散骨は違法?合法?グレイゾーン?高まるニーズに対応するための海洋散骨アドバイザー検定開始

一般社団法人日本海洋散骨協会

From: PR TIMES

2017-08-23 07:35

海洋散骨事業者による業界団体「一般社団法人日本海洋散骨協会( (リンク ») )」は、海洋散骨という葬送の広まりに伴い、体系的な知識を持って消費者にアドバイスができる専門家として「海洋散骨アドバイザー」の育成に取り組みます。10月より、東京・大阪・福岡で「海洋散骨アドバイザー初級」検定を実施。法律、供養、海事など各分野の専門家が講義をおこない、アドバイザーの認定を開始いたします。



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「死んだら海へ」と希望する方は珍しくなくなり、希望が叶えられる環境も整って参りました。全国の海で海洋散骨がおこなわれるようになり、選択の幅も広がってきております。

海洋散骨の需要の高まりに伴い、さまざまな業種から海洋散骨の受託事業に参入する事業者が増え、海を生業とする方々とのトラブルや、環境保全、乗船客の安全確保などの観点から問題となる海洋散骨がおこなわれる可能性が指摘されています。

また、日本国内では、海洋散骨をおこなうにあたって、特に届け出や許認可も必要ないことから、個人による自己判断で散骨がおこなわれている事例も相当数あると言われています。

一般社団法人日本海洋散骨協会では、海洋散骨について体系的な知識を持って消費者にアドバイスができる専門家として「海洋散骨アドバイザー」の認定を開始いたします。海洋散骨を安心して安全に執り行うためには、葬送全般に関する知識、さまざまな法規やマナーといったルール、船舶や海洋の知識、自然環境への影響、遺族の心のサポートなど、実に広範囲の分野における基礎知識が必要となります。

初年度は、「海洋散骨アドバイザー初級」検定を東京・大阪・福岡で開催します。検定内容は、法律・供養・海事などの各分野の専門家が「日本海洋散骨協会ガイドライン」に則った講義をおこない、また散骨を実際におこなった遺族に体験談を語っていただいた上で、最後に理解度をチェックする試験をおこないます。

海洋散骨アドバイザー取得のメリット
1.海洋散骨に関する体系的な知識を持って、消費者にアドバイスができる
2.海洋散骨を受託し、日本海洋散骨協会の加盟事業者(正会員)に施行を依頼することができる
3.海洋散骨協会認定アドバイザーとして、協会ロゴを名刺やホームページなどに使用できる

初級海洋散骨アドバイザーカリキュラム
《散骨概論》散骨の歴史、意義、海洋散骨協会の成り立ちや散骨の実態など
《供養》散骨の宗教的立場や散骨とグリーフ、手元供養の総論と現状
《法律》海洋散骨が違法ではないことを前提に、散骨と現行法との関係を解説
《船・海》船で行うことによる危険性一般 船や海に関する法規制の概論
《マナー・環境》海を生業とする方々との協力や、自然環境・一般市民への配慮など
《海洋散骨体験談》実際に海洋散骨を経験した遺族をゲストに体験談を語っていただきます

検定実施日程
第1回検定 10月14日(土)東京(東京都中小企業会館)定員40名
第2回検定 12月9日(土)大阪(ドーンセンター)定員50名
第3回検定 1月13日(土)福岡(福岡県中小企業振興センター)定員50名

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日本海洋散骨協会とは?
日本海洋散骨協会は、2012年に、海洋散骨を請け負う事業者が有志で集い設立されました。2014年に「一般社団法人日本海洋散骨協会」として法人格を有する団体となり、全国の海で海洋散骨を施行する事業者による業界団体です。
団体の設立趣旨は、「海洋散骨に関してのガイドラインを定め、これを遵守することにより、ご遺族に安全かつ安心していただくとともに、周囲の方々からも理解を得られる海洋散骨を実施していくこと」そして「海洋散骨という葬送を健全に普及させること」を目的としています。

協会ホームページ: (リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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