旭屋書店では、1月10日から各店舗で“一気読みしたい一冊"にて、佐藤究さんの新刊『Ank: a mirroring ape』をご紹介&本書をフィーチャーした『本TUBEニュース』コーナーを設置!連動して、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画、ピックアップ本の著者への直接インタビューも開催!今回は、『Ank: a mirroring ape』発売を記念し、佐藤さん自身に、じっくりと語っていただきました。
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旭屋書店では、佐藤究の『Ank: a mirroring ape』をピックアップし、著者インタビューを実施した。2004年に佐藤憲胤名義で書いた『サージウスの死神』が第47回群像新人文学賞優秀作となり、デビューした佐藤さん。2016年には『QJKJQ』で第62回江戸川乱歩賞を受賞、本作は受賞後第1作目となる作品である。舞台は2026年、多数の死者を出した京都暴動(キョート・ライオット)。ウィルス、病原菌、化学物質、そしてテロ攻撃が原因ではない。発端はたった一頭の類人猿(エイプ)、東アフリカからきた「アンク(鏡)」という名のチンパンジーだった…。
――江戸川乱歩賞受賞後の第1作ということですが、書店員にも非常に評判が良いようですね。どのようなお気持ちで執筆されたのですか?
純文学でまったくセールス的にも売れない時代もあったんで、冒険してみたかったというのがありました。江戸川乱歩賞というのは小さな賞ではありませんので、ちょっとミステリーという文脈からはみ出したものを書いてみたかった。そして、無名の作家の義務というか、挑戦といいますか…大御所の方が出来ないような事を、「別にこれで終わってもいいんだから」という心持ちで挑戦した作品です。
――前作『QJKJQ』には、新潮社の名物編集者である、中瀬ゆかりさんの帯の檄文“天才が現れた”とありますが…
はい、重版が掛かった時に頂いた言葉です。ただ、けっこう“天才”という言葉が危険で、あの言葉が付くと、僕の知る限り大体消えていくんですよね(笑)。まずいな、これをどうするか、と悩みました。中瀬さんから頂いた言葉を謙遜して否定するというのも本人も望まれていないし。そこで、僕が思う本当の天才に挑戦することによって、毒化されたものと中和しようと考えたんです。僕が「2001年宇宙の旅」っていう映画が大好きで、スタンリー・キューブリックとアーサー・C・クラークの共同作品なんですけど、あの二人にちょっと挑戦してみようという事で取り掛かりました。
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本編のインタビュー動画では、普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひ本TUBEをチェック!
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単行本: 478ページ
出版社: 講談社※店舗によりコーナー名表記・開催日程が異なる可能性がございます。予めご了承下さい。
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