イクシア、初めてハイパースケールデータセンター向けのマルチテラビットネットワークセキュリティテストプラットフォームを発表

イクシアコミュニケーションズ株式会社

From: PR TIMES

2016-12-13 14:00

新しいCloudStorm(TM)は、信頼性、セキュリティ、QoEをクラウドスケールで評価

ネットワークテスト、可視化、セキュリティ向けソリューションの大手プロバイダであるイクシア(本社:米カリフォルニア州カラバサス、NASDAQ:XXIA)の日本法人、イクシアコミニュケーションズ株式会社(代表:代表取締役 伊吹 仁志、所在地:東京都新宿区)は、CloudStorm(TM)(クラウドストーム)の提供開始を発表しました。CloudStormは、ハイパースケールクラウドデータセンターのキャパシティ、効率性、レジリエンス(復元力)向上のテスト・検証に必要な高いパフォーマンスを提供する、初のマルチテラビットネットワークセキュリティテストプラットフォームです。

イクシアはCloudStormの発表により、アプリケーションおよびセキュリティテスト市場のリーダーとしての地位を強固にできると考えています。ユーザーはCloudStormを使用して、データセンターがクラウドスケールのアプリケーションを処理できるキャパシティかどうかを検証し、SSLトラフィックがパフォーマンスにもたらす影響を測定、テラビット規模のDDoS攻撃に対処するための緩和手法を評価できるようになります。この柔軟かつ拡張性の高いソリューションは、2.4テラビットの混合アプリケーションや悪意あるトラフィックをシミュレートし、サーバーアプリケーション、ストレージのワークロード、ネットワークセキュリティデバイスといった複雑なデータセンターの重要な要素をテストすることができます。

451 Research社のジム・ダフィ(Jim Duffy)氏は、次のように述べています。「クラウドやIoT(Internet of Things)へとコンピューティングが進化するにつれ、ネットワークのセキュリティやパフォーマンスの重要性が高まっています。サービスプロバイダは定期的にネットワークをテストしますが、クラウドプロバイダーや企業にはクラウド環境への準備を整えるためのツールも必要です。イクシアは、このニーズを満たせるようにネットワークテストソリューションを適応させています」

クラウドベースのデータセンター設置により、企業は規模とアジリティ(俊敏性)を高めることができます。しかし、ネットワークセキュリティ/アプリケーションデリバリプラットフォームには、大量のトラフィックを処理できる態勢が整っておらず、セキュリティ面に脆弱性が生じたり、ビジネスに不可欠なアプリケーションの可用性やパフォーマンスに大きな影響が生じる場合があります。

CloudStorm:初のマルチテラビットテストプラットフォーム
DDoS攻撃は、かつてないほど勢いを増しています。たとえば、MIRAIボットネットによるDDoS攻撃の第一波は、IoTデバイスを用いて665Gbpsまで達していました。CloudStormはIoTデバイスをシミュレートし、既知の攻撃の2倍に相当するマルチテラビットのDDoSトラフィックを生成できる、初のテストプラットフォームです。これによりユーザーは、ハイパースケールデータセンターのパフォーマンスを容易かつ経済的に検証しつつ、ネットワークのセキュリティレジリエンスを向上することが可能となります。

CloudStorm:セキュリティとエンドユーザーの使用感を検証
セキュリティやプライバシーの懸念が高まっていることから、トラフィックの暗号化が必要になっています。実際、ネットワークポリシーコントロール分野の世界的リーダー企業であるSandvine社の推計によると、全世界のインターネットトラフィックの70%が暗号化されており、Googleサーバーへのリクエストの85%が暗号化接続を使用しています。暗号化されたトラフィックは全般的にセキュリティを高めますが、悪意あるコンテンツや動作がないかどうかトラフィックを調査することが難しく、パフォーマンスのボトルネックが生じてしまいます。

CloudStormは、ハードウェアオフロードによって高パフォーマンスの暗号化をサポートし、クラウドスケールのSSLトラフィックを促進します。結果としてCloudStormは、企業やデータセンターオペレーターに、暗号化されたアプリケーションにおいて他に例を見ないパフォーマンスをもたらし、SSLインスペクション機能によるセキュリティと、十分なQoE(Quality of Experience:体感品質)を伴うアプリケーションパフォーマンスの最適なバランスの実現を可能にします。

イクシアのプロダクトマネジメント担当バイスプレジデントであるスニル・カリディンディ(Sunil Kalidindi)は、次のように述べています。「今では広範な暗号化が現実のものになっています。この暗号化された世界でセキュリティとアプリケーションパフォーマンスを検証するには、セキュリティテストプラットフォームのパフォーマンスを劇的に高める必要がありました。CloudStormは強固に暗号化されたテラビット近いSSLトラフィックを提供することで、お客様がSSLテストの障壁を打破できるよう支援します」

CloudStorm:人的・金銭的資源を最大限に活用
CloudStormは同一ポート上で、100、50、40、25、10GEをサポートできます。このためお客様は多様なハードウェアを購入して各速度をサポートする必要がないため、貴重なIT予算を節約し、他の重要なビジネス投資に活用することができます。これにより設備投資だけでなく、管理を簡素化し、データセンターやラボ環境のスペース、冷却、電気のコストを削減することができます。

イクシアについて
イクシア(NASDAQ: XXIA)は、テスト、可視化、セキュリティのソリューションを提供し、企業、サービスプロバイダ、ネットワーク機器メーカーの物理/仮想ネットワークのアプリケーションを強化しています。また、企業が開発、導入、運用を行う上で必要とされる信頼性の高い環境を提供します。世界各国のお客様がイクシアのソリューションを活用して、設計の検証、パフォーマンスの最適化、ネットワークの保護を実現し、アプリケーションを強化しています。詳細については、< (リンク ») >をご覧ください。

*イクシア、イクシアのロゴ、CloudStormは、米国およびその他の法域におけるイクシアの商標または登録商標です。ここで使用されているその他の商標はすべて、各所有者に帰属します。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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