株式会社そとあそびの株式取得(子会社化)及びライブエクスペリエンス事業(LX事業)の開始に関するお知らせ

株式会社アカツキ

From: PR TIMES

2016-06-13 20:25

株式会社アカツキ(以下アカツキ、本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:塩田元規)は本日締結された株式譲渡契約により、アウトドアレジャーの予約サイト『そとあそび』を運営する株式会社そとあそび(以下、そとあそび社、本社:東京都港区、代表取締役社長:中島裕)の株式を取得し、子会社化すること、及びライブエクスペリエンス事業を開始することをお知らせいたします。



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1.アカツキの提供価値及び事業領域について
 アカツキは、「感情を報酬に発展する社会」という社会ビジョンを掲げ、ゲームの力(=人の心を動かす力)を使ってワクワクする体験や自発的な活動を生み出すことで社会ビジョンを実現することをミッションとしております。これまではモバイルゲーム事業のみを行ってまいりましたが、今後はこれまでゲームの領域で培ってきた、ワクワクする体験や感動を提供するためのノウハウやテクノロジーをリアルライフ領域にも活用し、単なる効率化や低価格化だけではない、人の心を動かすサービスを提供してまいりたいと考えております。
 現代は「モノの消費」から「コトの消費」の時代と言われており、目に見える商品へのニーズよりもサービスや体験など、目に見えない価値に対するニーズに世の中全体がシフトしてきております。併せて、スマートフォンの普及を契機として、デジタルの世界とリアルの世界がより近接し、サービスにおいても両者の境界がより接合してきております。このトレンドは、今後VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の発達により、さらに加速してくるものと予想されます。
 このように、アカツキが得意とする「人の心を動かす」サービスのニーズは、日常生活のあらゆるシーンにおいてより一層高まってくると考えられることから、1.ビジョンに適合し、2.市場としての規模感・成長性が見込め、3.強みを活用できる領域について積極的に参入していき、より多くの人に、人生をより彩り豊かに、カラフルにする価値を提供していきたいと考えております。

2.株式取得の目的及び事業開始の趣旨について
1) ライブエクスペリエンス事業(LX事業)の開始
 リアルライフ領域への事業進出の第一歩として、このたびアカツキは「ライブエクスペリエンス事業」の開始を決定いたしました。
 ライブエクスペリエンス事業(以下、LX事業)とは、ライブ(生の、リアルな、ワクワクする)・エクスペリエンス(体験)の意味で、人々にワクワク・感動するリアルな体験を提供する事業と位置付けております。例えば、旅ナカ・アクティビティ、旅行、インバウンドなどのリアルな体験の機会を提供するサービス等を広く含むものです。
 LX事業におけるサービスは、さまざまな体験を通じて人々に感動を与えるサービスであり、我々のビジョンと強く適合する事業領域です。
 そしてLX事業の柱の1つとなる旅ナカ・アクティビティ市場は、コトの消費の高まりに伴い近年大きく成長している市場です。さらに、潜在的な顧客層はまだまだ数多く存在し、正に市場が創出されつつある未開拓の状況であると捉えております。加えて、旅行市場全体を見ても国内・海外旅行全体で約26兆円と既に大きな市場規模を有しているだけでなく、2020年には東京オリンピックの開催が予定されている中で海外観光客の大幅な増加も予測され、インバウンドによる更なる市場拡大も見込まれています(出典:一般社団法人日本旅行業協会「数字が語る旅行業2015」)。
 
 また、LX事業は、リアルの場におけるワクワク体験を提供することがサービスの根幹にあることから、サービスによって人の心を楽しくするというゲーム事業の強み・ノウハウが活用しやすい領域であると考えています。
 このように1.ビジョン適合性、2.市場規模・成長性、3.アカツキの強みの観点から、アカツキはLX事業の開始を決定し、現在、自社オリジナルのサービスを企画・開発しております。これに加えて、当事業の成長を一気に加速すべく、以下に記載するような事業シナジーの実現を企図し、そとあそび社の子会社化を決定いたしました。
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2) M&Aによるシナジー
 2004年に設立されたそとあそび社は、初心者が気軽に安全にアウトドアを「レジャー」として楽しめる情報インフラを創ることを目指しております。年間取扱高3億円を超える、予約サイト『そとあそび』」を運営し、アウトドアレジャーの魅力を伝えることで、継続的な成長を実現してきました。同サービスの長年の運営により、同社は数多くのアウトドアレジャー事業者の皆様との強固な信頼関係・ネットワークを構築し、良質な企画・コンテンツを豊富に獲得しております。また、その良質なコンテンツの提供によりロイヤリティの高いユーザー基盤を保有しております。これらの資産はアカツキには存在せず、また、いずれも構築・獲得には長い時間を必要とするものです。
 一方、アカツキはゲーム事業において以下の4つの強みを有しており、これらをLX事業においても応用し、他社と差別化した価値・サービスを提供する事ができると考えております。
1.アカツキが得意とする世界観やストーリーを活かした企画力・プロデュース力は、LX事業においてもメディア
 や企画作りに活用することができます。

