きていることが要因となって、市場サイクルの崩壊が起きる可能性が非常に高く、国際的な大混乱や経済システムの崩壊する可能性を持っています。リーマン・ショックとは違う形で大きなリスクが目の前に来ようとしていることについて、みなさまに共有して考えを深め、新しい時代に備えていきたいと思います。

【講演及びディスカッション内容】
太陽経済の会 代表理事 山崎養世
「山崎養世が読む世界と日本の行方2016~逆風の中で成長するために~」

【世界マーケット編】
 世界マーケットのドライバーは米国FF金利です。米国FF金利はリーマン・ショックによる不景気を受け、2008年12月以降、ゼロ金利を維持し続けています。金利と為替は相反して動くことが多いですが、2015年は円高傾向が続き、過去の経験則とは違う動きをしていました。今後の利上げのタイミングでバブルが崩壊する可能性があり、今までより複雑に崩壊すると予測されます。
 世界で価値が同時に上がる時代の終焉。この逆風でどう投資するか。選別の時代であり、マイナス金利の今、インフラ、不動産、実物資産に投資する見極めが投資戦略のキーになります。

【世界構造編】
 リーマン・ショック時とは異なり、ヨーロッパ/中東の複合体が震源となり世界経済は新しい構造へ変化しています。本来は弱い国ほど人材を育てるべきですが、労働生産性の高い人が国外へ行き、弱い国は弱いまま移民が溶け込めず、人種階級差別が残ったままになり、共同体(EU・イスラム圏)の崩壊のリスクが高まり、文明の境界線で戦争が起きやすくなります。世界が安定するためには、しっかりと国家・民間が結びつく必要があるでしょう。その中で、建国以来安定した国民国家を保ってきたアメリカ、人類のリーダー国家で経済発展がみられる中国、インドと日本は協調関係をより強化すべきです。
 私の太陽経済という考えは、「宇宙船地球号」など偉大な概念を生み出した先見的な思想家、技術者、哲学者のバックミンスター・フラーの「クリティカルパス(人類が存続しうる道)」という概念要素を取り入れたものです。お互いがネットワークし、支え合う経済構造を創造し、強靭かつ最適な持続可能な社会、世界を形成するということです。
 日米中印の協調を正四面体とした場合、日本の役割は、世界への投資、特にアジアのインフラ、再生可能エネルギーの促進、都市づくりに対してです。また、正四面体における中印の関係は、もっと長いスパンで考える必要があり、仏教のルーツ等の歴史的観点から考える必要があります。
 日本には優れたイノベーションが多数ありますが、事業化、グローバル化になかなか結び付いていません。リスクがあっても、政府主導の投資により、イノベーションが開花したアメリカを見習うべきです。金融業界も投資に前向きである必要があるでしょう。

【開催概要】

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会期: 2016年4月25日(月)18:30~20:30
場所: ベクトルラウンジ(東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ18階)
主催: 一般社団法人 太陽経済の会


【講師:山崎養世プロフィール】

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一般社団法人 太陽経済の会 代表理事
くにうみアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長
株式会社 成長戦略総合研究所 代表取締役社長
福岡市出身。東京大学経済学部卒業。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で経営学修士号(MBA)取得。


