現役介護職員160名にアンケート調査を実施!97%が「人材不足を感じる」一方で対策は「特にしていない」が4割

株式会社ウェルクス 2017年11月28日

From PR TIMES



厚生労働省によると、2025年には介護職員が約253万人必要になるのに対し、供給の見込みは約215万人で、およそ37.7万人もの人材が不足すると報告されています。介護職員は毎年増えているものの、実際に必要とされる人数には追いついていないという現状があります。

介護業界に特化した人材紹介サービスやWebマガジンの運営を行う株式会社ウェルクス(本社:東京都墨田区両国)は、介護の人材不足の実態を把握するため全国の介護従事者を対象にアンケートを行い160名から回答を得ました。

このアンケート調査結果は、ウェルクスが運営する介護ロボットONLINE( (リンク ») )にて独自のコンテンツとして公表いたします。

▼アンケート結果の詳細はこちら
(リンク »)

■調査結果の概要


介護職員の97.5%が「人材不足を感じる」
6割以上が「一人当たりの業務量が多い」
人材不足の原因として「給与の低さ」に言及した回答が半数以上
人材不足解消にむけた取り組み、4割が「特にしていない」
8割が人材不足解消に「給与の引き上げ」必要と回答
7割以上が人材不足解消に「介護職の社会的地位の向上」が必要と回答実際に行われた対応と、介護従事者が求める対応に大幅なずれ



■調査概要
調査方法  :介護ロボットONLINEによる独自のアンケートフォームより
調査対象  :全国の介護従事者(10代~60代以上)
有効回答数 :160名
調査期間  :2017年11月11日(土曜)~11月22日(水)


■調査結果の詳細
1:97.5%が「人材不足を感じる」
まず、「あなたの職場では、人材不足を感じていますか?」ときいたところ、次のような結果になりました。
[画像1: (リンク ») ]

調査結果からは、圧倒的多数である97%の人が自らの職場で人材不足を感じていることが分かり、介護の現場で人材不足が常態化している実態が浮かび上がってきました。


2:6割以上が「一人当たりの業務量が多い」
「人材不足を感じる」回答した人に、「どんなときに人材不足を感じるか」をきいたところ、最も多く回答が集まったのは「一人当たりの業務量が多い」で63.2%。続いて「休みがとりにくい」が61.8%となり、それぞれ過半数を超えました。

それ以降は「予定外の残業が多い」(28.3%)「希望する勤務時間・日数より多く働いている」(25.0%)と続き、いずれも仕事の負担が多いときや望んだ働き方ができないときに人材不足を感じることが分かります。

[画像2: (リンク ») ]

3:人材不足の原因として「給与の低さ」に言及した回答が半数以上
自由回答にて「人材不足の原因は何だと思いますか?」ときいたところ、全回答120件中64件が「給与の低さ」について言及していました。

[画像3: (リンク ») ]


【自由回答(一部抜粋)】


ハードな仕事な割に待遇が良くない。(男性/40代)
国の人員配置基準が少ない。(男性/50代)
介護従事者たちが疲れ切ってしまっている。介護業界で働く中の人たちを大切にする必要があると思う。(女性/20代)
上司のサービス残業の多さを見て、この業界での希望が持てない。(女性/50代)
介護業界全体のマイナスイメージ。(女性/50代)
同世代より給与が低い!結婚したら、共働きしないと子育てできない!(男性/40代)好景気で他業種に人が流れた。(女性/40代



今回の調査では、介護現場の人材不足の実態だけでなく、「どうすれば解決すると思うか」まで踏み込んでアンケートを取りました。


4:人材不足解消にむけた取り組み、4割が「特にしていない」
自らの職場で、人材不足解消のために実施されている(された)取り組みをきいたところ、最も多い回答が「特にしていない」で40.9%でした。そのあとに「職場でのコミュニケーションの円滑化」(28.3%)、「スキルアップ・資格取得のサポート」(25.2%)と続きます。

[画像4: (リンク ») ]


5:8割が人材不足解消に「給与の引き上げ」必要と回答
さらに、「どうすれば介護職の人材不足が解決すると思うか」をきいたところ、最も多い回答が「給与の引き上げ」で84.4%、次が「介護職の社会的地位の向上」で76.9%となりました。

