クラウドサービスに特化したセキュリティ製品 「Soliton CloudConnector」 を販売開始

株式会社ソリトンシステムズ

From: PR TIMES

2017-03-08 15:54

クラウドサービスに特化したセキュリティアプライアンス製品 「Soliton CloudConnector、以下C2」 の販売を開始します。



 株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鎌田信夫、以下ソリトン)は、クラウドサービスに特化したセキュリティアプライアンス製品 「Soliton CloudConnector、以下C2」 の販売を開始します。当初は、Office365、G suite、サイボウズGaroonとの連携に対応し、今後、連携対応するクラウドサービスの範囲を拡大する予定です。

 近年、Office365、G suite、サイボウズGaroonなど、様々なクラウドサービスの普及が進み、仮想化やモバイルワークを推進する企業で積極的に活用されています。しかし、「誰でもアクセス可能なインターネット上からログインできるために起こる不正侵入リスク」、「社内ユーザーによる各クラウドのID/パスワード管理の煩雑さ」、「社内管理者の各クラウドのユーザーアカウントの更新・管理の手間」など、クラウドサービス特有の課題も明らかになっています。

 C2は、IDフェデレーション (※1) を利用して、「各クラウドサービスへのシングルサインオン」、「クラウドごとのID/パスワード管理の一元化」、「社内の認証基盤を介したセキュアなクラウドアクセス」を可能にします。(図1)


[画像: (リンク ») ]

図1: C2でのIDフェデレーション概要



【本製品の特長】
●シングルサインオン
クラウドサービスでは、同じ認証プロトコル(※2)が使われてますが細かい仕様が異なるために、認証連携をするには、新サービス導入の度に仕様調査・開発・検証に時間とコストが必要でした。C2では各クラウドサービスとの連携用に用意してあるプラグインを有効にするのみで連携が可能です。またクラウド利用者はC2にログインするだけで、各クラウドサービスへ、個別のID/パスワードを入力せずにアクセスできます。

●ID/パスワード管理の一元化
クラウドサービスの利用には、人事異動などの度に、各クラウドサービスへ手動でユーザー情報の登録・削除を行う例が多く、多大な管理コストがかかりました。C2は、クラウドサービスと社内Active Directory (AD、※3)の情報を自動で同期します。ADの更新さえすれば、従来必要であった各サービスのユーザー情報更新が必要なくなります。

●社内の認証基盤を介したセキュアなクラウドアクセス
社内に設置したC2にアクセスできる端末のみクラウドサービスを利用できる環境を実現します。
ソリトンのリモートアクセス製品、Soliton SecureBrowser (※4)と組み合わせることで、端末に情報の残らない安全なモバイルワーク・テレワーク環境を作ることができます。

※1: IDフェデレーションは、社内だけでなく、社外のネットワークでのシングルサインオンを実現する技術です。
※2: 認証プロトコルは、SAML(Security Assertion Markup Language:ユーザー認証を行うための標準規 格)が使われます。
※3: Active Directory (AD)は、マイクロソフト社によって開発された、利用者情報やコンピュータリソースを一元管理するコンポーネント群の総称です。
※4: Soliton SecureBrowserは、端末にデータを残さないクラウドサービスの利用、電子証明書を使った端末認証など、リモートアクセス環境を提供します。

【販売開始】 2017年3月
【定価】 3,800,000円(2台目は1,900,000円)
【製品詳細ページ】 (リンク »)

【株式会社ソリトンシステムズについて】
日本でいち早くLANに取り組み、企業や官公庁の大規模ネットワークの構築を手掛けるとともに、ネットワークOSやプロトコルソフトの開発でも実績を重ねてきました。その技術力を基に、近年はインターネットの普及に合わせ、認証を始めとしたITセキュリティ関連製品の開発とそれを利用したサービス、スマートデバイスを活用したビジネスソリューションにも注力しています。
設立:1979年 売上:160億円(2016年12期/連結)

【この件に関する問合せ先】
株式会社ソリトンシステムズ ITセキュリティ事業部 Tel: 03-5360-3811 netsales@soliton.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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