第2回「三井ゴールデン匠賞」贈賞式開催 石川県輪島市の輪島塗桐本 泰一氏が「グランプリ」受賞!

三井広報委員会 2018年03月22日

From PR TIMES

 この度、三井広報委員会は、伝統工芸の分野において革新的な取り組みをされている方を表彰する第2回「三井ゴールデン匠賞」の贈賞式を、2018年3月20日(火)14:00より三井住友銀行SMBCホールにて開催いたしました。
 贈賞式では、第2回「三井ゴールデン匠賞」を受賞された5組(個人および団体)の匠を表彰するとともに、受賞者の中から、審査員により選定された「グランプリ」、そして一般投票により決定した「モストポピュラー賞」を各1組ずつ発表いたしました。
 栄えある「グランプリ」は、石川県輪島市の輪島塗、桐本 泰一(きりもと たいいち)氏( 所属:輪島キリモト) 、
「モストポピュラー賞」は、新潟県燕市の燕鎚起(ついき)銅器、株式会社 玉川堂(団体として受賞、代表:玉川 基行)が各々受賞されました。



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【「グランプリ」受賞者コメント】

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「グランプリ」
■桐本 泰一氏
所属:輪島キリモト(輪島塗/石川県輪島市)
 木地屋から一貫生産を始めて、様々な苦労もありましたが、この賞をいただき感動しています。
 この受賞は、ひとえに職人、スタッフ、家族のおかげです。この仕事が大好きで、ナンバーワンを目指すのではなく、世界のオンリーワンを目指す気持ちでやってきました。
 これからも輪島の素材を活かしたモノづくりを続け、このあと何百年も続き、発展していくように精進していきたいと思います。


【「モストポピュラー賞」賞受賞者コメント】

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「モストポピュラー賞」
■株式会社 玉川堂 ※団体として受賞
代表:玉川 基行(燕鎚起銅器/新潟県燕市)
 伝統工芸に興味を持っていただいている多くの方々にご支持頂くことができ、大変嬉しく思っております。
 伝統は革新の連続であると考えています。
 玉川堂はかつて記念品の製造中心でしたが、今は、直営店を持つことで、お客さまと職人が直接会話することができるようになり、どのような商品が求められているのかを学びました。
 今後は海外にも直営店を出したいと考えていますが、最終的には、海外の人たちに、燕三条へ来てもらえるようになることが私の目標です。


【三井ゴールデン匠賞受賞者コメント】
■齋藤 宏之氏 所属:株式会社 五十崎社中(大州和紙/愛媛県内子町)
 このような貴重な賞をいただき、誠にありがとうございます。
 私は大洲和紙を現代の生活様式に取り入れ 、和紙のある生活を国内外に広げるために精進しております。
 今後は、愛媛県のものづくりの現場を一丸となって盛り上げることで、愛媛の伝統工芸の発展に貢献していきたいと思います。

■中川 政七氏 所属:株式会社 中川政七商店(経営者/奈良県奈良市)
 私は16年前に家業を継ぎましたが、職人でもデザイナーでもない自分が経営者としてやれることは何かということを考えてきました。自社をなんとか立て直し、そこで得たノウハウが外でも役に立つのではないかと考え、工芸分野の経営コンサルティングを行うようになりました。
 今後も、日本の工芸を元気にするというビジョンを掲げ、100年後に日本が工芸大国と呼ばれるよう、頑張ってまいります。

■山本 篤氏 所属:株式会社 妙泉陶房(九谷焼/石川県加賀市)
 この度は、大変な賞を頂きましてありがとうございます。
 これまで作品で受賞したことはありますが、今回のように取り組みが評価されたのは初めてです。九谷焼は、がんばっている方々がたくさんいます。そして、みんなが協力しあっていてそれが原動力となっています。これからもいろんな人とつながっていき、若い人とも一緒に勉強していきたいと思います。


<第2回「三井ゴールデン匠賞」受賞者>

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桐本 泰一(きりもと たいいち)
グランプリ受賞
所属:輪島キリモト 
輪島塗/石川県輪島市


〈講評〉江戸後期から続く漆器業の7代目。分業主流の輪島塗産地で、先駆けて木地、漆塗りの一貫生産を実現し、消費者ニーズへの対応に努め、長年にわたって産地の改革と活性化に取り組んだ実績が評価された。現代の様々な生活シーンに馴染む漆器や家具、建築内装材を国内外へ幅広く提案している。さらに、産地内の若手、中堅、漆芸研究所生徒等40数名を集めた「輪島クリエイティブデザイン塾」などの事業を推進し、後継者育成にも尽力している。


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株式会社 玉川堂(ぎょくせんどう) 
モストポピュラー賞受賞 ※団体として受賞
代表:玉川 基行
燕鎚起銅器/新潟県燕市


