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パナソニック株式会社は、2016年5月3日、ラスベガスの「DAVID COPPERFIELD THEATER」(MGM グランドホテル内)における歌舞伎公演「獅子王 - SHI-SHI-O -」(英題 “Kabuki Lion: The Adventures of the Mythical Lion”)の初日にあわせて、同社の最新技術となる3Dスキャニングブースを公開しました。これは、スキャンニングブースで撮影した3D写真と、歌舞伎俳優のモーションデータを組み合わせて、歌舞伎を舞う動画を生成する画期的なテクノロジーです。同社は、今回のラスベガスデビューに続き、この3Dスキャニングブースを商業施設やスポーツイベントなどのさまざまなエンターテインメントの場で展開していくことを検討しています。
パナソニックの3Dスキャニングブースには、同社のデジタルカメラ「LUMIX GX8」を54台設置。ブース内では来場客をあらゆる角度から撮影し、高精細な3D画像データを生成しました。同社は、撮影された3D写真データをあらかじめ収録した歌舞伎俳優のモーションデータと組み合わせたアバター動画の提供サービスを実施するとともに、3Dプリントフィギュアの世界最大手、doob社(本社:ドイツ)と提携し、来場客自身のオリジナル歌舞伎フィギュア製作サービスも提供しました。
ラスベガスで開催された、松竹株式会社プロデュースによる歌舞伎公演「獅子王 - SHI-SHI-O -」は、ラスベガス初となる「Japan KABUKI Festival in Las Vegas 2016」のメインイベント。舞台本公演と劇場前で実施された技術ショウケースは、2016年5月7日まで併催され、パナソニックの最新テクノロジーによって収録された来場客の3D歌舞伎アバターの一部は、本公演でも活用されました。
▼【動画】LUMIX 3Dスキャニングブース 北米デビュー「3D KABUKI AVATAR」~KABUKI Festival 2016
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▼【動画】来場客の歌舞伎アバター
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また、会場ロビーにて同社の自律運搬ロボット「Hospi」が、来場客への講演告知やドリンク配布サービスを提供しました。さらに公演期間中は、同社業務用の高輝度プロジェクターを活用し、ベラージオホテル前の巨大噴水をスクリーンとする侍たちの水上合戦絵巻をテーマにしたデジタル・プロジェクションを実施しました。
同社AVCネットワークス社 副社長でビジュアル&イメージング事業担当の有薗 正樹氏は「当社の技術をラスベガスで披露することができ、斬新な歌舞伎体験を楽しむお客様の姿に嬉しく感じています。今後は、3Dスキャンニング技術をプロスポーツやエンターテインメントをはじめとする様々なビジネス分野で活用していただけるよう、グローバルに推進してまいります」と語りました。400年以上もの歴史ある日本独自の舞踊劇“歌舞伎”に現代の観客を惹きつけ、なじみやすい楽しみをもたらした革新的なテクノロジーは、スポーツ分野にも適しており今後の応用拡大に期待が寄せられました。
公演や劇場前スペースでの取り組みの模様は、以下よりご覧いただけます。
▼「Japan KABUKI Festival in Las Vegas 2016」 特設ページ
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・松竹歌舞伎公式ページ「歌舞伎美人」
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【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 ブランドコミュニケーション本部
Wonder推進室(担当:井上、麻生)
電話:03-3574-5670 (受付 平日9:00~17:30)
<関連情報>
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・パナソニックの業務用プロジェクター
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・ドゥーブスリーディー株式会社
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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