ベトナム大手国営郵政・通信事業会社VNPTグループ“VinaPhone”との新規SNSプラットフォーム事業協業に関する基本合意契約書締結

フォーサイドメディア株式会社

From: PR TIMES

2017-03-27 16:46

当社、フォーサイドメディア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:假屋勝、 以下「当社」と言います。)は、ベトナム大手国営郵政・通信事業会社VNPTグループのモバイル通信キャリアであるVNPT VINAPHONE CORPORATION(本社:ベトナム社会主義共和国ハノイ市、General Director of VNPT-Vinaphone:Mr. To Dung Thai、以下「VinaPhone」と言います。)と共に、ベトナム国内において新たなSNSプラットフォームサービスを展開するための第一歩として、基本合意契約書を締結しましたので、お知らせいたします。



今回の基本合意契約により、サービスの内容や事業計画等の検討を開始し、その後当社とVinaPhoneの協業について双方の合意が得られた段階で、改めて業務提携契約書の締結を行う予定です。当社の連結業績に与える影響等については、開示すべき事項が発生した時点で、速やかにお知らせいたします。

=調印式の様子について=  

[画像1: (リンク ») ]
=VinaPhoneとの主な業務分掌について=
VinaPhoneの業務分掌


当該SNSプラットフォームのサービス運営主体となり、VinaPhoneブランドで展開する。
自社のユーザーへ利用促進する事と、プロモーション活動を行い、積極的にユーザー獲得を行う。

当社の業務分掌


当該SNSプラットフォームのアプリケーションを含む設計及び開発を行う。
ユーザー向けアプリケーションのメンテナンス運用を行い、追加機能の設計開発も行う。



=VNPT VINAPHONE CORPORATIONについて=
VinaPhoneは、VNPTグループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group)の下で1996年に設立され、携帯電話通信サービス、インターネット通信サービス、データセンター等のインフラサービス、そしてコンテンツ配信や決済サービスまで展開し、2,200万の携帯電話回線ユーザーを保有する、ベトナム3位のモバイル通信キャリアです。また、昨年2016年10月28日には、ベトナム情報通信省から、他のモバイル通信キャリアよりもいち早く、4G携帯電話モバイル通信の事業免許の交付を受け、ハノイ及びホーチミンの10の省で4G通信のサービスを開始し、ユーザーに対して更に高品質なコミュニケーションと、高速広帯域通信網を活用した更にリッチなモバイルコンテンツの提供サービスを拡充して行こうとしております。
[画像2: (リンク ») ]

一方、当社においては、2000年の設立からこれまでの17年間、モバイルコンテンツ配信事業を主軸の事業としてビジネス展開しており、世界各国多くのモバイル通信キャリアとの協業展開も経験し、様々な新サービスの開発も推進して参りました。そして現在では、そのモバイルコンテンツの領域に加え、情報通信全般的な事業から決済サービス等の金融事業の領域までを、総合的にカバーするポートフォリオを構築しております。

ベトナムは、人口約9,255万人に対して、携帯電話回線数が約1億3,600万回線と、普及率約147%の携帯電話大国でもあり、スマートフォン普及率は都市部ではかなり高いものの、まだ全国区で見れば約40%と今後の伸びしろも大きく、スマートフォン利用者数の伸び率はアジア地域で2位と、今後もスマートフォン関連事業の成長が期待できる市場です。また、デジタルデバイスを所有するユーザーの85%がスマートフォンを保有しており、テレビは79%、パソコンは66%との結果となり、大半のユーザーがインターネットへのアクセスは、スマートフォンから行っている状況と言う結果に至りました。(情報提供元「Asia Plus Inc.」ベトナム人20代若者の生活調査)[画像3: (リンク ») ]
更に多くのユーザーの情報源は、インターネットを介して収集している状況であり、1日のインターネット利用時間は平均4.7時間、その内Facebook等のSNSを利用する時間が2.5時間と半分を超えていて、ベトナム国内の若者の間では、インターネットを利用する事自体がレジャーになっているとも見受けられます。(情報提供元「Asia Plus Inc.」ベトナム人20代若者の生活調査)

