キャピタルメディカ・ベンチャーズ 神奈川県と連携し12億円規模のヘルスケアベンチャーファンドを組成

株式会社キャピタルメディカ

From: PR TIMES

2018-03-28 15:01

医療機関、高齢者施設、神奈川県等を実証フィールドとして提供する国内唯一のVCファンド 第1弾としてヘルスケアベンチャー企業4社へ出資



 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(本社:東京都港区、代表取締役:青木 武士)は、かねてより神奈川県等と連携して取り組んでいました「ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド」を組成し、2018年3月30日から運用開始することを決定いたしました。当ファンド組成に並行して第一弾案件となるヘルスケアベンチャー企業4社の投資も決定いたしました。

「ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド」スキーム

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 「ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド」は、神奈川県等が推進する健康寿命の延伸と新たな市場・産業の創出を目指すヘルスケア・ニューフロンティア政策の一環で企画されたVC(ベンチャーキャピタル)ファンドです。キャピタルメディカ・ベンチャーズは、2017年10月に当ファンドのGP(ジェネラル・パートナー:無限責任組合員)として採択され、2018年3月のファンド組成に向けて準備を進めてまいりました。

 今回、ファンド目標投資額10億円の調達が見込めた事により、ファーストクローズ致しますが、今後も引き続き当ファンドへの出資者募集を行う予定です。
 投資対象は、ヘルスケア分野(医療・介護・ヘルスケア・保育・農業(農福連携など)、食事、スポーツ)のベンチャー企業としており、基本的には設立5年未満のシード・アーリーステージのベンチャー企業を対象としています。第一弾の投資先として選びました4社は、いずれも高い成長力を有し、またヘルスケア領域における社会課題の解決に期待できるとして選定されました。

「ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド」の特徴は、「資金提供」のみならず、キャピタルメディカグループの支援先医療機関や高齢者施設、さらに神奈川県等も連携して「場の提供」をもって成長支援ができる国内初のVCファンドである点です。

 ヘルスケアベンチャーにとって、医療機関や高齢者施設で自社サービスの実証を行う事は容易ではありません。事業開発に必須ながらそのコネクションを築く事が出来ずに、サービス改善に時間がかかる課題をもっています。この課題に対しまして、当ファンドはヘルスケア実証フィールドを提供できる国内唯一のVCファンドとして、ヘルスケアベンチャーと共に事業のPDCAを促進させイノベーションを生み出してまいります。

今後は、神奈川県や他の有限責任組合と連携し、投資先ヘルスケアベンチャーを継続的に支援しつつ、さらに積極的にヘルスケアベンチャー企業への投資、育成を推進してまいります。

■ファンドの概要
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■出資者一覧(神奈川県以下、五十音順)
神奈川県、株式会社鹿児島銀行、株式会社神奈川銀行、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ、株式会社ココカラファイン、スルガ銀行株式会社、独立行政法人中小企業基盤整備機構、戸田建設株式会社、株式会社横浜銀行 他

■第一弾投資先企業(順不同)
Trim(トリム)株式会社、株式会社Lily MedTech(リリーメドテック)、株式会社ハカルス、株式会社Rhelixa(レリクサ)

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日本の授乳室不足を解決するため、可動式の個室ナーシングルーム「mamaro(ママロ)」を開発、運営。授乳だけではなく、離乳食をあげたり、おむつ交換をしたり、とお子様のケアを行っていただくスペースとして、男性にもお使いいただけます。


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次世代型乳がん診断装置「リングエコー」の研究開発。リング型の振動子を用いて乳房を撮像するという新たな手法により、被曝・痛み・高濃度乳房でのガン見落としリスクを無くし、技師のスキルに依存することのない乳がん検査を実現することで乳がん検診受診率をあげると共に乳がん患者のQOL(Quality of Life:生活の質)向上を目指します。


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少量のデータからでも特徴の抽出が可能なスパースモデリングと機械学習を組み合わせた、独自の人工知能「HACARUS-X(ハカルスエックス)」を開発・販売。データ同士の因果関係を解明することが可能になり、人工知能が出した結果と判断の経緯に対する人間の解釈性が大幅に向上します。完全にオフラインのエッジ側端末(組み込み機器)上で人工知能を動作させることが出来、個人情報を含む医療データをインターネット経由でクラウドにアップロードすることなく、人工知能の利用が可能となります。


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次世代シーケンサーより得られたエピゲノムデータの統合解析プラットフォーム「RyuGoo(リューグー)システム」を開発。ゲノム・エピゲノム情報に基づく独自の検査技術で、毎日の暮らしから産業まで様々な場面で簡単に生命情報を活用できる統合解析プラットフォーム創出を目指します。


【株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ】
病院の経営支援や高齢者施設を運営する株式会社キャピタルメディカのコーポレートベンチャーキャピタル。キャピタルメディカのネットワークを活かし、投資先ベンチャーに対し、全国の医療機関と高齢者施設を事業開発フィールドとして提供することができる日本で唯一のヘルスケア特化型ベンチャーキャピタルとしてヘルスケア領域でのイノベーションを推進し、社会に貢献しています。

所在地: 東京都港区虎ノ門1丁目2-3 虎ノ門清和ビル
代 表 者: 青木 武士
事業内容: ヘルスケア領域のベンチャー投資/セミナー・勉強会の開催/経営支援
資本金: 1億円
ホームページ: (リンク »)


プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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