本実証実験は、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:庄司 哲也、以下「NTT Com」)および株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ(本社:東京都港区、社長:田中 基夫、以下「NTTPC」)が総務省から受託し行うものです。
NTT ComおよびNTTPCが検討する「IoT(Internet of Things)セキュリティ基盤」を活用し、IoTデバイスから接続する際の認証や暗号化、IoTデータの管理、分析、問題が生じた際の原因の特定と対策について、複数の分野で実証・検討をおこない、今後の「IoTセキュリティ基盤」の普及に向けた課題の整理や提言を行うことを目的としています。
タイムズレスキューは、本実証実験における「カーモビリティ分野」に参画いたします。専用通信端末を取りつけた車両から通信されるデータをもとに、利用者に車両故障や事故のリスクを事前に通知することで、走行中のトラブル抑止が期待できるサービスにおいて、「IoTセキュリティ基盤」の有用性を検証します。
実施にあたっては、首都圏を中心に企業や個人の参加者を募集し、参加者には配布する専用通信端末を車両のOBDII※コネクタに設置していただきます。車両からリアルタイムで通信される情報をもとに、ドライブをサポートするWebアプリと車両データを活用したロードサービスを利用いただきます。
Webアプリには、「故障の予兆通知」「クルマの状態」「走行の記録」「安全運転評価」などの機能があり、安全で楽しいドライブをサポートします。
ロードサービスでは、車両故障や事故が発生した際に、オペレータが対象車両の現在地と車両情報(バッテリー電圧、冷却水温など)をもとにトラブル状況を判断し、スタッフを手配します。
タイムズレスキューは、本実証実験に参画することで、自動車から得られる情報を活用してドライバーの皆様のニーズに対応したサービスを提供できるよう取り組んでまいります。
※OBDII:自動車に搭載される故障診断システム
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