CACとレトリバ、金融機関向け自然言語処理のソリューション開発で協業

株式会社シーエーシー

From: PR TIMES

2017-05-08 11:00

~自然言語処理や機械学習が有効な業務領域でのビジネス創出を目指す~

株式会社シーエーシー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:酒匂明彦、以下 CAC)と株式会社レトリバ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河原一哉、以下 レトリバ)は、レトリバが提供する自然言語処理、機械学習を活用したソリューション・製品を元に、金融機関向けの自然言語処理に関するソリューションの協業を2017年5月より開始いたします。

■協業の背景と概要
自然言語処理は人工知能(AI)領域の一分野ですが、機械学習や深層学習の発展に伴い、日本語の自然言語処理は今後も技術革新が見込まれています。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やチャットボット、音声認識、対話要約、問い合わせ分析等、IT関連の様々な分野で必要性が増している技術です。金融機関向けのシステム領域においても、AI活用を進める上で重要な技術となっています。

一方で、金融機関向け自然言語処理においては、膨大な金融専門用語の活用が必要です。そこで、50年を超える金融機関向けシステム開発の実績を通じてCACが培った専門性の高い業務知識と、自然言語処理や機械学習におけるレトリバの知見を組み合わせ、金融機関業務における精度の高い自然言語処理関連のソリューション開発に取り組むことにしたものです。当面の適用分野としては、問い合わせ対応の効率化や精度向上、RPAとの組み合わせによる業務自動化などを想定しています。

すでに、CAC技術者が執筆した金融業務解説書(※)から専門用語をレトリバのソリューション・製品に取り込み済みであり、引き続き英語、中国語等多言語の用語を取り込む予定です。これらをベースに今後、具体的なソリューション開発を目指します。

※『SEのための金融実務キーワード事典』(金融財政事情研究会)
(リンク »)

■今後の展開
CACが代理店として国内展開している感情認識AI(開発元:Affectiva, Inc.)と組み合わせ、対話分析と感情分析を融合させたり、CAC独自の業務アプリケーション自動生成基盤であるAZAREAおよびAZAREAが備えるルールエンジン、ワークフローエンジン、RPA対応機能との組み合わせによる効果的活用を検討するなど、金融機関に新しい価値を提供するソリューションの開発も検討してまいります。

■レトリバの自然言語処理、機械学習
レトリバは、株式会社Preferred Infrastructureからスピンアウトした会社であり、自然言語処理、機械学習の分野で実績、強みを持つ会社です。CACはレトリバが事業を開始した2016年11月から同社ソリューション・製品の販売代理店となっています。
<主な同社ソリューション・製品>
・Answer Finder
過去の問い合わせから類似した問い合わせを検索するFAQ検索ソリューション
・VoC Analyzer
VoC(Voice of Customer)分析ソリューション
・Sedue (セデュー)
全文検索やレコメンデーション機能を単一製品で実現する統合検索プラットフォーム

■参考サイト
・株式会社レトリバ コーポレートサイト: (リンク »)
・株式会社シーエーシー コーポレートサイト: (リンク »)
・Affectivaソリューション紹介サイト: (リンク »)
・AZAREAソリューション紹介サイト: (リンク »)

[商標等について]
・本資料に記載されている社名、製品名等は各社の商標または登録商標です。

<本リリースに関するお客様からのお問い合わせ先>
株式会社シーエーシー
金融ビジネスカンパニー グローバル&フィナンシャルテクノロジービジネス部
TEL : 03-6667-8031
E-mail:fin_hpml@cac.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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