イトーキが自社特許を開放 静岡県のフクダサインボードとライセンス契約を締結

株式会社イトーキ 2018年03月26日

From PR TIMES

屋外向けLED看板の製品開発に役立つ知的財産の提供、技術指導

株式会社イトーキ(本社:大阪市城東区 社長:平井嘉朗 以下、イトーキ)は、公益財団法人静岡県産業振興財団主催の、大企業の有する特許等を活用して中小企業の自社製品開発を支援する「知的財産交流事業」において、このたび株式会社フクダサインボード(本社:静岡県浜松市 代表取締役:福田二三雄 以下、フクダサインボード)と特許ライセンス契約を締結いたしました。



<イトーキの知財ビジネスマッチングの取り組みについて>
イトーキは、2015年7月より「知的財産の活用」を目的として、特許を取得していながらも有効に活用できていない技術を外部に開放しています。川崎市との取り組みを皮切りに、自治体約30団体、金融機関約10団体と連携し、日本各地の事業者様(主に中小規模)にライセンスし、その技術を新商品開発や新規事業の創出に役立てていただく取り組みを進めています。

ライセンスの対象としている特許シーズは、いわゆる休眠特許(研究開発を行ったが未実施の技術)や、過去に製品等に採用していた技術を中心とした、他業種でも採用が可能な汎用性の高い技術の特許です。現在、約50件の特許シーズをラインナップしており、そのうちの複数の技術を事業者様に有効活用いただいております。

[画像1: (リンク ») ]

■イトーキがフクダサインボードにライセンスを行った特許技術
『吊下装置及び負荷付ハンガー』〔特願2002-196973号〕
空間を通して電気的に接触させずに電力を送る非接触給電の技術。
給電側のバー(ハンガーポール)の内部の給電線に電流を流すと、磁束の変化によりハンガーのフックに内蔵したコイルに誘導電流が生じ、ハンガポールから非接触でハンガーへと給電を可能にします。

■経過
フクダサインボードが屋外使用看板に対する高いニーズを確認し、防水性を高める技術を探索していたことから、磐田信用金庫(本店:静岡県磐田市 理事長:高柳 裕久)が「静岡県知的財産マッチング会」(2017年11月24日開催)を紹介。
イトーキとの個別面談にて、技術シーズがフクダサインボードの構想していた新製品・サービスの高付加価値化に利用できると考え、静岡県産業振興財団、静岡県発明協会などの支援を受けながら、技術の導入についての意見交換等を重ねこのたびライセンス契約に至りました。

■今後の計画について

[画像2: (リンク ») ]

本件技術ライセンスを受けて、フクダサインボードは屋外向けのLEDのオンフックサインシステムの製品開発を予定しています。
オンフックサインシステムについてですが、LEDの切り文字は背面に電力を受け取るフック端子を備え、背面レールから電力を供給する仕組みで面倒な配線が不要な商品です。今までは屋内向けのみを製造・販売されておりましたが、非接触給電の技術を導入することにより、埃や雨などが心配される屋外の環境でも給電可能となります。
イトーキは、この技術を活用した新製品開発に対して、引き続きサポートを行ってまいります。


*参考:静岡県の知的財産交流事業について
静岡県では、大企業等が保有する開放特許を県内中小企業に紹介し、その特許を活用して企業の自社製品開発につなげる「知財マッチング」に2014年度から取り組んでいます。
この度、開催したマッチング会の成果として、イトーキでは静岡県内初めての締結案件となりました。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)

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