WHITE、ペンタブレット世界シェア約9割のワコムと共に、“ペンでVR空間に描画できる”ソフトウェアを開発。最先端テクノロジーが集まる世界最大規模の展示会、サウス・バイ・サウスウエスト2017に出展

株式会社スパイスボックス

From: PR TIMES

2017-03-06 11:04

VRをマーケティング活用するVRマーケティング支援企業、株式会社WHITE(本社:東京都港区、代表取締役社長:神谷憲司)と株式会社ワコム(本社:埼玉県加須市、代表取締役社長:山田正彦)は、共同で、ペンでVR空間に描画できるソフトウェアのコンセプトモデル「Ink Visualizer for VR」を開発いたしました。VR空間に描画したモノを「見る」「動かす」際には、操作機能を持つWHITE製スマホVRゴーグル「MilboxTouch」を利用します。このたび、2017年3月10日(金)~19日(日)まで、米国テキサス州オースティンで開催される「サウス・バイ・サウスウエスト2017」(以下、「SXSW 2017」)のトレードショーに出展いたします。



スマホVRゴーグル「MilboxTouch」(みるボックスタッチ)※SXSW 2017配布バージョン

[画像1: (リンク ») ]

※筐体側面の円形部分を触ることで、内部にあるスマートフォンの操作が可能。

■「SXSW 2017」におけるデモンストレーション内容

ワコムは、映画やアニメ、オートデザイン、マンガなど、世界中のあらゆる分野でアマチュアから最高峰のプロフェッショナルまでが利用する、ペンタブレット、液晶ペンタブレットのグローバル・リーディングカンパニーです。クリエイティブ向けペンタブレット市場では世界シェア約9割(※1)を誇ります。これまで、紙やPC、スマートフォン、タブレット型端末など、様々なフォーマットに適したペン入力を提供してきたワコムですが、今回はWHITEによる技術協力のもとVR空間への描画に挑戦しました。

今回のデモンストレーションでは、参加者が紙にペンで好きな絵を描くことで、自分だけの「オリジナル惑星」を作り、VR空間上に浮かばせて遊ぶことができます。参加者がワコム社製ペンタブレット「Intuos Pro Paper Edition」を使って、紙でできた球体の展開図に「雲」や「オーロラ」など好きな絵を描くと、その絵が球体(惑星)の周りにデザインされ3DCGとしてVR空間上に浮かび上がります。操作機能のあるスマホVRゴーグル「MilboxTouch」を利用すれば、VR空間上の惑星を動かすことが可能です。「MilboxTouch」を操作することで、上空から「惑星全体を俯瞰」したり、惑星に降り立って「自身がデザインした雲やオーロラ(ペンのストローク)を見上げる」など、視点を変えながら描かれたストロークを眺めて楽しむことができます。

今回WHITEでは、ペンで紙に描いた筆跡データをVR空間上で再現するWebアプリケーションの開発、QRコードを発行することでスマホに作品を取り込んで持ち帰ることができるWebシステムの開発のほか、「SXSW 2017」におけるデモンストレーション全体の企画プロデュースを担当しました。また、出展ブースでは「MilboxTouch」500台を無料配布いたします。

[画像2: (リンク ») ]

※画像は、Intuos Pro Paper Editionの上にある描画専用用紙に参加者がデザインをしている様子。
描き方のレクチャーも記載しています。

[画像3: (リンク ») ]

※参加者が紙に描いた絵が球体(惑星)の周りにデザインされ、VR空間上に浮かび上がる。

■VR空間への入力方法としての「ペン」の可能性について

「Ink Visualizer for VR」のデモンストレーションでは、ペンで紙に記入した筆跡データとともに筆圧のデータを取得。筆跡だけでなく、筆圧の違いもデザインに反映させられる仕様となっています。今回のデモンストレーションでは、球体用の展開図を利用していますが、展開図の種類を変えることでその他さまざまな形を容易に作ることが可能です。

今回のデモンストレーションは、誰にとっても馴染みのある「ペン」を使ったVR空間への描画という意味で独自性があります。ペンであれば、専用のトレーニングなどの必要がなく、巨大な物体から身の回りの小物まで、各々が培ったドローイング技術をそのまま活かして自由に描画することができます。今後とも、WHITEとワコムでは、VR空間上へのリアルタイム描画やAR・MR向けなど、3次元空間へのペン入力の可能性を探ってまいります。

(参考)
サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)とは
SXSWは、毎年3月に米国テキサス州オースティンで開催される映画、音楽、インタラクティブの世界最大規模の展示会。開催期間中には、世界中から20万人以上が集まる。特にインタラクティブ部門の注目が高く、2007年にはTwitterがインタラクティブ部門のWeb Awardを受賞して世界に名を馳せるきっかけとなったほか、世界中で利用されているAirbnbやPinterestなども同部門で受賞。最新テクノロジーを持つスタートアップ企業の登竜門的存在としても有名。

WHITEのスマホVRゴーグル、「Milbox」、「MilboxTouch」について
WHITEが、製造、販売しているスマホVRゴーグル。「Milbox」は、米国Google社の簡易型VRゴーグル向け認証「Works with Google Cardboard」を国内2製品目として取得。「MilboxTouch」は、筐体側面のTouch Interface Moduleを触ることで、ゴーグルの上からスマートフォン内のアプリを操作することができる世界初(※当社調べ)の機能を装備。「SXSW2016」Interactive Innovation Awards VR&AR部門のファイナリストに選出されたほか、Microsoft Innovation Award 2016「Tech in Asia賞」を受賞。

・Milbox: (リンク ») (価格:1,000円税別)
・MilboxTouch: (リンク ») (価格:2,500円税別)
[画像4: (リンク ») ]


WHITEのVRマーケティングについて
参考プレスリリース
: (リンク »)
: (リンク »)


(※1)クリエイティブ向けペンタブレット市場の世界シェア。ワコム社推定・概算(2016年3月期)
(リンク »)
(ワコム社個人投資家向けビジネスレポートP12参照)


■株式会社ワコムについて
株式会社ワコム(東証一部:6727)は、1983年の創業以来、日本を含めた全世界150 以上の国や地域で製品を販売しています。これまで、よりクリエイティビティに富んだ世界を実現するための製品をお届けする中で、世界中のデザイナーやクリエイターの方々のご愛顧を頂いて成長してきました。 現在、当社のペン&タッチタブレット、液晶ペンタブレット、モバイルクリエイティブタブレット、スタイラス製品、そして各種デジタルインターフェース機器は、デジタルアート、映画、特殊効果、ファッション、商品デザインなどの分野で幅広く利用されています。また、当社は、若手のデザイナーやクリエイター育成をサポートする多くの活動にも参画しています。さらに、当社の培ってきた技術をモバイル端末用途に最適化したWacom(R) feel IT technologiesは、各社が展開するスマートフォン、タブレット端末、電子書籍端末などさまざまな製品群にコンポーネントとして採用されています。さらに、ECADシリーズによって、国内製造業向けなどに電気設計用CADソフトの提供も行っています。このように、当社が提供する技術は、ビジネスからホームユースまでのさまざまなシーンで、デジタルコンテンツクリエーション、医療・教育・金融などの分野で利用されています。

■株式会社WHITE
(リンク »)
info@255255255.com

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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