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波方基地の放出訓練は石油ガスの供給途絶や災害時等の緊急時を想定し、国が備蓄する石油ガス(以下「国備ガス」)を地下岩盤貯槽から地上低温タンクへ放出するもので、プロパン250トンの放出を実施しました。
本訓練はJOGMECが主催し、波方基地の操業会社である波方ターミナル株式会社が実施主体となって行ったものです。波方基地ではこれまで、緊急時の国備ガスの放出を想定した情報伝達訓練を行ってきており、実移送訓練は初めてとなります。また、これまでどおり情報伝達訓練も合わせて実施しました。
訓練実施にあたっては、訓練従事者の役割分担の明確化、計器室とは離れた場所での大型ディスプレーによる作業手順や作業内容の説明、DCS画面モニターやプロジェクター等を活用した訓練内容の「見える化」等に取り組んでおります。
当日は訓練従事者の意識も高く、各種作業手順や関連機器設備の作動確認等も本番さながらに実施し、計画どおり無事訓練を終了しました。
【波方国家石油ガス備蓄基地の概要】
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【波方国家石油ガス備蓄基地紹介ホームページ】
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