SDGs 採択から2 年、世界の水の状況を分析した報告書「水の格差」を発行

特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン 2018年03月21日

From PR TIMES

国際NGOウォーターエイドが3月22日の国連世界水の日に向けて世界の水の状況を分析した報告書の第3弾

本報告書では、自宅周辺で清潔な水を利用できないと定義された人の数が増加したことが明らかになり、ワースト10のランキングには、これまで名前の挙がっていなかった国も入っています。女性は、30分離れた水源へ水くみに行くために年間2か月半もの時間を費やしており、不衛生な水や衛生設備の不備、不十分な衛生習慣が原因で、毎年5歳以下の子供約289,000人が命を落としています。



世界では8 億4,400 万人が清潔な水を利用できません。世界のどの国においても、清潔な水を利用できないのは
最貧困層や弱い立場にいる人々、つまり農村部に住む人、高齢者、障害のある人や、カースト・人種・宗教等によ
って差別を受けている人々です。

国際NGOウォーターエイドは、3月22日の国連世界水の日に向けて、世界の水の状況を分析した報告書の第3弾「水の格差」を発行しました。本報告書では、持続可能な開発目標(SDGs)が合意に至って2年が経過してなお、最貧困層が清潔な水を利用できるようにならず、取り残されている理由を分析しています。

[画像: (リンク ») ]

清潔な水を利用できない国TOP10(右図)
第1 位はエリトリアです。難民の通り道にもなっているこの国では、人口の19%しか自宅近くで清潔な水を利用することができません。
第9 位に入ったニジェールは、サハラ砂漠に位置する内陸国。人口の44%が貧困状態にあるニジェールは、2016 年に国連が発表した後発開発途上国の第2 位に位置付けられています。世界で最も人口増加率の高い国のひとつでもあり、1 年に3.9%
の割合で人口が増えています。自宅の近くで清潔な水を利用できる人の割合は人口の46%ですが、富裕層は71%、貧困層で41%と、30%もの開きがあります。

ハマドゥ・セイドゥさんは、ニジェール川に浮かぶノランデ村で生まれました。
「私の仕事は主に農業で、米を作っています。ここ数年、大雨で土地の一部が水に浸かり、農業は大きな打撃を受けています。ウォーターエイドがやって来るまで、みんな腹痛や皮膚感染、下痢といった病気で頻繁に苦しんでいました。それで命を落とすこともあったのです。今では村のほぼ全員が、新しい掘削井戸で必要なだけ飲み水をくむこともできます。洗濯や食器洗い、農業用、レンガ作りといった用途には、今でも川の水を使っています。」


報告書「水の格差」  (リンク »)


ウォーターエイドとは
2030 年までにすべての人が安全な水とトイレを利用できる世界を目指し、貧困下で生活する人々の水と衛生状況改善に専門的に取り組む国際NGO です。1981 年にロンドンで設立され、2018 年現在、34 か国で水・衛生支援を実施しています。
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)

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