IP InfusionとBarefoot Networks、高性能かつプログラム可能なP4ベースのスイッチングソリューションの開発において戦略提携

ACCESS 2018年03月19日

From PR TIMES

―6.5テラビット/秒ASICチップ「Tofino(TM)」搭載White Box上で動作する「OcNOS」と「Deep Insight(TM)」をOCP US Summit 2018にて披露―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大石 清恭、以下ACCESS)の子会社IP Infusion Inc.(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳、以下 IP Infusion)は、本日、Barefoot Networks(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:Craig Barratt)と、オープンソースの新言語「P4」をベースにしたプログラム可能なイーサネットスイッチASIC (特定用途向け集積回路)シリーズ「Tofino(TM)」(Barefoot Networks製)を活用し、業界で最もプログラマブルで高性能な10/25/40/100ギガビット・イーサネットスイッチング・ソリューションの開発に向けて、戦略的に提携したことを発表いたしました。



IP Infusionの「OcNOS(R)(オクノス)」は、業界初となるWhite Box(ホワイトボックス)向け統合ネットワークOS(NOS)です。「OcNOS」は、データセンターやデータセンター間相互接続(DCI)をはじめ、アクセス/アグリゲーション/コア・ネットワークやセルサイト(移動通信網における基地局)ネットワークにおける負荷分散をサポートします。 Barefoot Networksの「Deep Insight(TM)」は、インバンドネットワークテレメトリ(Inband Network Telemetry 、INT 性能を劣化させずに通信の中で様々な状態の集計を可能とする技術)の持つ性能をフル活用できるReady-to-use(すぐに使える)のプロダクション・ソフトウェアソリューションを提供することにより、ネットワークインフラにPredictive Insight(予測検知)とパケット毎の可視性の機能を付加する、世界初のネットワーク監視システムです。「Deep Insight」は、INTデータを分析し、マイクロバーストや、ネットワーク輻輳(混雑)、負荷分散などネットワークの異常を検出します。

この度の協業により、IP InfusionとBarefoot Networksは、共同で、大規模ネットワーク運用におけるトラフィックパターンやアプリケーション挙動の動的な変更や、リアルタイム可視性や性能課題を解決するソリューションの開発に取り組んでいます。今後両社は、本ソリューションのNOSとしてIP Infusionの「OcNOS」を、INTを可視化するリアルタイムアナリティクス・プラットフォームとして「Deep Insight」を組み合わせ、金融向けアプリケーションといったターゲットセグメントに対して提案や市場開拓を行っていきます。またOCP US Summit に合わせてリリースするとともに、IP Infusionのブース(C12)にてデモを予定しています。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO)の緒方 淳は、
「通信事業者は、今日のデータセンター規模や仮想ネットワーク環境における動的なアプリケーションの負荷に対応するために、より高い制御性や可視性を求めています。Barefootのプログラマブルなチップと先進機能を搭載した『OcNOS』を併用することで、動的なアプリケーション要件を満たす完全な制御と柔軟性を提供し、エンドツーエンドの可視性を実現します」と述べています。

この度の協業により、両社顧客に向けて以下を実現します。

エンタープライズ(企業)やサービスプロプロバイダーのアプリケーション向けに、キャリアグレードのL2/L3 スタックを備えた堅牢なNOSの提供
プログラム可能なデータパイプライン(Data Pipeline)により、同一のハードウエアを使いながら、異なる市場やユースケースに対しP4プログラムを変更し、瞬時で切り替え可能なFast Reboot機能を使いチップを再起動するだけで対応が可能
ネットワークにおけるトラフィックパターンや、パス変更、マイクロバースト、ネットワーク輻輳(混雑)、レイテンシー(遅延)スパイクなど、パケットレベルの可視性を実現するBarefoot Networksのスマートプログラマブル・リアルタイム INT 「SPRINT」の提供
§ パケット毎のテレメトリィによる可視化により、マイクロバースト、レイテンシー(遅延)スパイクを判断し、瞬時にパス変更を行うことが可能


データセンターのネットワーキングにおける低レイテンシー(遅延)かつ高性能は、金融業界のミッションクリティカルなアプリケーション環境においては、非常に重要な課題です。ミッションクリティカルなアプリケーションには、超高速取引(ハイフリークエンシートレーディング、HFT)やエクスチェンジ間との高速データフィードデリバリをはじめ、クラウドネットワーキング、クラウドネットワーキングアプリケーション、高性能コンピューティング(HPC)アプリケーションが含まれます。

こうしたアプリケーション環境には、高性能イーサネットスピード(10/40/100/400 GbE)をはじめ、オープン規格に対応したプログラム可能なコントロールプレーンとデータプレーンが、省スペース、低消費電力、かつ高信頼な分散型ソリューション上に構築されている必要があります。