2.あらゆるサービスにおいてスマホシフトが進む中で、ゲーム開発で培った高い技術力・開発スピードは、そとあ
 そび社のサービス開発にも広く適用することが可能です。

3.ユーザーデータ分析に基づくマーケティングやデータドリブンのPDCAサイクルの実施といった高いサービ
 ス運用力は、LX事業のサービスにおいても活用でき、マーケティング効率やユーザーの満足度向上に大きく寄与
 するものと考えております。

4.台湾子会社における複数言語で展開できる海外オペレーション力は、インバウンドを取り込むための海外ユーザ
 ーへのサービス展開にそのまま活かすことができます。

 このように、そとあそび社、アカツキのそれぞれがもつ資産を合わせることで、自社単独で事業を行うよりもLX事業の成長スピード・成功可能性を大きく高めることができると考えております。

3) 人・組織による競争優位性、企業文化の適合性
 アカツキは、「人材が最重要の資産」と考えており、素晴らしい人材の採用と人材を活かす組織作りが、中長期的な成長にとって最も重要であると考えております。この考え方はM&Aにおいても同様で、人・組織によるレバレッジが可能かどうかも、M&Aを実行する上での重要な判断基準となっております。
 そとあそび社は、お客様にとって「余暇」の選択肢としてアウトドアレジャーを当たり前のように想起してもらえる世の中を作ること、アウトドアレジャー業界全体の信頼を上げることを存在意義と考えており、ワクワクする体験が人を変え、人生を幸せにしていくという、アカツキと本質的に同じ理念を掲げています。また、人材を重視し、意義や社員の想いを大切にする組織風土も共通しております。
 この共通する理念・組織風土を土台とし、人や組織をレバレッジさせることで、単なる事業シナジー以上の大きな成果を達成することができると信じております。
 アカツキは、ゲームのみならずリアルライフ領域においても多くの方にワクワクする体験をお届けし、「ライブエクスペリエンス市場」自体を創出・拡大する主体的な役割を担っていきたいと考えております。

そとあそび社 代表取締役社長 中島裕 コメント
 2004年に設立されたそとあそび社は、アウトドアレジャーを世の中に広め、多くの人がアウトドアレジャー体験を通じて充実した人生を送ることができるようにしたい、という想いをもって、これまでサービスを提供してきました。
 この期間もサービス・事業において着実な手ごたえを感じていましたが、日本の素晴らしい自然をコンテンツとして活かしたアウトドアレジャーは、今後より一層の成長が見込めるフェーズに来ていると感じています。
 アカツキ社とは理念に共感し、かつ、お互いのリソースを合致させることで、海外も含め事業を大きく成長させることができると考えたことから、このタイミングでアカツキ社と一緒に事業を創り上げていくことを決めました。
 両社の強みを活かすことで、これまで以上の成長速度で、より多くのユーザーの皆様にアウトドアレジャーを楽しんでもらう機会を提供する事ができると思うと、これからの取り組みにとてもワクワクしています。

アカツキ 代表取締役CEO 塩田元規 コメント
 アカツキは現状のモバイルゲーム事業に加え、リアルライフ領域における事業参入の検討とサービス企画・開発を進めていましたが、その第一歩としてライブエクスペリエンス事業の開始を決定しました。
 そとあそび社とは、同事業の企画・開発検討を進める中でコンタクトを持つ機会があり、理念が共通していたことや協働による事業の成長可能性から、同社と一緒に事業を推進していくことを決定しました。
 旅ナカ・アクティビティ市場を初めとするライブエクスペリエンス市場は、正にここから大きく市場が成長するフェーズで、幸運にもこのタイミングで両社が一緒に事業を進めていけることは、アカツキだけでなく多くのユーザーの方や事業者の方など市場全体にとっても大きくプラスの価値を出せると確信しています。
 この好機を最大限活用し、そとあそび社とアカツキが一体となってアウトドアレジャーやさまざまなワクワクする体験を多くの人に届けられることに、今から胸を躍らせています。
 今後もアカツキらしく、より多くの人にワクワクやつながりといった人を感動させる価値を提供し、事業の拡大とともに感情報酬社会の実現を目指していきます。

■会社概要:株式会社そとあそび株式会社そとあそびは、アウトドアレジャーが持つ本当の魅力を伝えることができる会社です。初心者が気軽に安全にアウトドアを「レジャー」として楽しめる情報インフラを創ることを目指し、予約サイト『そとあそび』を運営しています。
URL     : (リンク »)
サービスURL : (リンク »)
設立     :2004年6月
資本金    :1億1千万円
代表者    :代表取締役社長 中島 裕
所在地    :東京都港区白金台5丁目9-8 501
事業内容   :アウトドアレジャーそとあそび事業の主催・運営

■会社概要:株式会社アカツキ
アカツキは、人々の自発的な力が社会を幸せにするという信念をもち、それをゲームの力で実現することを使命としております。ゲーム事業を中心にしつつ、今後はゲームの力を活かした様々なサービスを展開してまいります。メンバー一人一人の“ワクワク”、“成長”、“つながり”を大切にし、サービス、プロダクト、そして自身のあり方を通して世界の幸せを増やしていきます。
URL   : (リンク »)
設立   :2010年6月
資本金  :27億6百万円
代表者  :代表取締役CEO 塩田元規
所在地  :東京都目黒区上目黒1-1-5 第二育良ビル4階
事業内容 :スマートフォンサービスの企画開発、ソーシャルアプリの企画開発

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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