本邦初！“現役歯科医が書き上げた歯科ミステリー”という衝撃作、七尾与史『歯科女探偵』が発売！歯を見ることで、人となりが見え、推理もできる？実際のところを、現役歯科医視点で語りました。

旬な作家の意外な素顔が・・・？旭屋書店「本TUBE」ピックアップ本、著者出演インタビュー企画！【旭屋書店主催イベント：著者出演インタビュー

旭屋書店では、10月21日から各店舗で“斬新×ミステリーな一冊"にて、作家・七尾与史の新刊『歯科女探偵』をご紹介＆本書をフィーチャーした『本TUBEニュース』コーナーを設置！連動して、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画、ピックアップ本の著者への直接インタビューも開催！今回は、『歯科女探偵』発売を記念し、七尾さん自身に、作品についてじっくりと語っていただきました。



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◆本編再生はコチラ！
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旭屋書店では、作家・七尾与史さんの『歯科女探偵』発売を記念し、著者インタビューを実施した。七尾さんといえば、2010年、「このミステリーがすごい! 」大賞での編集部推薦枠に入り、『死亡フラグが立ちました! 』でデビュー。「死亡フラグ」シリーズ、「山手線探偵」シリーズ、テレビドラマ化もされた「ドS刑事」シリーズで人気の推理作家だ。また同時に、現役歯科医でもある稀有な肩書きの持ち主である七尾さん。本作は、“現役歯科医が歯科ミステリーに挑戦する”という初の試みが詰まった一冊である。

本作は、主人公である美人歯科医・月城この葉が、周囲で起こる日常の謎や連続殺人事件に挑むミステリー。患者の歯を見て、人となりを見抜き、事件解決を図るという非常に斬新な内容だ。
「現実には有り得ないようなことですが、洞察力を以てすれば有り得ることです。その人の歯を見ると、生活形態とか性格とか精神面に至るまで、その人の色んなものが出てきます。例えば女性の部屋が凄い綺麗だとして、クローゼットを開くとそうではないのと似ていて、その人の闇が詰まっていたりするんです。」
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ただし、七尾さんに“歯科ミステリー”というジャンルを前々から書きたかったテーマだったのかと問うと非常に歯切れが悪く…。
「うん…まあ。歯医者さんってあまりミステリーにつながるネタがないんですよ。人が死んでいて歯型がどうなっているとか、何かについた歯形がどうとか。お医者さんだと、外科もあれば精神科もあるのでネタが沢山ありますが、歯医者だと口の中だけなので、なかなかちょっと…。」

膨らませにくい難解なテーマだからこそ、現役歯科医である七尾さんが書く意義が存在し、生み出すリアリティや発想は特別なものに仕上がっているのかもしれない。
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そんな七尾さんは新作にも非常に意欲的である。あの「ドS刑事」シリーズが、「小説幻冬」にて新連載をスタートするという。
「今回は豪華客船が舞台になるという、大掛かりな内容になっています。ちょっと新婚旅行っぽいんですよ、というか本人（主人公：黒井マヤ）は新婚旅行だと言っている。事件自体もかなり大がかりで、グローバルですね。」

他にも、いま話題のYouTuberを主人公にした作品を書こうとしているという七尾さん。何と最近動画配信をスタートし、ホラーゲーム実況なども行っているとのこと。取材のつもりで始めたが、楽しくてそれどころではなくなっているという。新しい試みを続ける七尾さんの今後の作品にも、非常に期待が高まる。


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文庫: 384ページ
出版社: 実業之日本社

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