〈講評〉燕鎚起銅器を200年に渡って受け継ぐ老舗の後継者として、海外ブランドとのコラボレーションや異業種との新製品開発などに尽力。問屋との関係を見直し、百貨店との直接取引や直営店舗設立といった流通機構改革への実績が評価された。また、終業後は工場を職人に開放し、若手の技術訓練やベテランの作品創作にチャレンジする場として提供するなど、若手育成や技術力向上の環境を整え、世界最高峰を自負する技術・技能継承へのきめ細かな就業体制を作っている。


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齋藤 宏之(さいとう ひろゆき)
所属:株式会社 五十崎社中
大洲和紙/愛媛県内子町


〈講評〉昔ながらの書道用半紙や障子紙が主流であった大洲和紙産地において、壁紙やタペストリーといったインテリア素材への進出を図り、新たな和紙のある生活を創出した。フランス伝統の金属箔技法ギルディングを取り入れた世界にオンリーワンの和紙や、地元商工会とともに開発したこより和紙など、デザイン性の高い和紙を次々に発表。新たな和紙需要の拡大に努めながら大洲和紙産業の活性化に大きく貢献していることが評価された。


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中川 政七(なかがわ まさしち)
所属:株式会社 中川政七商店
伝統工芸プロデューサー/奈良県奈良市


〈講評〉家業である「中川政七商店」の自社ブランド確立と成長のノウハウを体系化し、様々な産地の工芸メーカーのコンサルティング業務を展開。一時的、部分的なメーカー支援ではなく、経営、ブランド構築、製品開発、販路開拓までトータルに支援することで根本的な改善に取り組み、企業の持続的成長へつなげている点が評価された。「日本の工芸を元気にする」というビジョンを掲げ、工芸からはじまる新たな価値の創出に力を注いでいる。


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山本 篤(やまもと あつし)
所属:株式会社 妙泉陶房
九谷焼/石川県加賀市


〈講評〉九谷焼の伝統工芸士。気品に満ちた作風は若手の信望も厚く、異業種とのコラボでも脚光を浴びている。その技術を継承するべく40年前の独立時より弟子をとり、職人を多数育成。さらに、若手作家を対象に自工房で研修を行うなど、後継者育成に力を注いでいる。また、県の工業試験場と磁器坏土(はいど)を共同開発するなど、原材料の確保や道具、機器の改良にも尽力。こうした九谷焼の発展を支える地道で幅広い活動が評価された。


【審査基準】
革新性を基本に、技術・技能、独自性、有用性、持続性、国際性の5項目を審査基準とする。
審査項目においては持続性を最も重視する項目とする。
<技術・技能> 卓越且つ革新的な技術・技能
<独自性> 従来にはなかった新しい価値を生み出した革新的な取り組み
<有用性> 伝統を活かしつつ更に有用な機能を付加した革新的な取り組み
<持続性> 産業として持続性さらには市場拡大など未来につながる革新的な取り組み
<国際性> 国際化の為に行っている革新的な取組み、または、今後の意思


【審査員】
審査員長 大島 眞彦 三井広報委員会 委員長 三井住友銀行 取締役兼専務執行役員
審査員 赤瀬 浩成 メイド・イン・ジャパン・プロジェクト 代表取締役
赤沼 多佳 公益財団法人 三井文庫 三井記念美術館 参事
遠藤 充 三越伊勢丹 呉服・美術統括部 美術商品部 部長
佐々木 千雅子 一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会 相談員
佐藤 達郎 多摩美術大学 教授 コミュニケーション・ラボ 代表
ゾェルゲル ニコラ 老舗梅干専門店「ちん里う本店」 役員
田中 里沙 事業構想大学院大学 学長 宣伝会議取締役
能作 克治 能作 代表取締役
ボブ 田中 東北芸術工科大学デザイン工学部 教授 ボブ田中事務所 代表
水野 学 クリエイティブディレクター good design company 代表
矢島 里佳 和える 代表取締役
山田 遊 バイヤー 監修者


【賞の種類/賞金】
・三井ゴールデン匠賞:審査員による厳正なる審査により若干名(個人または団体)を選出 賞金50万円
・グランプリ    :審査員による厳正なる審査により三井ゴールデン匠賞受賞者の中から1名または1団体を
  選出 賞金50万円<三井ゴールデン匠賞と合わせて計100万円>
・モストポピュラー賞:インターネットでの一般投票により、三井ゴールデン匠賞受賞者の中から1名または1団体
を選出 賞金20万円<三井ゴールデン匠賞と合わせて計70万円>


【三井広報委員会について】
三井広報委員会は、三井グループ企業24社で構成し、様々な文化活動および広報活動を通じて、国際交流や地域社会の活性化に貢献すると共に、社会の繁栄と福祉に寄与し、三井グループのより一層のイメージ向上を目指しています。
<主な活動>
「三井ゴールデン匠賞」の主催
「三井ゴールデン・グラブ賞」の提供
「三井ゴールデン・グラブ野球教室」の開催

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