ロシア、ロスアトム社 ベロヤールスク原子力発電所の高速中性子炉BN-800を商業用に本格稼働開始

ロスアトム国家原子力公社

From: PR TIMES

2016-11-17 11:12

~米で最も権威のあるエネルギー専門誌「POWER」2016トッププランツ賞を受賞~



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 ロシアの国営原子力企業ロスアトム社は、2016年10月31日、ロシア連邦環境・技術・原子力監督局 (Rostekhnadzor) 発行の設備使用許可を受け、スヴェルドロフスク州のベロヤールスク発電所、第四ユニットBN-800の発電開始を、運転操業を担当するロスエネルゴアトム社 (社長:アンドレイ・ペトロフ) に指示し、稼働体制に入りました。
 この第四ユニットBN-800は、8月17日の定格容量の総合テストで、フルパワーを達成しており、これにより、商業用として本格的な運転の開始となります。

 ベロヤールスク原子力発電所は、1964年4月に稼働を開始した、様々なタイプの原子炉が集結しているロシアで唯一の原子力発電所で、スヴェルドロフスク地域の総電力の約10%を生産しています。初期原子炉のAMB-100及び、AMB-200は既に運転を停止しており、現在は、BN-600とBN-800が稼働中で、このBN-800は商業用として期待されています。

 また、当ベロヤールスク原発所、第四ユニットと高速中性子炉BN-800は、アメリカの最有力なエネルギー専門誌「POWER(注1)」の2016年トッププランツ賞を受賞しました。トッププランツ賞は、発電力、プルトニウムの再処理能力、TRUウラン廃棄物処理等を審査し、今後の発電業界の発展に大きく貢献する革新的なプロジェクトに贈られる賞です。

※1「POWER」誌:1882年創刊。トッププランツ賞を始めとし、年間プランツ賞、レインベーション賞、ヴォター賞、スマートグリッド賞等、発電業界を牽引する賞を授与している。
(リンク »)
(英語のみ)


ロスアトム社
従事者数262,000人。360社の企業や研究機関からなる国営の原子力企業。
代表は、セルゲイ・ウラジレノヴィチ・キリエンコ。
傘下に、「ロスエネルゴアトム」があり、操業を担当。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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