神社神職による音楽ユニット、天地雅楽が新アルバム「やまと まほろば」をCDと配信で2月11日に発売

クレマチス・ヒル合同会社

From: PR TIMES

2017-02-07 09:31

テレビ番組で耳にする機会が多い「現代和楽器サウンド」の正体は、現役の神社神職によるオリジナル曲!

クレマチス・ヒル合同会社(東京都渋谷区)は、2003年の結成以来、国内のみならずJAPAN EXPO出演をはじめフランスでも公演をおこなってきた神社神職による音楽ユニット「天地雅楽(てんちがらく)」の最新音楽フルアルバム「やまと まほろば」を2017年2月11日にCDとダウンロードの2フォーマットで発売。CDは天地雅楽オフィシャルサイト通販、配信は米国ディストリビューターを通じてiTunes、Spotify、TuneCore、Amazonなどでおこなわれます。



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■若い女性中心「神社ブーム」の影に「神社界の悩み」
全国の神社で耳にする神楽(かぐら)や雅楽(ががく)。その中心となる楽器は3種類の笛、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)、笙(しょう)で、主に神職や伶人(雅楽器奏者)が演奏します。昨今は神社仏閣巡り・御朱印集めがブームとなり神社へ興味を持つ方が増え、平安期を想起させる独特のサウンドは印象にあっても、あの演奏や巫女舞にはどんな意味や願いが込められているのか、どんな楽器が奏でているのかといったところまで踏み込んだ興味を持つ方は少なく、これが日本古来の信仰である神道・神社に携わる神職の数が全国にある神社の数との比較において慢性的かつ圧倒的に少ないことにもつながっているという側面があります。

雅楽器を中心に据え、今の若者の耳にも馴染みやすいサウンドを創ることで気軽に神楽・雅楽の素晴らしさやカッコよさに気付いてもらい、神社界へもう一歩深く踏み込んでもらえるきっかけになってくれたら、というコンセプトの下、神社神楽や祭典楽を司る家系に生まれ、幼少から神社祭典や奏楽をおこなってきたメンバーが中心となり、大阪の若い神社奉職者たちによって2003年に天地雅楽は結成されました。

■なぜ?実は現代西洋楽器とのコラボがとても難しい「雅楽器」
ジャンルを問わず、普段私達が耳にする音楽や西洋楽器(特にポップスで使用されるギターやベース、キーボードなど)は440~442Hzというピッチで調整されたものがほとんどです。しかし雅楽器は古く日本で完成した形式を元に、竹を主素材に430Hzというとても低いピッチで作られています。もちろん西洋楽器のようなチューニングは出来ません。そのため「雅楽器と西洋楽器でコラボレーションをする場合」はピッチを合わせて合奏することも、その中でそれぞれの楽器の良さを表現することも、とても困難なことなのです。

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■神社奉職の一方で、中心メンバーが切り拓いた「雅楽器を現代で輝かせるメソッド」
ところが、グループの中心メンバーでそのほとんどの作曲・編曲を手がけてきた久次米一弥(大阪府豊能郡豊能町 吉川八幡神社 宮司)は、音楽大学などで様々な国の音楽と作曲法を学んだ後「雅楽器と異国楽器を違和感なく融合させて心地よい音楽を創る」独自の音楽メソッドを完成させ、メロディ・アレンジ・楽器の演奏法までこだわり抜く「天地雅楽サウンド」を創り上げ現在に至ります。このオリジナルメソッドを元に、完全自主制作盤を含め過去7作品をCDリリースしてきた天地雅楽の楽曲は、これまでにもテレビ番組のテーマソングやBGM、舞台などで使用され、昨年2016年9月には初の東京自主コンサートを紀尾井小ホールにておこないました。天地雅楽のメンバーは現役の神職・巫女・伶人など神社奉職者なので、普段はそれぞれが神社での仕事に邁進しています。忙しい日々の中、神社文化へ興味を持っていただく一つの「魅力ある入口」を異色のやり方で作っているのが彼らなのです。

■ニューアルバム「やまと まほろば」について
今作「やまと まほろば」も天地雅楽の音楽的オリジナルメソッドを巧みに使って制作され、奈良を主な舞台として日本のよき風景・人・こころを時空を越えてイメージし1曲1曲へと紡ぎあげたオリジナルアルバムとなりました。レコーディングには日本を代表するプロドラマー・菅沼孝三氏らも参加。7曲の個性溢れるオリジナル曲に加え、京都府民謡「竹田の子守唄」を斬新なアプローチで編曲し収録。CDブックレット記載のライナーノーツを読みながらアルバムを聴けば、まるで奈良・京都の今と昔を行ったり来たりしているような「現代雅の世界」に浸ることが出来ます。雅楽器の笙は「天から差し込む光」、篳篥は「地を行き交う人の声」、龍笛は「天と地を行き来する龍」を表しているとも言われており、これらのサウンドを中心に据えた今回のアルバムは様々なテンポ、リズム、響きにあふれた「聴くだけでDNAが刺激され、雅やかに元気が出るアルバム」になっています。純粋に新しい音楽を探している方にはもちろん、雅楽や雅楽器の演奏に興味はあるけれど敷居が高くて迷っている方にもぜひ聴いていただきたいアルバムです。

ハイライト試聴は以下の動画を御覧ください。

[動画: (リンク ») ]




天地雅楽「やまと まほろば」CD版
デジパック仕様・ブックレット(全曲ライナーノーツ掲載)付き
8曲収録 / CHMCL-00003
価格:2,500円+税
CD購入はオフィシャルサイトにて( (リンク ») )
発売元・販売元:クレマチス・ヒル合同会社
*配信版については上記仕様・販売形態とは異なります


プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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