「現代版遠野物語」として話題になった2015年ベストセラーの『山怪』待望の続編『山怪 弐』を刊行

株式会社インプレスホールディングス

From: PR TIMES

2017-01-19 11:00



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 インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は、2015年刊行のベストセラー『山怪 山人が語る不思議な話』(現在、12刷8万6000部)の続編に当たる『山怪 弐 山人が語る不思議な話』を、2017年1月19日に刊行いたしました。

 「現代版遠野物語」として、著名作家からも高い評価を受け、新聞・雑誌等数多くのメディアで絶賛された前作の流れをくみ、今回は東北から中国・四国地方まで新たに取材を敢行。山里に埋もれつつある興味深い体験談を拾い集めた「現在形のフィールドワーク」です。

 「新たなる遠野物語の誕生」としてさまざまなメディアで絶賛された前作からさらに拡張する、山で働き、暮らす人々の多様な語りは、自在にしてエキセントリック。「語り遺産」ともいうべき、失われつつある貴重な山人たちの体験に、読む者は震撼しつつ、深い郷愁の念にとらわれるでしょう。単なる昔語りや怪談話の域を超えて、民衆の記憶を渉猟して築かれた新たな物語の誕生、あるいは、現代と近代の境界を漂う不定形のナラトロジーといえる怪作です。

 カバー装画は、前作と同様、日本の小口木版画の第一人者である柄澤齊氏のオリジナル作品で、「山怪」の世界観を表現しています。装丁も美しく、陳腐な怪談本とは一線を画しています。


●You Tubeにて『山怪 弐』のプロモーション動画を公開中!
・山怪 弐  (リンク »)
・刊行に際して 「執筆動機編! 」 (リンク »)
・「降りてくる山の神」 (リンク »)
・「ミミズ素麺」 (リンク »)
・「チャクラ全開の人」 (リンク »)
・「ヒバゴンの里」 (リンク »)
・「ヤマミサキ」 (リンク »)

〈目次〉
はじめに

I 胸騒ぎの山
八甲田山/真夜中の行軍/怖いモノは無視せよ!/落ちた火の玉/仏おろし/同じ夢を見る/夢で呼ぶのは/神様の孫/マタギの里で/狸もたまには騙す/蛇に魅入られた男/秋山郷の謎の火/森の大笑い/青い服の女/山の中で聞こえる音は/御嶽神社/大菩薩女/通じなかった祈り/蛇の鳴き声/駆け巡る笑い声/まとわりつく鈴の音/鷹が見たもの/闇に笑う男/犬を入れた訳/降りてくる山の神/山盛りの内臓/霊感は伝染する?/昨日の友達
II 彷徨える魂
切りたくない木/峠に集う者/続・楽しい夜店/山の日の出来事/二度と行かない小屋/白日の火の玉/狐の嫁入り//座敷わらし/幻の巨大石塔/止まるチェーンソー/最新科学と交差する謎/天に昇る煙/小さな帽子/線香のにおい/悪いモノ/見知らぬタツマ/虫捕り/立ち上がる光柱/ミミズ素麺/山寺の騒ぎ/オオカミと蛇/十津川村/行者の世界/チャクラ全開の人/回峰行/遭難者が見たモノ
III 森の咆哮
軽トラの待ち伏せ/行ってはいけない/消えた友人/黒い山/一人だけに聞こえる/不気味な声/手相見の警告/おろちループ/呪い神/拝み屋と憑きもの封じ/ヒバゴンの里/爺婆の茶飲み話/神船/良くないモノ/エクソシストと丑の刻参り/森とみそぎ/遍路ころがし/大蛇は寝ている/招くモノ/悪狸/犬神家/ヤマミサキ/婆と侍/雅な調べ
後書き― 怪異との付き合い方目次

〈書籍詳細〉
『山怪 弐 山人が語る不思議な話』(さんかい に やまびとがかたるふしぎなはなし)
田中康弘 著
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仕様:四六判(188mm×130mm)、並製、256ページ
発売日:2017年1月19日
印刷版 定価:1200円+税
ISBN: 9784635320085
電子書籍版(リフロー形式) 基準価格:960円+税

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前著『山怪 山人が語る不思議な話』(田中康弘・著)も好評発売中!

 著者の田中康弘氏が、交流のある秋田・阿仁のマタギたちや、各地の猟師、山で働き暮らす人びとからから、実話として聞いた山の奇妙な体験談を多数収録。話者が自分で経験したこととして語る物語は、リアリティがあり、かつとらえどころのない山の裏側の世界を垣間見させてくれる。現代版遠野物語。
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〈著者プロフィール〉
田中康弘(たなか・やすひろ)
1959年、長崎県佐世保市生まれ。礼文島から西表島までの日本全国を放浪取材するフリーランスカメラマン。農林水産業の現場、特にマタギ等の狩猟に関する取材多数。著作に『マタギ 矛盾なき労働と食文化』『女猟師』『マタギとは山の恵みをいただく者なり』『日本人はどんな肉を喰ってきたのか?』(いずれもエイ出版社)、『猟師が教える シカ・イノシシ利用大全』(農山漁村文化協会)、2015年『山怪 山人が語る不思議な話』(山と溪谷社)が8万部超のベストセラーになる。


●本書は、好評を得ている山と溪谷社の「黒い本」シリーズ10冊目で、シリーズ累計23万部を超えています。
【山と溪谷社の黒い本シリーズ】
『定本 黒部の山賊』(伊藤正一・著 )/『山怪 山人が語る不思議な話』(田中康弘・著)/『山の不可思議事件簿』(上村信太郎・著)/『新編 黒部の山人』(鬼窪善一郎・語り 白日社編集部・編)/『文豪山怪奇譚』(東 雅夫・編)/『新編 山のミステリー 異界としての山』(工藤隆雄・著)/『マタギ奇談』(工藤隆雄・著)/『逃げろツチノコ』(山本素石・著)/『新編 山小屋主人の炉端話』(工藤隆雄・著)/『山怪 弐 山人が語る不思議な話』(田中康弘・著)


【山と溪谷社】  (リンク »)
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】  (リンク »)
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。

以上

【本リリースについてのお問い合わせ先】
株式会社山と溪谷社 担当・勝峰
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
TEL03-6744-1911 メールinfo@yamakei.co.jp

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