1982年に大和証券株式会社に入社。日本初の証券化公募ファンド「FNMAファンド」を担当し、MBS、ABSを有価証券として初の認定を受ける。担当者として開発に携わった日本初の証券化投資信託「ジャンボ・アルファ」が、1990年度日経金融新聞最優秀商品賞を受賞。
1994年に米ゴールドマン・サックスに入社。日本での資産運用業務の立ち上げを担当後、1998年から2002年までゴールドマン・サックス投信(当時)の代表取締役社長、及びゴールドマン・サッククス本社パートナーを務める。
2002年にゴールドマン・サックス社を退職後、シンクタンク山崎養世事務所(現 成長戦略総合研究所)設立し、高速道路無料化、地方から日本を元気にする『田園からの産業革命』や『本当の郵政改革』の提唱、日中・日印関係等の金融・財政・国際経済問題等の研究調査、提言活動に注力し、著書15冊を出版。各書ご好評いただき、またWEBサイトで寄稿しておりました日経ビジネス オンラインコラムでは部門トップ10、JBプレスでは部門最高のPV(ページビュー)を受賞。
この研究調査、提言活動にご賛同いただきました日本における有力な産官学のリーダー、有識者のみなさまと資源・エネルギー浪費型の石油経済から、資源再利用・自然エネルギー中心の経済を推進する一般社団法人 太陽経済の会を2009年に設立。これまで多くの持続可能な共存共栄モデルを築く経済、理想の地域づくり、地方創生の社会活動、プラットフォーム構築に取り組む。

【山崎養世の注目すべき先見と提言】 
※詳細については、別添資料をご参照ください。下記で公開もしています。
(リンク »)

発表年/先見/実現化


2004年/高齢化の危機が首都圏を直撃する/東京圏(1 都3 県)では2025 年までに後期⾼齢者が175 万人増え、介護施設が13 万人分不足
2004年/やがて双子の赤字がやってくる/2011 年、貿易赤字に転落(-20.28/10 億US ドル)
2007年/米中経済同盟を基軸に世界の潮流を読め/製造業の海外現地生産比率は上昇傾向で推移
2008年/(リーマン・ショックによる)大恐慌は起きない/実際に大恐慌は起きなかった


発表年/提言/実現


2003年/ロジスティック革命(高速道路無料化)/2011 年度より段階的に無料化を実施。現在は一時凍結中。
2003年/田園からの産業革命/「まち・ひと・しごと創生に関する政策」(2014 年10 月発表)
2006年/石油経済から太陽経済の時代へ/日本で再生可能エネルギーに着目したのは2011 年3.11 の震災以降
2009年/日本経済はすべて文化経済になるべき/現実化に向けて行動中


【参考書籍】 講演の内容の詳細が書かれています。(お問い合わせ:太陽経済の会 事務局)
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『日本「復活」の最終シナリオ』
「太陽経済」を主導せよ!
山崎養世著
2009年 朝日新聞出版
太陽経済の会の理念、日本が再び世界をリードするシナリオ、日米中印協調の提言がここに。


[画像5: (リンク ») ]

『米中経済同盟を知らない日本人』
山崎養世著
2007年 徳間書店
米中経済同盟を横軸に、歴史を縦軸として世界の大潮流を読み解けば日本が真に豊かな国になる道筋が見えてくる。


【太陽経済の会について】
 「太陽経済」とは、太陽から得られるエネルギーを活用し、技術・英知によって、人類の生存に必要なエネルギー・食糧・水を全人類に行きわたらせることを可能にした新しい経済を意味し、代表理事を務める山崎養世が提唱した言葉です。太陽経済の会は、「太陽経済」実現のため、理念を普及させるための活動を行う会です。活動内容としては、政策提言、セミナー開催、会員交流、趣旨に合致する研究・企業活動への支援等を行っています。2009年に太陽経済の会を設立した後、その活動の中から生まれた再生可能エネルギー関連プロジェクトの事業化を目的として、山崎養世を代表取締役として2012年、くにうみアセットマネジメント株式会社が設立されました。

一般社団法人 太陽経済の会 概要
(1) 法人名:一般社団法人 太陽経済の会
(2) 所在地:東京都千代田区丸の内3丁目4番2号 新日石ビル3階
(3) 代表者:代表理事 山崎 養世
(4) 目的:太陽経済実現のための政策提言・啓蒙・広報・会員交流・研究企業活動支援事業など
(5) 社設立年月日:2009年2月
(6) 関連グループ:くにうみアセットマネジメント株式会社、株式会社成長戦略総合研究所
(7) ホームページ:www.taiyo-keizai.com
(8) お問い合わせ:一般社団法人 太陽経済の会 事務局 電話番号:03-6212-1919

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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