お江戸×謎解き×腹話術!?畠中恵の江戸世界は、この一冊から!『まことの華姫』PV完成&特設サイトオープン!

株式会社KADOKAWA

From: PR TIMES

2016-09-26 19:43

桐竹勘十郎氏をはじめ推薦の声続々!!作家生活15周年記念作品&新たな畠中ワールド、9.28開幕!

畠中恵氏最新作『まことの華姫』のPVが完成し、特設サイト( (リンク ») )が本日オープンいたしました。
「文楽の人形で話芸をするというアイデアは、まさにいっこく堂さんからだったんです 。江戸時代に腹話術ができる人がいたら、ウケるだろうなと考えました。」(「本の旅人」2016年10月号より)
三人遣いの文楽の人形で一人二役の話芸(腹話術)をするという斬新なアイデア。洒脱な人形語りで江戸の事件を解き明かし、市井に生きる人々の悲喜こもごもを描き出す著者の新境地といえる本作には、文楽の人形遣いとしておよそ半世紀の経歴を持つ桐竹勘十郎氏をはじめ、推薦の声も続々と届いております。
畠中ファンはもちろん、畠中ワールド初心者の入門書としても自信をもってオススメします!9月28日(水)の発売をどうぞお楽しみに!



【推薦の声続々!!】

[画像1: (リンク ») ]

人形は嘘がつけない。人間が口にできないことも、人形なら言うことができる。
お華が「真実を語る」、というのはきっとそういうことだ。
――文楽の人形遣い 桐竹勘十郎氏、推薦!

無限の物語を秘めた月草と華姫、お夏の造形は出色の出来。
本家がえりをしながら、全く新しい衣装を着せることに工夫を凝らした意欲作!
――文芸評論家 菊池仁氏、太鼓判!

丹念な考証で両国の実情を浮かびあがらせ、江戸情緒が満喫できる作品。
謎解きのスリルと心温まる人情が見事に結び付いており、
月草とお華の活躍はすべての読者に希望を与えてくれるだろう。
――文芸評論家 末國善己氏、瞠目!


『まことの華姫』について
■主な登場人物■

[画像2: (リンク ») ]

お華(おはな)
木偶の姫様人形。真の井戸から引き上げた水を固めたような玉二つ。それがお華の眼になった――という由緒をもち、真実を語ると噂されている。
江戸両国の見世物小屋で、芸人月草の話芸の相方として、人気を摑む。身丈は四尺六寸強(140cm前後)。金銀の刺繍がほどこされた着物をまとい、華やかな簪を挿した美しい外見とはうらはらに、愛想は良いが、口が悪い。ただその毒舌ぶりもまた堪らないと、“お華追い”と呼ばれる追っかけ集団も生まれている。


月草(つきくさ)
お華を操り、口を動かさずに喋るという話芸を披露して、両国で話題となっている人 形遣い。
大人しく控えめな面立ちのせいで、舞台での存在感は薄いが、元は腕利きの人形師だった過去をもつ。ある事件を機に身を損ねて芸人に鞍替えし、江戸に流れ着く。


[画像3: (リンク ») ]


お夏(おなつ)
両国では知られた地回りの頭、山越の娘で13歳。
姉の死に不審を感じ、その真相をお華に尋ねるべく、父親と月草の見世物小屋を訪れた。それをきっかけに月草とお華とも、すっかり仲良しになり、お華の謎解きにも一役買うようになる。


■あらすじ■
推理、人情、笑いあり。
ヘタレの芸人「月草」と器量よしで口の悪い姫様人形「お華」の迷コンビが、
江戸の事件を快刀乱麻!!

江戸は両国。暮れても提灯の明かりが灯る川沿いの茶屋は、夜も大賑わい。
通りの向こうの見世物小屋では、人形遣いの芸人、月草の名が最近売れてきている。
なんでも、木偶の姫様人形、お華を相方に、一人二役の話芸を繰り広げるのだという。
それも、話芸が目当てというより、お華に会いに来るお客が多いというのだ。
何故なら。“まことの華姫”は真実を語る――。

姉を殺したのは、実の父かもしれないと疑う、小屋一帯の地回りの娘・お夏。
七年前の大火事で幼な子を失い、諦めきれずに我が子を捜し続ける夫婦。
行方知れずとなった親友かつ義兄を捜しにはるばる西国からやってきた若旦那。
そして明らかになる語り部・月草の意外な過去……。

心のなかに、やむにやまれぬ思いを抱えた人々は、今日も真実を求めてお華の語りに耳を澄ます。
しかし、それは必ずしも耳に心地よく、人を幸せにするものばかりとは限らなくて・・・・・・。

洒脱な人形語りで江戸の事件を解き明かし、市井に生きる人々の悲喜こもごもを描き出す、
著者の新境地!


■書誌情報■
作品名:『まことの華姫』
著者名:畠中恵
発売予定日:2016年9月28日(水)
定価:本体1400円+税
体裁:四六判仮フランス装
頁数:288頁
装画:Minoru
装丁:大原由衣
発行:株式会社KADOKAWA
初出:「まことの華姫」2015年10月号、「十人いた」2016年1月号、「西国からの客」2015年11月号、
「夢買い」2015年12月号、「昔から来た死」2016年2月号 ※すべて「小説 野性時代」
★「カドカワストア」情報ページ
(リンク »)


[画像4: (リンク ») ]

■著者紹介■
畠中 恵(はたけなか・めぐみ)
高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年、『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の絶大な支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ貸します』『つくもがみ、遊ぼうよ』『ゆめつげ』『まんまこと』『ちょちょら』『けさくしゃ』『うずら大名』『明治・金色キタン』『若様とロマン』などがある。


■「本の旅人」について
株式会社KADOKAWAが発行するPR誌 です。
10月号は、9月27日より、全国の書店およびKADOKAWAオフィシャルサイト( (リンク ») )で購入いただけます。定価(税込):100円

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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