「ABEJA Platform」にアノテーション機能を追加し提供を開始

株式会社ABEJA

From: PR TIMES

2017-12-06 14:00

~ 教師データ作成ツールとアノテーション作業のBPOサービスを拡充 ~

 ディープラーニングを活用し産業構造の変革をサポートする株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO兼CTO:岡田陽介、以下 ABEJA(アベジャ))は、IoTデバイスやネットワーク等と連携し、大量データの取得・蓄積・学習・実行・フィードバックが可能な、AI、特にディープラーニングを活用したオープンプラットフォーム「ABEJA Platform」のベータ版に、大量のデータから教師データを作成する機能である「アノテーション」を追加し、Partner Ecosystem参加企業(以下 パートナー企業)を対象に、2017年12月6日より提供を開始致しましたので、お知らせ致します。



 ABEJAは、AI、特にディープラーニングの普及を促進しビジネスへの活用のハードルを下げることを目的に、「ABEJA Platform」をオープン化し、パートナー企業を対象に2016年12月よりアルファ版を、また2017年9月にはベータ版の提供を開始しております。「ABEJA Platform」は、AI、特にディープラーニングを活用するうえで必要な環境を有したオープンなプラットフォームであり、本プラットフォームの活用により運用の各工程を自動化、省力化することが可能です。この度、ベータ版の「ABEJA Platform」に機能を追加し提供を開始したアノテーションとは、AI、特にディープラーニングを活用するための運用工程の1つであり、取得した大量のデータを識別および分類し、教師データ(正解データ)を作成する機能です。精度の高い学習済みモデルを生成するうえで重要な工程である一方で、コンピューターによる自動化が難しい領域であり、人手による大量なデータの識別および分類が必要であるため、アノテーションを行う多数の人材を確保する必要があります。

 この度追加提供を開始した機能は、アノテーションの工程を自動化、省力化する仕組みであり、アノテーションをより容易にかつ正しく行うためのツールの提供と、即時に大量なデータのアノテーションを行える人材をABEJAの管理下で提供する機能です。アノテーションツールについては、高い精度で教師データを作成するためのノウハウが組み込まれており、データの識別および分類方法を定める等、アノテーション作業画面の作成及びマニュアルが作成可能なWebアプリケーションを提供します。人材については、スリープログループ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:村田 峰人)、株式会社チャーリーハウス(本社:千葉県船橋市、代表取締役:杉本 博史)、トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼 COO:奥田 昌孝)、Framgia Inc.(本社:シンガポール共和国、グループCEO: 平井 誠人)、株式会社ママスクエア(本社:東京都港区芝、代表取締役:藤代 聡)、5社のアノテーションパートナーとBPO契約を締結し常時10,000人規模の人材を確保します。ABEJAの管理下でBPOを活用するため、人材のマネジメントや品質管理等の必要なく、セキュアにかつ精度の高い教師データの作成サービスを提供することが可能です。本機能を利用することで、これまでアノテーションに費やしていた膨大な作業負荷を大幅に軽減し作業プロセスを自動化、省力化することができ、ビジネスへのAI、特にディープラーニングの活用をより円滑に実行することが可能となります。

 ABEJAは、「ABEJA Platform」をオープン化し、ビジネスへのAI、特にディープラーニングの活用を促進しオープンイノベーションを推進するとともに、Partner Ecosystemのパートナー企業とともに、IoT、ビックデータ、AIの連携を進めることで、大量データの循環を加速させ、産業革新を進展するエコシステムの形成を目指します。また、引き続き、AI、特にディープラーニングの活用により、国内外問わず多様な業界、シーンにおけるビジネスの効率化・自動化を促進し、産業構造の変革に貢献してまいります。

【 アノテーションツール UIイメージ画像 】
[画像1: (リンク ») ]

※ 料金については下記アドレス宛にお問合せください
info@abeja.asia

【 ABEJA Platformベータ版について 】
 「ABEJA Platform」オープン化に際し提供を開始したアルファ版に続くベータ版のプラットフォームであり、Partner Ecosystemに参加する企業に無償(一部有料)で提供いたします。AI、特にディープラーニングを活用するための4つの運用サイクル、1.取得、2.蓄積、4.実行、5.フィードバック、における各工程において、必要なインフラや周辺システム等を利用することが可能です。(3.学習については、正式版で提供予定)
[画像2: (リンク ») ]

【 提供料金について 】
 ベータ版は、ABEJA Platform Partner Ecosystemのパートナー企業限定で、一部制限のもと下記のプランで提供いたします。なお、正式版は、有料で提供いたします。
A: 無料:WEB API利用が5個/月以下、またはデータの保存量が常時100GB/月以下
B: 30万円/月:WEB API利用が6-10個/月以下、またはデータの保存量が常時100GB-1TB/月以上
C: 要相談:WEB API利用が11個/月以上、またはデータの保存量が常時1TB/月以上

【 ABEJA Platformオープン化スケジュールについて 】
2018年2月提供開始予定: 正式版
2017年9月提供開始済み: ベータ版
2016年12月提供開始済み: アルファ版

【 ABEJA Platform Partner Ecosystemについて 】
 「ABEJA Platform」のオープン化にあたり、下記5つの領域におけるパートナー企業を募集いたします。アルファ版、正式版の段階では、一定の認定要件を満たす企業パートナーにのみ、「ABEJA Platform」を提供し、随時アップデート情報を提供します。

・パートナー企業 募集領域
1. IoTデバイスパートナー:センサーやアクチュエーターを提供する企業
2. IoTネットワークパートナー:通信サービスを提供する企業
3. システムインテグレーションパートナー:既存システムをインテグレーションする企業
4. コンサルティングパートナー:AIテクノロジーを活用しソリューションを提供する企業
5. APIエコノミーパートナー:API連携が可能な既存データを保有する企業

・ABEJA Platform」パートナー申込サイト:
(リンク »)

【 ディープラーニング活用のサイクルと開発・運用工程および各種課題 】
[画像3: (リンク ») ]

【 株式会社ABEJAについて 】
 ABEJAは、蓄積されたビックデータから、人間の手を介さずしてそのデータを適切に表現する特 徴を自動的に見つけ出す「特徴量抽出」の自動化を行う「ディープラーニング」を活用し、多様な業界、シーンにおけるビジネスの効率化・自動化を促進するベンチャー企業です。2012年の創業時より、国内のAI関連を専門とする大学教員陣と連携し、ディープラーニング技術などの研究を行っており、提供するサービスで用いられるディープラーニングの技術は、すべて自社で開発しています。現在は、小売・流通業界を中心にサービスを展開し、株式会社三越伊勢丹ホールディングス、株式会社ゲオ、株式会社ジュンなど、国内大手小売企業を対象に約420店舗以上への導入実績があります。また、2016年6月には、ダイキン工業株式会社の技術開発拠点であるテクノロジー・イノベーションセンターと、ディープラーニングを活用した協業を開始し、製造業界にも進出しています。
会社名: 株式会社 ABEJA
代表者: 代表取締役社長CEO兼CTO 岡田 陽介
所在地: 東京都港区虎ノ門4-1-20 田中山ビル10階
資本金: 1,148,518,043円(資本準備金含む)
事業内容: ディープラーニングを活用した産業構造変革のサポート
URL:  (リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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