松山地裁、リカバリープログラムをネット販売した男性に懲役1年、罰金30万円の有罪判決

BSA│ザ・ソフトウェア・アライアンス

From: PR TIMES

2017-03-02 11:00

BSA | The Software Alliance(本部:米国ワシントンDC、以下BSA)は本日、松山地方裁判所が2017年1月5日、インターネットオークションでのリカバリープログラムの提供が著作権法違反に当たるなどとして、松山市内の男性に対し懲役1年(執行猶予2年)、罰金30万円を併科する有罪判決を下したと発表しました。



男性は、2015年9月から2016年3月頃までの間、BSA加盟企業のマイクロソフト コーポレーションが著作権を有するオペレーティングシステム(OS)「Microsoft(R) Windows(R) 8」のリカバリープログラムを同社の許諾なしにDVDに複製のうえインターネットオークションであるヤフオク!上で販売していました。愛媛県警生活環境課と松山南署は、2016年10月6日、京都府の男性ら3人への計7980円の販売が著作権法違反に当たるとして男性を逮捕し,松山地方検察庁が2016年10月26日に起訴していたものです。BSAは愛媛県警などからの協力依頼を受け複製プログラムの真贋鑑定などの捜査協力を行っていました。

今回の起訴を受けBSA日本担当共同事務局長の松尾早苗は、「オークションサイトでの違法なリカバリープログラムの複製販売が続く中で、複製プログラムの著作権法違反が略式手続によらず正式裁判で判断が下されたことには、大きな意味があると考えます。BSAとしては、今回のように販売画面上では『正規品』『本物のリカバリー用メディア』などと称しながら実態は違法複製であるケースが往々にしてあることも踏まえ、消費者への注意喚起を続けていきます」とコメントしています。

【組織内の不正コピーについて】
企業や学校、病院など複数のコンピュータでソフトウェアを使う組織内における不正コピーのことを指しています。現在日本でもっとも多く見られるソフトウェアの不正コピー形態でもあります。例えば、1台のコンピュータでのみ使用することが許諾されたソフトウェアのパッケージを入手して複数のコンピュータにインストールするような場合がこれに該当します。

【違法告発.comについて】
「違法告発.com」( (リンク ») )は、組織内の不正コピーの実態と情報提供の安全性等を広く訴求することを目的にしたマイクロサイトです。2014年11月にリニューアルされ、気弱な主人公が職場に潜む不正コピーに立ち向かう姿を描いた新連載マンガ「知財×ブラック」を公開しています。このほか、過去の通報案件をヒントに組織内における不正コピーの手口を読み切り漫画で紹介する「不正コピーのある風景」、BSA日本担当顧問が情報提供の安全性等をお答えする「BSAへの情報提供が安心な4つの理由」、不正コピーの通報経験者へのアンケートをもとに、通報から不正コピー使用状態の改善までの貴重な体験談まとめた「私が決断した理由」の4つのコンテンツを中心に構成されています。

【BSA | The Software Allianceについて】
[画像: (リンク ») ]

BSA | The Software Alliance(BSA | ザ・ソフトウェア・アライアンス)は、グローバル市場において世界のソフトウェア産業を牽引する業界団体です。BSAの加盟企業は世界中で最もイノベーティブな企業を中心に構成されており、経済の活性化とより良い現代社会を築くためのソフトウェア・ソリューションを創造しています。ワシントンDCに本部を構え、世界60カ国以上で活動するBSAは、正規ソフトウェアの使用を促進するコンプライアンスプログラムの開発、技術革新の発展とデジタル経済の成長を推進する公共政策の支援に取り組んでいます。詳しくはウェブサイトをご覧ください。

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組織内不正コピーに対するBSAの取り組み
BSAでは組織内不正コピーの問題解決を目的に、一般から組織内不正コピーに関する情報を受付ける「情報提供フォーム*1」を設置しており、現在、有力情報に最高100万円:*2を提供する「報奨金プログラム」を実施しています。

*1情報提供フォームのリンク先URL:
(リンク »)
*2 報奨金の提供には一定の条件があります。詳しくは、同サイト内の「報奨金の適用条件」をご確認ください。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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