アクセンチュア、ユニリーバから流通業との連携・販売強化に向けたクラウド導入プロジェクトを受託、セールスフォース・プラットフォーム上でソリューションを構築

アクセンチュア株式会社

From: PR TIMES

2017-08-10 13:08

単一システム上での流通管理を可能にする「Accenture NewsPage」の導入も支援

【ニューヨーク発:2017年7月25日】
アクセンチュア(NYSE:ACN)は、消費財大手のユニリーバから、トレードプロモーション(*1)管理用クラウド ソリューション「Accenture Cloud Trade Promotion Management(TPM)」および流通業向け販促支援クラウド ソリューション「Accenture Cloud Retail Execution(RE)」の導入プロジェクトを受託しました。本プロジェクトは、ユニリーバが流通業との取引業務およびマーケティング業務を一元管理できるシステムの構築を目指すものです。

今回導入するアクセンチュアのクラウド ソリューションは、セールスフォース(Salesforce)のプラットフォームを基盤にして、消費財業界の営業や顧客サービスなどのフロント業務に関するアクセンチュアの知見やノウハウと、セールスフォースが有する業界トップレベルのCRM(顧客関係管理)ソリューションを融合させたものです。セールスフォースのCRMソリューションには、クラウドやモバイル、ソーシャルとの連携機能のほか、データサイエンスや人工知能(AI)の技術が組み込まれています。これにより、ユニリーバは、モバイル アプリケーションの統合、フロント業務とバックオフィス業務の情報一元化、流通業との取引業務や販売活動の強化が可能になります。

本プロジェクトに加え、アクセンチュアは、単一システム上での流通管理を可能にするソリューション「Accenture NewsPage」を導入するプロジェクトもユニリーバから受託しました。

アクセンチュアの消費財部門でシニア・マネジング・ディレクターを務めるジョン・ジーリー(John Zealley)は次のように述べています。「現代の消費者は、インターネットに接続された製品やサービスを通じて日常的に多くの情報に接しており、デジタルにも精通しているほか、製品やサービスの購入先を変えることにあまり抵抗がありません。こうした消費者を満足させるのは至難の業であり、消費財メーカーの成長には、パートナー企業とのより一層の連携が必要です。アクセンチュアは、フロント業務の強化、統合に関する当社のソリューションや知見を活用して、ユニリーバの顧客との連携強化を支援できることを光栄に思います。ユニリーバが、消費者の嗜好やニーズの変化に関する知見を活用することで市場の変化を捉えながら、マーケットリーダーの地位を堅持していけるよう邁進してまいります。」

ユニリーバのグローバルIT部門でバイスプレジデントを務めるゴンサロ・エスポスト(Gonzalo Esposto)は次のように述べています。「アクセンチュアとセールスフォースは、テクノロジーやデジタル領域のサービス提供能力に長け、長年にわたって良好な提携関係を構築しており、当社はこうした両社の強みを踏まえて、戦略的にプロジェクトの委託先を選定しました。当社は400を超えるブランドを通じて消費財市場を牽引しており、今回のプロジェクトを通じ、流通業との取引業務や販売活動を強化することで、こうした地位を一層強固なものにできると期待しています。また、アクセンチュアのクラウド ソリューションを導入することで、売上や顧客ロイヤリティの向上、ITコスト削減に向けた計画を実行に移しやすくなります。」

セールスフォースの製造・消費財部門でシニア・バイスプレジデントを務めるシンディ・ボルト(Cindy Bolt)は次のように述べています。「我々は、あらゆる人やモノがこれまでにない画期的な方法で繋がり合う“顧客中心の時代”に生きています。Accenture Cloud TPMやAccenture Cloud REが象徴するように、ユニリーバをはじめとした消費財メーカーは、クラウドやモバイル、ソーシャル、データサイエンスといった新たなテクノロジーを活用することで、一貫した顧客体験の提供のみならず、新たな収益源の創出も可能になります。」

NewsPageの導入
ユニリーバは、インド市場を皮切りに、グローバル組織全体で「Accenture NewsPage」を導入します。これにより、生産性向上や在庫最適化を図れるほか、あらゆる関連企業や流通業から、信頼性のある正確な販売データを取得できるようになります。

セールスフォースと共同でソリューション提供
Accenture Cloud TPMとAccenture Cloud REは、世界的な消費財メーカー数社の協力を得て設計されたソリューションで、企業の販売プロセスからオペレーションまで対応する統合型ソフトウェア群が備わっています。これらのソリューションは、セールスフォースのプラットフォームを基盤としており、どのようなお客様であっても、モバイル アプリケーションをトレードプロモーションや小売販売プロセスに組み込み、フロント業務とバックオフィス業務の情報を一元化して、流通業との取引業務や販売活動の強化が可能です。

アクセンチュアは、数あるグローバル企業の中でもいち早くセールスフォースと戦略的提携を結び、有力なエコシステム・パートナーとしての地位を強化しています。また、「Salesforce Einstein」の発売の際に同社と連携し、これまで十数種類の新たな業界ソリューションを開発しています。さらに、9,500人を超えるセールスフォース専門家からなる大規模なネットワークにおいてトレーニングを提供するなど、専門スキルの構築に向けたアクセンチュアの継続的な投資と先進性は、セールスフォースのエコシステムの中でも際立っています。

アクセンチュアのクラウド・ファースト・アプリケーション・チーム(Cloud First Applications team)では、セールスフォースや他のピュアプレイ(pure play)のクラウドテクノロジー向けのクラウド・サービスを提供しています。アクセンチュアは、クラウド・ファースト計画に対して継続的な投資を行っていく中で、セールスフォースのサービス提供能力の強化に注力することで、エンタープライズ向けクラウド・サービスを提供するトップ企業としての地位拡大を目指しています。アクセンチュアは、HfS Researchが発表した評価レポート「Blueprint Report: Salesforce Services 2017」で、アズ・ア・サービス(as-a-Service)領域で強みを持つ企業を対象とした「as-a-Service Winners’ Circle」における総合的なリーダー企業に認定されました。同レポートは計画策定、導入、管理、運用、最適化に関連したセールスフォースのサービスを提供する12事業者を対象に、革新性と実行力の2項目において卓越した企業を選出しており、アクセンチュアはセールスフォースのエコシステムにおいて「最大のサービス実績に見合った明確なリーダー企業」であると評価されました。

Salesforceおよびその他の名称や商標はsalesforce.com, inc.の登録商標です。

(*1)メーカーが卸売業者や小売業者に対して行う販促活動のこと

アクセンチュアについて
アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供する41万1,000人以上の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。アクセンチュアの詳細はwww.accenture.comを、アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jpをご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

アクセンチュア株式会社の関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]