Barefoot Networks 最高経営責任者(CEO)のCraig Barrattは、
「IP Infusionとの協業により、当社P4ベースのプログラマブルなスイッチチップ『Tofino』に、『OcNOS』ネットワークOSが統合されることを嬉しく思います。INTのような新機能を活用することにより、P4および『Tofino』対応ネットワークのフォワーディングプレーンの性能、多彩な機能を備えた先進のコントロールプレーンの性能を享受できることから、両社顧客は、既存の機能固定型チップベースのシステムでは不可能であった新アプリケーションやサービスの開発・提供が可能になります」と述べています。

なお、Open Compute Project (OCP) US Summit(3月20日~21日、米国カリフォルニア州サンノゼ)では、IP Infusionの「OcNOS」と、Barefoot Networksの完全プログラマブルなP4ベースのデータパイプライン「SPRINT」およびネットワークの性能をモニタリングし異常検出する「Deep Insight」を組み合わせることで、エンドツーエンドのネットワーク可視性を実現するソリューションのデモを予定しています。

Open Compute Project (OCP)とは 2011年に Facebook社が提唱し、スケーラブルなコンピューティングにとって、最も効率の良いサーバー/ストレージ/データセンターなどのハードウェアを設計し、また、提供していくためのエンジニアコミュニティです。今回の US Summitに関する詳細は、 (リンク ») をご参照ください。

OcNOSについて
「OcNOS」は、洗練されたモジュール設計により、機動性、拡張性、耐障害性に富んだネットワーク構築を可能にします。また、多彩なIP/MPLS ルーティング、スイッチング、セキュリティ対応機能を備えており、ネットワーク環境における物理的な要件にも、仮想的な要件にも応えます。多様なハードウェアに対応した「OcNOS」は、通信事業者やクラウドサービス事業者、企業のネットワーク構築を、より迅速に、簡易に、低コストで実現します。
そのソフトウェア構造は、従来の専用ハードウェアからネットワークソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)し、White Boxと呼ばれる「ネットワークの実現をネットワークOSと汎用のスイッチハードウエアの組み合わせで安価に柔軟に実現する」ソリューションを可能にし、ますます拡大してゆくネットワークトラフィックに向けたインフラ投資のコスト低減とサービス拡張の自由度を提供してゆくために最適な形で提供されます。
(リンク »)

■Barefoot Networksについて
Barefoot Network(本社:米国カリフォルニア州、シリコンバレー)は、設立2年後となる2016年、業界で最もプログラマブルで、史上最速の6.5テラビット/秒の処理速度を誇るスイッチを市場投入しました。この処理速度は、従来製品の2倍を記録しています。Barefoot Networkは、ネットワークを保有する事業者やパートナーのインフラ事業者自らが、ソフトウェアのネットワーク・フォファーディング・プレーンを制御することにより、各事業者の特定ネットワーク要件にあった設計や最適化、刷新を行い、事業者の競合優位性の実現を支援します。
最速かつプログラム可能なスイッチにP4プログラミング言語を組み合わせることにより、Barefoot Networkは、コンパイラやツール、P4プログラム用エコシステムを作り、P4を誰でも利用することができる言語として確立しました。Barefootの創業者、Pat Bosshart、Martin Izzard、Dan Lenoski、Nick McKeown は、世界で最も速く大規模なネットワーキングシステムにおいて市場に蓄積された100年の知見をBarefootにもたらしました。Barefoot Networkは、以下の企業より支援を受けています。
Google Inc.、 Goldman Sachs Principal Strategic Investments、Alibaba、Tencent、Hewlett Packard Ventures、Dell Technologies Capital and by premier venture capital firms Sequoia Capital、Lightspeed Venture Partners、Andreessen Horowitz。
(リンク »)

■IP Infusion Inc.について
IP Infusionは、White Boxソリューションにおけるリーディングカンパニーです。同ソリューションにより、通信事業者や企業の新機能やサービスの拡張を、コストを低減しつつ、柔軟に、迅速に実現します。業界初となるOCP準拠のMPLS対応の統合オペレーティングシステム「OcNOS」は、大規模ITネットワーク構築を簡素化し、実装を容易にするソリューションです。NFVベースの仮想ネットワークプラットフォーム「VirNOS(R)」は、事業者のネットワークサービスの開発・運用をコスト効率よく構築します。通信機器向けミドルウェア「ZebOS(R)」は、世界中の大手通信機器メーカなど300社を超える企業に採用されており、日々進化する、クラウドや、キャリア・モバイルネットワークの要件に応えます。「OcNOS」と「VirNOS」は、「ZebOS」をベースに開発されており、通信事業者や企業の物理的/仮想的なネットワーク要件を満たすソフトウェアソリューションとして、事業者のディスアグリゲーション型ネットワーク構築を支援します。IP Infusionはカリフォルニア州サンタクララに本社を置き、ACCESS CO., LTD.の100%出資子会社です。
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■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび300社以上の通信機器メーカへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
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※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、VirNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

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