[画像5: (リンク ») ]

先の質問と比較して明らかになったことは、「実際に実施されている取り組み」と「介護従事者が有効だと感じている解決法」に乖離があるということです。

この二つに25ポイント以上の差がある項目は以下のとおりです。

[画像6: (リンク ») ]


ちなみに、「介護ロボット導入による業務効率化」での差は10.6ポイント(5%-15.6%)となりました。


【自由回答(一部抜粋)】


処遇改善だと思う!きつい仕事の割には給料安くて手当ても少ない。だからやめる人も増える。(女性/30代)
加算ではなく、基本報酬を公務員並みにしてほしいです。(女性/60代以上)
この業界は誰でも入りやすいが、誰でも続けられる職業ではない。心理的にストレスの多く、様々な面で配慮が求められる仕事であるにも関わらず、社会的地位、給与、福利厚生全てにおいて、他業種より悪い。それでも高い意識を持って仕事をしている人が、安心して続けられる環境を整えないと、悪循環は解消されないと思う。(女性/40代)
賃金の引き上げを行い、労働者の流入を促進しつつ人員配置基準を見直し、労働者一人当たりの業務量を減らしてゆとりのあるケアを提供できるようにすることが必要。(男性/50代)
介護は人材不足だと前から騒がれているのに、国は改善をしてくれるどころか介護報酬を厳しくしていくばかりで、介護職員の首を絞めている。介護の仕事は好きだしこれからも続けていきたいと思っていても、給料への不満は常にある。さらに社会的地位が低く胸を張って自分の仕事を周りのみんなに言えない自分がどこかにいるのがとても悲しい。(女性/30代)
人材不足は少子高齢化が進む流れで、全国のあらゆる業界が直面する問題。介護業界は人材獲得競争を他業種も含むあらゆる企業と競争する羽目になるが、正直勝ち目がないと感じている。(男性/30代)
とにかくお給料が安いので男性職員は結婚して子どもができると辞めてしまう人が多い。もったいないです。(女性/50代)
テクノロジー導入に関する情報や助成。人とロボットの共存という概念が当たり前になること。(女性/50代)
もっと書類業務をへらす。もしくは、AIの導入で記録を効率化する。(男性/40代)


今回の調査では、全体の97%以上が実際に自らの職場で人材不足を感じているという結果となり、介護現場での人手不足が常態化している実態が明らかになりました。
人材不足の原因として「給与の低さ」をあげる人が半数以上いる反面、実際に「給与の引き上げ」が実施されたと回答した人は13.8%にとどまっています。
その他、労働時間や休暇のとりやすさなどが改善すべき点として挙げられている一方で、そうした改善策があまり取られていない現状から、現場からの要望と実際の対応にずれがあることが浮かび上がってきました。

コメントでは、「給与の引き上げ」には基本報酬のあり方から問い直す必要があるという意見が散見され、事業所単位での対応には限界があるという考えがうかがえます。

介護職員が考える人材不足問題の有効な解決法として、2番目に多く挙げられている「介護職の社会的地位の向上」。その実現には、「給与の引き上げ」はもちろん、それを可能にする介護保険制度の見直しを含む、国単位での対応が求められていると言えそうです。

記事に関する詳細
◆介護ロボットONLINE
【表題】現役介護職員160名にアンケート調査を実施!97%が「人材不足を感じる」一方で対策は「特にしていない」が4割
【URL】 (リンク »)

アンケート調査概要


実施期間:2017年11月11日(土)~11月22日(水)
実施対象:介護ロボットONLINE読者のほか、介護系のSNS(facebookページ、twitter)の読者となっている全国の10代~60代以上の男女160名
回答者数:160人(10代/0.6%・20代/8.1%・30代/26.2%・40代/42.4%・50代/21.3%・60代/0.6%・60代以上/0.6%)
男女割合:男性/30.6%・女性/68.1%・その他/1.2%


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【本リリースに関するお問い合せ】
株式会社ウェルクス
担当:柳川
TEL: 03-5638-7412 (代表)FAX:03-5625-6702
MAIL: remi-yanagawa@welks.co.jp

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