株式会社TOKAIコミュニケーションズ(本社:静岡県静岡市葵区、代表取締役社長:鴇田 勝彦、以下 当社)は、当社の静岡データセンターにおいて、日本サイトラインシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川 優介)、株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:一法師 淳)、株式会社たけびし(本社:京都府右京区、代表取締役社長:小倉 勇)と共同で、設備の省エネ化と設備管理の効率化を目指し、IoT*1プラットフォームを活用した設備管理システムの実証実験を開始しましたことをお知らせいたします。
今回の実証実験では、当社データセンターの各設備からサーバ使用電力量、空調使用電力量、気温、湿度、ドア開閉イベント、気象データなどのデータを収集・蓄積し、稼働状況の見える化を図ります。また、相関分析や未来予測を行うことで運用業務の効率化を図ります。
実証実験における各社の役割は以下の通りです。
[表1: (リンク ») ]
■実証実験の目的
1.データセンター設備保全効率化/生産性向上
・光熱費の削減
・空調設備毎の冷却効率の向上
・冷却効果の阻害要因の可視化と空調設備以外での改善要因の発見
・空調設備の異常検知/予兆検知の効果確認
2.マネジメント
・空調設備の計画と実績に基づく運用管理の実施
・空調設備のサービスレベルを用いた設備マネジメントとその自動化
・空調設備のキャパシティ予測による設備マネジメントとその自動化
・複数サイトならびにマルチベンダー環境下の統合モニタリング化
・温度とシステムパフォーマンスの因果関係の分析
3.新たな発見
・多種多様なデータを収集し、解析/分析することで新たな知見が得られるかどうかの検証
■実証実験イメージ
[画像: (リンク ») ]
当社では、本実証実験によりサービス運用に十分な結果と投資効果が得られれば、設備管理IoTプラットフォーム事業としてサービス化し、他社データセンターへの展開のみならず、オフィスビルの設備管理などにも横展開していくことを目指してまいります。
【参考】
■日本サイトラインシステムズ株式会社について
セキュリティ・コンプライアンス・モニタリング、エンタープライズ・パフォーマンス・データ・マネジメント(パフォーマンス管理)とキャパシティ・マネジメント(キャパシティ管理)製品の販売、および、関連サービスの提供を行う会社です。日本サイトラインシステムズ株式会社についての詳細は、 (リンク ») を参照ください。
■株式会社NTTファシリティーズについて
建物やエネルギー施設の「企画・設計・施工」から「保守・運用・維持管理」までのサービスをワンストップで提供しています。株式会社NTTファシリティーズについての詳細は、 (リンク ») を参照ください。
■株式会社たけびしについて
各種FA機器、産業機械や半導体、空調、通信機器などの販売並びに関連工事の設計・施工を行っています。株式会社たけびしについての詳細は (リンク ») を参照ください。
以上
*1 IoT
「Internet of Things」の略で、センサーやデバイスといった「モノ」がインターネットを通じてクラウドやサーバに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みのこと。
*2 CloudPlatformVM
当社が提供するクラウドサービスです。当社データセンター内で管理されている高信頼、高可用な仮想サーバ環境を、ネットワーク経由でご利用いただけます。
*3 SightLineEDM
日本サイトラインシステムズ株式会社が提供する包括的パフォーマンス・マネジメントツールです。情報システムやビジネスデータを収集し、組み合わせて分析及びマネジメントすることで、組織のビジネスレベルまでに至るパフォーマンスとキャパシティをマネジメントします。
*4 DeviceXPlorer OPC Server
株式会社たけびしが提供するOPCサーバです。
* その他記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。
[表2: (リンク ») ]
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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