=最新ニュースの情報源について=
[画像4: (リンク ») ]
東南アジア各国は特にSNSの利用が活発であり、ベトナムも同様に多くのユーザーがSNSを積極的に利用しており、ベトナムのFacebookユーザーは1人当たり平均460人も友達がいる状況です。そのようなSNS大国であるが為に、ベトナム国内では独自のSNSサービスZaloも浸透しており、主にこのZaroとFacebookが主要なコミュニケーションツールとなって、ユーザーは様々なSNSサービスを使い分けている市場となっております。(情報提供元「Asia Plus Inc.」ベトナム人20代若者の生活調査)

=利用するSNSサービスについて=
[画像5: (リンク ») ]

そこで、当社とVinaPhoneでは、スマートフォンユーザーが、複数のSNSサービスのアカウントとの連携を行い、より利便性高く効率的に更に豊かなコミュニケーションを実現できる、新たなSNSプラットフォームサービスを協業展開することの検討を開始した次第です。両社が目指すサービス機能としては、複数のSNSサービスアプリケーションでやり取りをしていた、メッセージ交換やタイムライン等を、一つのアプリケーションで取り纏める事が出来るものや、スマートフォンの地図情報と街中の施設や店舗等の情報が連携したメディアサービス、そして将来的にはVinaPhoneが提供するモバイルコンテンツサービスや広告商品、その他外部の通販サイトや各種ウェブサービスとも連携した、総合的なスマートフォン向けメディアとなる、新たなSNSプラットフォームサービスです。

ベトナム国内においては、約88%のスマートフォンユーザーがオンラインショッピングの経験があり、その内12%は継続的に日常利用しており、国内のECサービス市場は約40億7,000万米ドル(約4,695億1,520万円)まで成長してきております。但し、デジタル広告の市場は未だ成長段階の時点であり、ベトナム広告市場全体の14億6,200万米ドル(約1,686億5,632万円)の内約8%とされ、更にその中でモバイル広告の市場は20%に満たないとの試算がなされております。また、コンテンツの市場も、従来はモバイルインターネット通信の速度が遅いことや、海賊版等の違法コンテンツの流通が多かったことから、推計では628億円程度との状況でありました。しかし、ベトナム国内の若者の間では、インターネットを利用する事自体がレジャーになっている状況であり、今後はVinaPhoneを始めとした各モバイルキャリアでの、4G 回線のサービス提供や、フィーチャーフォンユーザーのスマートフォンへの移行が促進される事から、モバイル広告及びモバイルコンテンツ市場の急速な発展が期待されております。(情報提供元「Asia Plus Inc.」ベトナム人20代若者の生活調査)

=平日及び週末の過ごし方について=
[画像6: (リンク ») ]

なお、世界各国には約800社のモバイル通信キャリアがあり、その携帯電話回線数は約49億1,895万回線、広告市場は約54.8兆円、コンテンツ市場規模は約7.7兆円とされております。
(総務省・NNA・DI Marketing・TNSベトナム・電通グループ・一般財団法人デジタルコンテンツ協会・GSMA Intelligence/United Nations Department of Economic and Social Affairs・統計局」より引用)
よって、当社では、今回のベトナムにおけるVinaPhoneとの提携を始めとし、これからも世界各国のモバイルキャリアとの、SNSプラットフォームに関する協業展開を推進して参ります。それにより、世界中の方々のコミュニケーションを豊かにし、通信料収入中心であったモバイル通信キャリアが、広告やコンテンツ販売等のビジネスモデル多角化を図ることができる協業を実現いたします。そして、将来的には当該SNSプラットフォーム上のビッグデータを活用した、グローバルマーケティングシステムも構築し、これからも情報通信産業分野の発展に貢献していきます。

[VinaPhoneについて( (リンク ») )]
[画像7: (リンク ») ]

[フォーサイドメディア株式会社について]
[画像8: (リンク ») ]

※本資料に記載されている会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。


プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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