ウエスタンデジタル、大規模クラウド・エンタープライズ市場向け次世代データセンターストレージ製品ファミリーを拡大

サンディスク株式会社

From: PR TIMES

2016-11-16 09:00

スケールアップおよびスケールアウト型データセンターインフラのコスト障壁を取り除くエントリーレベルのオブジェクトストレージシステムを発表



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米国カリフォルニア州アーバイン、2016年11月15日 – データの可能性を広げるウエスタンデジタルコーポレーション(NASDAQ: WDC、以下、ウエスタンデジタル)は本日、クラウドスケールの課題へ対応する新たなエントリーレベルのストレージシステム「ActiveScale™ P100(アクティブスケール P100)」を発表しました。同製品は現行のシステムやソリューション、プラットフォームのポートフォリオを拡張する新たなプラグアンドプレイのオブジェクトストレージシステムであり、将来的なペタバイト(PB)規模のストレージインフラの基盤を提供します。ウエスタンデジタルの最新の統合ストレージシステムであるActiveScale P100は、経済的な価格で容量をペタバイトまで拡張でき、オンプレミスとホスト型クラウドアーキテクチャの双方に対して大量データストレージリポジトリーの構築を可能にします。

新しいストレージシステム「ActiveScale P100」

ActiveScale P100は、Active Archive System(アクティブアーカイブシステム)、InfiniFlash™オールフラッシュストレージプラットフォーム、およびディスクベースのプラットフォームなどを取り扱うウエスタンデジタルのデータセンターシステム(DCS)ビジネスユニットのポートフォリオに加わります。アプリケーションデータのニーズに対応し、必要な容量を簡単に追加インストールできる機能により、物理容量を720TBから19PBまで拡張可能な経済的なエントリーレベルの構成となっています。本システムは、Amazon(R) S3標準オブジェクトストレージ用インターフェースを使用した包括的で完全に統合されたアーキテクチャを採用しています。オンプレミス・オフプレミスクラウド、ライフサイエンス、政府/防衛、メディアおよびエンターテインメント業界のアプリケーションなど、大容量のストレージが必要な市場に対して理想的なシステムです。ActiveScale は、大規模コンテンツリポジトリー、メディアストリーミングおよびメディアサービス、データ分析、データ保護やアーカイブなどのデータ集約型のワークロードにおける容量とパフォーマンス両方の課題に容易に対応します。

また、ActiveScale P100には、お客様が簡単かつ効果的にシステムを管理することができる新しいクラウドベースのシステム監視ツール「ActiveScale CM(Cloud management)」が含まれます。ActiveScale CMは、追加費用は不要で、現行のHGST Active Archive Systemのお客様も利用可能です。ActiveScale CMは、プロアクティブなストレージ管理とペタバイト規模のデータアクセスを行い、リモートシステムによるヘルスモニター機能、容量と性能の予測分析機能を提供し、それによりITコストと管理コストを低減します。

Enterprise Strategy Group(ESG)社のシニアアナリストであるテリー・マクルーア氏は、「オブジェクトストレージは、クラウド規模のインフラ構築を可能にするキーテクノロジーです。ActiveScale P100は、クラウド規模で一貫性を確保し、従来のストレージより、はるかに容易で低コストに新たなレベルの規模と柔軟性を実現できると確信しています」と述べています。

ActiveScale P100 の価格は、1ギガバイトあたり$0.22からとなります。本日より受注を開始します。

OvationData社のアーキテクチャ担当ディレクターであるボー・ケネディ氏は、「Active Archive Systemの素晴らしい点は、特に変更を必要とせずにVersity Storage Managerに直接プラグインできることです。ワークフローを変更する必要は全くありません。実際、Active Archive Systemはワークフローを強化します。オブジェクトストレージは、コストとパフォーマンスの両方で優位性をもたらしますが、どんなシステムにとっても課題は効率的に規模を拡張することです。私たちは、ActiveScaleによるこの課題の解決を心より期待しています」と述べています。

米IT調査会社IDCのストレージプラクティス部門リサーチディレクター、エリック・バーギナー氏は、「ストレージ業界は、クラウドアーキテクチャ、ソフトウェアデファインドストレージ、統合コンピューティング、およびフラッシュ導入の増加に起因した変革の波に直面しています。企業やサービスプロバイダーは、これらの新技術を組み込むために、インフラを進化させており、次世代プラットフォームに新技術を統合する際に、的確な専門知識を提供するウエスタンデジタルのようなエンタープライズプロバイダーに注目しています」と述べています。

