■「MESソリューション」と「SkyAI」の連携について
製造業の生産現場では、設備の稼働率向上や品質改善を目的に、設備のセンサー等からデータを取得し、予知保全や不良予測といった将来予測へ活かすことに対する関心やニーズが高まっています。
ウイングアークは、設備からのIoTデータや人が入力したデータなど、生産ラインにおける様々なデータを収集・蓄積し、「MotionBoard」で工場内の設備毎の稼働率・稼働状況や、生産状況の把握など、リアルタイムで“生産現場の可視化”を実現する「MESソリューション」を提供しています。
このプラットフォームに統合されたデータに対して、予測分析など時系列データの解析モジュールを提供するスカイディスクの「SkyAI」を連携させ、蓄積したデータからAI学習モデルを生成し、良品判定や設備の不良予測などをわかりやすく表示することができるサービス(図1)を展開します。
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「MotionBoard」で目的となる設備の稼働率向上や品質改善のためのデータが整理されているので、AI活用に取り組みやすいことに加え、スカイディスクの「SkyAI」はクラウドサービスで提供されており、アジャイル開発をしながら、運用時のモデル学習等を柔軟に対応できる点が特長です。その結果、費用対効果を段階的に見極めながらAIの活用ができるようになります。
また、AI学習モデル作成を含めた導入支援サービス(図2)も用意します。これにより、包括的な生産現場の高速PDCAを可能にし、AIを活用した将来予測への取り組みを支援します。
今後両社は製造業でのAI活用において、共同研究をしていきます。
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■「MotionBoard」について
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「MotionBoard」は、BIツールとして他に類を見ないIoT(Internet of Things)データのリアルタイム可視化や地図データの標準搭載など、様々なビジネスでの素早い判断と次のアクションにつなげられる環境を提供します。ウイングアークは、この「MotionBoard」を活用した製造業向けMESソリューションを展開しています。
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■「SkyAI」について
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スカイディスクの「SkyAI(スカイエーアイ)」は、さまざまなIoTセンサデバイスで収集したデータからAI学習モデルを生成し、正常異常判定や予測などの結果をわかりやすく表示することができるサービスです。
具体的には、パターン認識(SVMモデル)、予測分析(回帰モデル)、画像認識(ディープラーニングモデル)、特徴量分析(ランダムフォレストモデル)、クラスタ分析(k-meansモデル)というIoTデータ分析に適した解析モジュールを組み合わせることによって、人では気づかない故障の予兆の検知、熟練技術者の知見・意思決定プロセスのデータ化、異常検知時のアラート、異常の原因となる油切れやすべり軸受の傷といった具体的な内容の検知など、人間にはできなかったことができるようになります。
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【株式会社スカイディスク 会社案内】
会社名: 株式会社スカイディスク
本社所在地:福岡県福岡市中央区大名二丁目6番11号FUKUOKA growth next 2F 217
代表者:橋本 司(代表取締役CEO)
設立:2013年10月1日
事業内容:IoTセンサデバイスの開発、IoT通信環境の構築、IoT分析(AI)クラウドの構築、IoT分野別サービスの提供
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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