過去10年で最多!2018年(第107回)看護師国家試験 採点除外問題は“10問”

株式会社クイック

From: PR TIMES

2018-03-27 11:01

2018年3月26日に行われた第107回看護師国家試験の合格発表において、公表された採点除外問題は“10問”。「異例の多さ」と言われた昨年(2017年)の8問を上回る数となりました。
この発表を受けて、株式会社クイック(本社:大阪市、代表取締役社長:和納勉)が運営する看護師専用コミュニティサイト「看護roo!(カンゴルー)」( (リンク ») )は、過去10年の採点除外問題数の推移をまとめました。



■2018年の採点除外問題は、過去10年で最多
2018年(第107回)看護師国家試験の採点除外問題は、「異例の多さ」と言われた昨年(2017年、第106回)の8問を上回り、10問。
過去10年で最多となりました。

[画像1: (リンク ») ]

(看護roo! 調べ:過去10年の報道発表資料より作成)


▼詳細▼
今年の採点除外は10問!過去10年で最多!|第107回(2018年)看護師国家試験速報
[ (リンク ») ]


■看護師国家試験の問題数と合格基準
看護師国家試験は、全部で240問。
必修問題50問(A)と一般・状況設定問題(B)190問で構成されています。
[画像2: (リンク ») ]


必修問題をパスするためには80%以上の正答が求められています。
大学入試センター試験にあてはめると「足切り」に該当するラインです。
「正答することが合格の前提条件」ともいえる必修問題に、今回は50問中8問の採点除外が認められる事態となりました。

■採点除外の理由
採点除外となった理由として、「問題自体は試験問題として適切であっても、必修問題としては妥当でないため」と示されたのは6問。
昨年(2017年、第106回)同じ理由で除外された3問から倍増しています。

また、一般・状況設定問題に「受験者レベルでは難しすぎるため」として除外扱いとなったものが1問あり、これは過去10年で初めて示された理由です。

▼詳細▼
今年の採点除外は10問!過去10年で最多!|第107回(2018年)看護師国家試験速報
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■受験者の声
SNS上では、「採点除外多すぎ」と戸惑う声が多くみられます(看護roo!調べ)。
2017年(第106回)の除外数は8問と「異例の多さ」だったにもかかわらず、2018年に改善がみられなかったことから、より適切な問題作成が望まれます。

■看護師国家試験の受験者と合格状況(厚生労働省発表による)
【2018年 看護師国家試験の受験者数・合格者数】
第107回 受験者数64,488人 合格者数58,682人 合格率91.0%

※参考データ【看護師国家試験の受験者数・合格者数推移】
第106回 受験者数62,534人 合格者数55,367人 合格率88.5%
第105回 受験者数62,154人 合格者数55,585人 合格率89.4%
第104回 受験者数60,947人 合格者数54,871人 合格率90.0%
第103回 受験者数58,891人 合格者数52,900人 合格率89.8%
[ (リンク ») ]

▼詳細▼
今年の採点除外は10問!過去10年で最多!|第107回(2018年)看護師国家試験速報
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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