ウエスタンデジタルのデータセンターシステムビジネスユニットでシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるデイブ・タンは、「当社は、増大するデータから大きな価値の抽出を行うお客様の市場に向けて、ストレージの基本的な構成要素を統合したソリューションを提供します。ActiveScale P100の提供する容量と価値は、事実上すべてのアプリケーションと業界に対して、クラウド規模のリポジトリとビッグデータ分析を経済的に利用可能なものにします。当社の幅広い製品ポートフォリオによって、私たちは企業やクラウドサービスプロバイダーがクラウド規模のデータセンターを展開し、管理する方法を変革していきます。当社のターンキーシステムによって、ビジネスの焦点を、インフラの構築から、顧客や組織のためにデータの力を活用することへとシフトすることが可能になります」と述べています。

DCSビジネスユニットのパートナープログラム

DCSビジネスユニットは、お客様へ新しいレベルのサービスを提供するために、エンタープライズパートナープログラムを通じて、主要なソリューションプロバイダーと密接に連携しています。パートナー企業がビッグデータや高速なデータアクセスの課題に対応したポートフォリオを構築するために、DCSビジネスユニットは、コンポーネント、ファームウェア、ソフトウェアおよびシステムレベルでキーテクノロジーの統合、チューニング、および最適化を行います。また、このプログラムは、アプリケーションの主要な独立系ソフトウェアベンダー(ISV)と伴にソリューションプロバイダーと連携して、前例のないトータルカスタマーエクスペリエンスを実現に向けたソリューションを開発します。ActiveScale P100は、ソリューションプロバイダーが簡単にソリューションをインストールして、データキャプチャ、保存、管理、維持、配信するために、顧客のワークロードを最適化することができます。

DCSビジネスユニットは、ActiveScale P100をインストールする際の支援と、変化し続けるビジネス要件に対応するソリューションプロバイダーや会社のスタッフ向けトレーニングを提供する専門的な導入サービス「StorChoice™」も提供します。

*ウェスタンデジタルのHGST/G-Technlogyブランドは、11月16日(水)~18日(金)に幕張メッセで開催されます「2016年国際放送機器展(Inter BEE 2016)」に出展いたします。出展ブースはホール7の#7205です。HGSTのActive Archive SystemやG-Technology製品シリーズの出展に加え、本日発表したActiveScale P100の製品説明も行いますので、Inter BEE2016にお越しの際には、ぜひ本ブースにもお立ち寄りください。

ご参考情報

ActiveScale P100の技術仕様および使用事例(英語)については下記をご覧ください。
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Enterprise Management Associatesのホワイトペーパー「HGST Maximizes Savings With Object Storage Management Suite」(英語)は下記よりダウンロード可能です。
(リンク »)

ブログ(英文)

・ Western Digital Enables the @Scale Data Center
(リンク »)

・ Simplicity at Scale in the Data Center. Western Digital Announces ActiveScale P100
(リンク »)

■ウエスタンデジタルについて
ウエスタンデジタル(NASDAQ:WDC)は、データを作成、活用、体験、保存するためのストレージ技術やソリューションを提供する業界リーダーであり、お客様志向のイノベーションを取り入れた、高効率で柔軟性が高く、高速、高品質で魅力的なストレージソリューションを幅広く提供することによって、変化を続ける市場ニーズに対応しています。ウエスタンデジタルの製品は、HGST、サンディスク、およびWDのブランドでOEMや代理店、リセラー、クラウドインフラストラクチャ・プロバイダーに提供され、一般消費者向けにも販売されています。詳細については、www.hgst.com、www.wd.com、www.sandisk.comをご覧ください。

*1GB=1,000,000,000バイト。1TB=1,000GB(1,000,000,000,000バイト)、1PB=1,000TB(1,000,000,000,000,000バイト)。実際に利用できる容量はこれより少なくなります。

(C) 2016 Western Digital Corporation or its affiliates. All rights reserved.
Western Digital、InfiniFlash、StorChoiceおよびActiveScaleは、米国およびその他の国におけるWestern Digital Corporationまたはその関連会社の商標です。その他の商標も特定の目的のためのみに使用されるものであり、各権利者によって商標登録されている可能性があります。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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