Appier、シリーズCにおける3,300万米ドルの資金調達を発表

Appier Japan株式会社

From: PR TIMES

2017-08-30 09:00

ソフトバンクグループ、LINE、NAVER、EDBI、AMTDグループからの出資でエンタープライズ向けAIへの取り組みを加速



AI(人工知能)テクノロジー企業のAppier(本社:台湾、共同創業者/CEO:チハン・ユー、以下Appier)は、このたび、シリーズCにおいてソフトバンクグループ株式会社、LINE株式会社、NAVER、シンガポール企業EDBI社、香港企業AMTDグループから合計3,300万米ドル(約35億9,700万円:$1=¥109換算)の資金を調達したと発表しました。当社が創業以来調達した資金総額は、8,200万米ドル(約89億3,800万円)を上回ります。

Appierは、企業が急速に変化するビジネス環境に対応する際にAIが有効であると確信しています。企業が保有する膨大なデータの処理をAIが行うことで、データのパターン特定や意思決定を支援します。今回の追加資金により、Appierは既存のAIソリューションを拡充します。また、ビジネスを支援する新たな機能を追加することで、AIをビジネスに活用したいと考えている企業を支援します。

さらにAppierは、この投資を世界各国の優秀な人材の雇用に活用します。同時に、台湾だけでなくシンガポールなどの市場におけるエンジニアリングやAIの研究開発機能を充実させ、現在進出しているアジア地域でのビジネスの増強を図ります。

AppierのCEOであり共同創業者であるチハン・ユーは、「人工知能は、企業が今日直面しているさまざまな課題を解決することができるとAppierは確信しています。Appierのプラットフォームは、多くの広告主のデジタル広告およびマーケティングにおける成功を支援しています。現在Appierは、AIをマーケティング以外の分野に活用することに取り組んでいます。Appierが次の成長段階を迎えた今、シリーズCの出資者の皆様とのパートナーシップに大きな期待を抱いています」と述べました。

Appierの最初の製品であるCrossXプログラマティックプラットフォームは、AIを活用したデジタルマーケティングソリューションを提供します。新製品であるAixonは、AI搭載のデータインテリジェンスプラットフォームで、さまざまな分野のビジネスユーザーが新規顧客の開拓、顧客層の把握、顧客の行動予測を行うことを可能にします。この2つのプラットフォームの成功により、追加のシリーズBの調達が確定した2016年11月以来、3四半期の期間でAppierの収益は2倍になりました。

ソフトバンクグループ株式会社の執行役員 事業副統括である田中錬氏は、「AIは、ビッグデータやIoTなどの革新的なテクノロジーと組み合わせることにより、産業革命以上のインパクトを世界にもたらそうとしています。AIはすでに私たちの生活の多くの場面で役立っており、企業においても大きな役割を果たしていくものと考えています。Appierの法人向けAIというアプローチはユニークです。ソフトバンクはAppierのパートナーとして、画期的な法人向けAIソリューションの構築に期待しています」と述べています。

LINE 株式会社の取締役CFOであるファン・インジュン(In Joon Hwang)氏は、「台湾はLINEにとって主要市場の1つです。このたびのAppierへの投資は、台湾市場に対する投資、そして台湾のスタートアップが世界進出を実現するための支援と捉えています。LINEは、両社にとってのターゲット市場に向けたAIや広告テクノロジーのビジネス機会の探求をAppierと展開できることを楽しみにしています」と述べています。

シンガポールに本社を置くEDBI社のCEO兼社長であるスウィー・ヨー・チュウ(Chu Swee Yeok)氏は、「Appierのプラットフォームを通して、多くのブランド企業がデジタルに精通したアジア市場向けに顧客支援型マーケティングソリューションを開発してきました。AI技術をビジネスにおける迅速な意思決定を支援する予測分析ツールに応用しているAppierと協力していけることを楽しみにしています。Appierの開発活動は、シンガポールの国家レベルでAIイノベーションの促進と企業への導入に取り組む『AI.SG構想』に相乗効果をもたらし、シンガポールのAI活用能力とエコシステムの拡充を後押しします」と述べています。

Appierについて
Appierは、AI(人工知能)テクノロジー企業として、企業や組織の事業課題を解決するためのAIプラットフォームを提供しています。Appierは、2012年に設立、社員の多くはAI、データ分析、分散処理システム、マーケティングの経験を有するコンピューターサイエンティストとエンジニアによって構成されています。Appierは台北に本社を置き、東京、大阪、シンガポール、シドニー、ホーチミン、マニラ、香港、ムンバイ、デリー、ジャカルタ、ソウル、クアラルンプール、バンコクのアジア全域に計14の拠点を構え、1,000を超える世界中のブランド企業および代理店にサービスを提供しています。
詳細はwww.appier.com/jp/ をご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]