玩具メーカー大手のタカラトミー、デジタルシフト推進に向け、マーケティングデータ基盤に「b→dash」を採用

株式会社フロムスクラッチ

From: PR TIMES

2017-11-08 13:01

~データを活用したOne to Oneマーケティングにより、新たな顧客体験の創出へ~

株式会社フロムスクラッチ(本社:東京都新宿区/代表取締役:安部 泰洋、以後フロムスクラッチ)が開発・提供するマーケティングプラットフォーム「b→dash」が、トミカ・プラレール・リカちゃんなどを製造・販売する玩具メーカー大手の「株式会社タカラトミー」(本社:東京都葛飾区/代表取締役会長:富山 幹太郎、以降タカラトミー)に導入され、同社のマーケティング基盤構築によるデジタルシフト強化を推進することが決定いたしましたので、お知らせいたします。



[画像: (リンク ») ]


■「b→dash」導入前の状況

 玩具メーカー大手のタカラトミーは、トミカ・プラレール・リカちゃんなど、幅広い世代に人気ある玩具を多く取り扱っています。2012年からは店頭販売だけではなく、ECサイトを開設し、デジタルマーケティングへの取組みが本格化しました。さらに同社は、インターネットやスマートデバイスの普及による、消費者行動の多様化に伴い、1人1人の属性・行動データに基づいたOne to Oneマーケティングに注力してきました。

 しかし、データ活用によるOne to Oneマーケティングを目的に、ECサイトへ複数のマーケティング・データツールを導入していったことで、データが各ツールに分散されて管理されていました。そのため、データの統合・処理を行う際は都度、手動で広告データやアクセスログデータ、商品データ、顧客データを加工しなければならず、膨大なコストと工数が発生していました。データの管理・統合作業は属人性が高く、限られた担当者しか扱えないことも課題でした。さらに、各施策のデータ分析を行う際に必要な、カートシステムや広告・アクセスログからデータの取込み・統合作業も人力での対応になっており、業務工数の増大、PDCAサイクルの遅延も発生していました。


■「b→dash」導入・運用による今後期待される効果

 マーケティングプラットフォーム「b→dash」の導入により、これまで分散していた広告データやアクセスログデータ、購買データ、顧客データなど、タカラトミーが持つビッグデータが一元的に取得・統合・活用できるようになります。これまで膨大な時間を費やしていたデータ管理・統合業務が簡易化・最適化されていき、生産性向上が期待されます。また、データが統合されたことで多様なデータの掛け合わせが実現し、より詳細なセグメントによるOne to Oneマーケティングが可能になります。

 b→dash上で、初回購入トライアル促進、離脱率改善、リピート率向上などの各施策を、ユーザーごとの属性・行動データに基づいて最適化することが可能となります。将来的には、玩具という商品特性によって得られる、顧客の家族構成や年齢、興味関心を示す行動データなど、複数のデータを統合していくことで、これまでとらえられなかった顧客インサイトがつかめ、商品戦略・商品開発へのフィードバックも期待できます。


■株式会社タカラトミー 営業統括室 Web部 係長 白熊 健 様 コメント

 「b→dash」を導入することにより、専任のコンサルタントがついてくれるため、知見がない状態でも運用までサポートしてもらえるとのことで安心です。また、導入の際は色々なベンダーのツールを検討しましたが、「b→dash」は国産プロダクトのため外資系のツールよりUI/UXが断然わかりやすかったです。導入後、誰でも簡単に活用できることにより、これからはお客様の求めている情報を欲しいタイミングに合わせてお届けできるようにし、顧客満足度を向上させたいと思います。


【株式会社フロムスクラッチについて】

 フロムスクラッチは、ビッグデータ×人工知能を主軸に事業を展開するデータテクノロジーカンパニーです。現在は、マーケティングテクノロジー領域におけるソリューションである「b→dash」の開発・提供を中心に事業を展開しています。今後は強みである、データ統合技術、データ高速処理技術、人工知能技術を競争力の源泉とし、様々な産業領域とエリアでの事業展開を予定しています。

 また、フロムスクラッチは2017年に産業革新機構、Rakuten Ventures Japan fund等を対象に、総額約32億円の第三者割当増資を実施しました。これにより、「b→dash」をリリースした2014年10月以降の累計調達総額は約45億円となりました。


【マーケティングプラットフォーム「b→dash」とは】

 「b→dash」は、企業が保有するユーザーデータ・広告データ・購買データなど、マーケティングプロセス上に存在する全てのビジネスデータを、一元的に取得・統合・活用・分析するSaaS型マーケティングソリューションです

 「統合」:プライベートDMP / DWHほか、「活用」:MA / CCCM / レコメンド / WEB接客ほか、「分析」:アナリティクス / BIほかをはじめとして、あらゆる機能をオールインワンで搭載しています。

 今後、データ統合基盤や処理エンジンの開発強化に加え、「b→dash」に蓄積された膨大なマーケティングデータに機械学習をはじめとする人工知能技術を活用することで、マーケティングテクノロジー領域における新たなソリューション開発を加速させます。「b→dash」は企業のマーケティング・ビジネス改革はもちろん、データを活用した労働生産性の向上に寄与して参ります。

●「b→dash」の詳細はこちら
URL: (リンク »)


【フロムスクラッチ 会社概要】
・会社名:株式会社フロムスクラッチ
・代表者:代表取締役 安部 泰洋
・所在地:東京都新宿区西新宿7丁目20番1号住友不動産西新宿ビル17階
・設立:2010年4月
・事業内容
- マーケティングプラットフォーム「b→dash」の開発、並びに導入支援
- 人工知能を用いたマーケティングソリューション開発
- マーケティングテクノロジー領域の基礎研究・開発
・URL: (リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]